1番安い自動車保険教えます

1番安い自動車保険の探し方を紹介しています。

トヨタ ハイエースバン・レジアスエースの自動車保険と年齢別保険料


純粋な1BOXバンの選択肢が少なくなってしまった現在、ハイエースバンは、法人需要のみならず、商用貨物車の1BOX車がベストチョイスという一人親方など、仕事で使う個人ユーザーに需要が高い車です。

しかし、ハイエースはバン・ワゴン共に盗難被害の多い車として残念なワースト記録を持ち、最新の損害保険協会の「2016年度 自動車盗難事故実態調査」においても第2位でした。

1位のプリウスに比べて販売数の少ないハイエースは、盗難被害率で見ればダントツのトップです。 つまり「ハイエースに乗るなら車両保険は必須!」ということになるでしょう。

今回の記事では、2~5人乗り標準ルーフの「ハイエースバン&レジアスエース(以下:ハイエースバンのみで記載)」の自動車保険料について、40歳の被保険者を中心に20歳の若者から、21歳、26歳、30歳、40歳、50歳、60歳、70歳のドライバーを例に、年齢別の保険料の相場と見積もりをご案内します。

また、ハイエースバンの40歳の保険料について、代理店型損保2社とセコム損保の比較もしてみました。保険料差の違いから見積もり比較の必要性についても再確認して下さい。

ハイエースバン購入時の自動車保険選び、保険の付け方など、ぜひ参考にして下さい。

トヨタハイエースバンの40歳保険料と保険会社

今回のトヨタハイエースバンの保険は、代理店型損保の通販自動車保険という、盗難被害でも急行サービスという独自サービスを持つ、注目の「セコム損保」にて試算しました。

40歳の人が乗るハイエースバンの保険料

今回の試算では、ハイエースバン スーパーGLに乗る40歳のドライバーで保険料試算しました。

年齢制限や運転者制限のみならず複数社の比較見積もりを集めることで、よりサービスの良い「セコム損保」にて、車両保険付きで保険料も安くすることができました。

一般車両保険付きの年間保険料は、41,390円になりました。車両保険金額は、350万円としており十分な補償内容です。また、エコノミー車両にすると年間保険料は、32,080円まで抑えることができます。

(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)

セコム損保を選んだ理由

セコム損保は、旧東洋火災を前身とする国内の老舗損保のひとつで、総合的な商品を取り扱う損保の事故対応など、実績とノウハウを活かした通販型自動車保険を取扱う異色の保険会社です。

また、親会社が警備会社のセコムということもあり、事故や故障時に緊急対処員による現場急行サービスが提供されます。

現場急行サービスは、セコム取り扱いの「ココセコム」位置情報システム(別途有料サービス)を搭載した車両が盗難に遭った際、追跡から危険な現場への急行サービスなども行われます。

セコム損保の車両保険+ココセコムを付けておけば、盗難被害時にも他の損保商品より被害軽減が期待できます。車が出てきたら被害車両の運搬費用、清掃費用なども補償があり、ハイエースバンユーザーには、心強い通販型自動車保険です。

セコムは、個人の生活から企業の運営で想定される様々なリスクを実践的に被害防止、軽減に努めており、それでも被害が生じたときに損害保険でカバーすることで、総合的な保全サービスを提供しています。

「セコムグループの損保」として、事故対応は旧東洋火災からのサービス網を活用し、高レベルの事故対応サービスを提供しています。

新型ハイエースバンを選ぶ人は、トヨタディーラーの自動車保険加入を検討されるかもしれませんが、セコム損保なら保険料も安く、頼れる「セコムの現場急行サービス」も付いており安心です。

自動車保険見積もり比較の例は、当サイトトップページ「自動車保険14社の一括見積もり比較」をご覧下さい。

保険料見積もりの被保険者と車について

ハイエースバンの年齢別保険料の相場は、項目4の「ハイエースバンの運転者年齢別の保険料と解説」を参考にご覧下さい。

また、今回見積もりを行った、被保険者の設定条件、被保険車両の使用方法、年間走行距離など諸条件の詳細は、項目6の「被保険者と補償の基本設定」にてご確認願います。

トヨタ ハイエースバンの安全装備

トヨタハイエースバンに装備されている、予防安全、衝突安全について、考察してみましょう。

ハイエースバンには、いわゆる自動ブレーキと呼ばれる「衝突被害軽減ブレーキ」の装備を選べる車がありません。またハイエースシリーズのバンにも設定はなく、現時点で積極的に作動する予防安全装置はないのが、残念なところです。

2017年7月にマイナーチェンジを受けた、ライバル車「日産NV350キャラバン バン」1BOX商用車待望の衝突被害軽減ブレーキが装備されたので、ハイエースの安全対策が遅れている感は否めないところです。

ハイエースバンの予防安全

オートレベリング機構付きLEDヘッドライト(全車メーカーオプション)
コンライト(自動点灯消灯システム、スーパーGLに標準装備)
フォグランプ(スーパーGLに標準装備)
バックモニター内蔵 自動防眩インナーミラー(全車メーカーオプション)
ブレーキアシスト(ペダルの踏み込み量と速度から緊急性を検知し、より大きな制動力を発生)
ABS(アンチロックブレーキシステム、全車標準装備)

ハイエースバンの衝突安全

SRSエアバッグ(運転席・助手席)
歩行者傷害軽減ボディ
プリテンショナー&フォースリミッター機構付フロントシートベルト(運転席・助手席)
3点式リヤシートベルト(全席)

※各装備のオプションの組み合わせは、購入時に商品カタログを確認して下さい。

直接のライバルとなるNV350キャラバン バンと比べて、衝突被害軽減ブレーキの有無が大きな差になっています。残念ながら300万円を超える車としては、「安全装備の搭載が遅れている」という感は、正直いなめません。

ハイエースは、業務用途の車として長年使っているユーザーも多く、国内外より高い支持を集めている車です。ハイエースファンためにも、予防安全装置の早期搭載を願ってやみません。

トヨタ ハイエースバンの自動車保険に必須の補償内容は?

ハイエースバンの自動車保険では、次のような補償内容で加入しておくと安心です。

ハイエースの任意保険では、必須の対人対物賠償補償を「無制限」で付保し、さらに車両保険の検討が必要です。いまさらですが補償内容について少し補足解説して参ります。

対人賠償補償

近年は、死亡事故件数が著しく減少しており、自賠責保険の保険金拠出も少なくなってきていることから「対人賠償の支払いは少なくなった」という見方もありますが、補償金額を下げる根拠としては危険です。

なぜなら、実態では医師の事故現場派遣など救命治療の進歩による死亡者数が減少しており、命をとりとめた被害者でも重い後遺障による、長期の治療や介護などが必要となっています。

つまり、重度後遺障害を持つ人身事故被害者は減っていません。

事実、対人賠償保険の高額支払いは、重度後遺障害によるものが著しく増加傾向にあり、死亡時よりも保険金支払い額が高くなっています。

ハイエースバンには料率クラスがありませんが、商用車という車の性格から高い損害割合しめしていることからも、対人賠償は無制限で加入しましょう。

対人賠償の補償金額はなぜ「無制限」がいいの?

対物賠償補償

物損の補償に「無制限」は不要! という人もいらっしゃいますが、それはどうでしょうか?

乗用車事故の例ではありませんが、首都高速道路で起きたタンクローリーの横転火災事故では、道路の復旧費、営業損害等により32億円の賠償金支払い判決が下されたケースもあります。

対物賠償補償は、たとえ保険金額を2000万円に抑えても無制限との差は月額で200円程度です。(35歳20等級の一例、等級割引による違いあり)

業務使用で利用機会の多いハイエースバンは、必然的に物損事故に遭う確率が増えます。対物賠償補償は「無制限」で付保しておいた方が無難です。

賠償保険は万一を考えて最大限で加入しておく方が安心です。事故を起こしたときに被害者への補償が不足しないよう万全に備えておきましょう。

対物賠償は無制限に!補償額2000万と無制限の差は約200円!

搭乗者補償

ハイエースバンは、搭乗者補償を人身傷害補償でカバーすることをおすすめします。この補償ひとつで治療費から休業損害までの実損害を確実に補償できます。

搭乗者の補償対象は、主に運転者本人と従業員、取引先の人、また自家用として見た場合、家族、友人、知人も対象になるので、どんな事故にも万全に対応できる確実な補償が必要です。

なお、単独事故や相手からの補償が遅れるような場合でも、人身傷害補償を付保しておけば医療機関への直接支払いなど発生時点で支払ってもらえるので安心です。人身傷害の補償額は、3000万円~5000万円の範囲で付保すれば十分機能するでしょう。

運転者を含む搭乗者に高齢者が想定される場合、定額支払いの搭乗者傷害補償を1000万円ほど追加付保しておくと安心です。

理由は、高齢者の場合、一般的に将来の所得が少なくなるため逸失利益が少なく見積もられるからです。所得が年金のみで少ないと、死亡や後遺障害の被害を受けたときの補償が少なくなるので、定額払いの搭乗者傷害保険で不足を補うようにしましょう。

車両保険

ハイエースバンは、周知のとおり盗難被害の多い車です。

車両盗難などの被害事故では、業務で使う人にとって致命的な損害となることもあります。したがって一般車両保険、エコノミー車両保険の2択で検討しましょう。

ハイエースバンの車両価格から勘案して最低でも新車から最低5年は、車両保険を付けた方が望ましいです。仕事で使っているが故に万一の事故の際は、業務が止まらないよう「レンタカー費用補償」も追加して車両保険付保が可能な限り加入を続けることをおすすめします。

ハイエースバンは、万一の衝突の際に衝突安全性能が高い衝撃吸収構造のボディとエアバッグシステムにより、搭乗者へのダメージは最小限となるよう設計されています。

しかし、衝撃が車体全体に及びやすい1BOX形状のハイエースバンのダメージは、車両価格に比例しその分修理費用もかさみます。

また、ハイエースバンには、フロントシートのデュアルエアバッグが全車標準装備になっていますが、衝突時にエアバッグが展開した場合、エアバッグの再利用はできずパーツをユニットで交換することになり、修理費用がかさみます。

なお、交通事故では過失割合に応じた修理費用が自己負担となるため、最低限でもエコノミー車両保険への加入検討をおすすめします。

新型ハイエースバンは、海外で人気の1BOXカーということもあり、ハイエースバン同様、「盗難リスクがとても高い車」となっています。予期せぬ盗難被害のリスクにも備えて車両保険加入が必須の車です。

自動車泥棒への第1の予防策は、確実な施錠です。 客先やちょっと車から離れる際にも、必ずキーを抜いて施錠しましょう。 なおキーを付けたまま、無施錠などで盗難された場合、保険金支払いが困難になることがあるので、必ず励行して下さい。

ハイエース盗難予防のノウハウについて、関連記事をご紹介します。

あなたの車は何位?盗まれやすい車ランキング | 盗難防止策&装置も紹介

特約

「弁護士費用特約」
もらい事故などの被害事故での賠償請求を弁護士に頼む場合、高額な弁護士費用を最大300万円まで補償してくれる特約です。(セコム損保は自動付帯)

「新価特約」
新車登録から一定期間付けることができる特約で、事故による車両損害の修理見積もりが保険価額の50%を超えた場合、新車の買替費用として保険金額を上限に保険金が支払われる特約です。

また、新車で買ったハイエースバンが事故で大破した場合、「新価特約」を付けておけば、大きな事故で修理費が保険金額の50%以上となった場合、新車に買い替えするための費用が車両保険の保険金額を上限に支払われます。(実質全損と同等)

残念ながらセコム損保の自動車保険には、この「新価特約」が用意されていません。ダイレクト損保では、「イーデザイン損保」「セゾン自動車火災」、「ソニー損保」の3社のみ取扱っています。

しかし、4ナンバーのハイエースの保険引受については、契約ごとに対応に違いがあるので個別に見積もり依頼と相談が必要になります。なお、大手3社を含む代理店型損保でも多くが取扱っています。

保険料見積もりを集めるときの注意点

自動車保険は、毎年更新する掛け捨ての保険なので、前年と同じ内容の自動車保険を何も比較検討しないで加入するのは、保険料のムダに気付かずにいるかもしれません。

これからの自動車保険選びは、代理店や保険会社任せにせず、保険会社、被保険者の年齢や運転者の範囲、ノンフリート割引など、様々な条件を検討し、何社かの見積もりを集めて比較検討することが賢明な方法です。

トヨタ ハイエースバンの年齢別の保険料と解説

今回は、「トヨタ ハイエースバン GL」の年齢別保険料を、「セコム損保」にて試算します。

年齢別の設定詳細は、年齢を問わず補償(20歳)、21歳以上を補償(21歳)、26歳以上を補償(26歳、30歳)、35歳以上を補償(40歳、50歳、60歳、70歳)としました。見積もりの結果は以下のとおりです。

・20歳/8等級:年齢を問わず補償(グリーン)
一般車両(年払):255,460円
エコノミー車両(年払):201,290円
・21歳/9等級:21歳以上を補償(ブルー)
一般車両(年払):135,510円
エコノミー車両(年払):107,010円
・26歳/14等級:26歳以上を補償(ブルー)
一般車両(年払):89,750円
エコノミー車両(年払):69,880円
・30歳/17等級:26歳以上を補償(ゴールド)
一般車両(年払):61,980円
エコノミー車両(年払):48,570円
・40歳/20等級:35歳以上を補償(ゴールド)
一般車両(年払):41,390円
エコノミー車両(年払):32,080円
・50歳/20等級:35歳以上を補償(ゴールド)
一般車両(年払):41,050円
エコノミー車両(年払):31,770円
・60歳/20等級:35歳以上を補償(ゴールド)
一般車両(年払):45,180円
エコノミー車両(年払):34,780円
・70歳/20等級:35歳以上を補償(ゴールド)
一般車両(年払):53,250円
エコノミー車両(年払)40,760円

(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)

セコム損保なら35歳から69歳まで「高齢運転者対象外特約」でさらに割引できる!

事故の少ない35歳から69歳の被保険者を対象に高齢運転者対象外特約を付帯することができます。この特約により、優良運転者をさらに絞り保険料を安くしています。

セコム損保の場合、保険料率は50代がもっとも安いのですが、平均的に40代から60代まで安く、その差もわずかとなっています。

業務使用でガッツリ走る人注目!

年間走行距離が多い人には、セコム損保の自動車保険がぴったりです。現在ほとんどの自動車保険で走行距離によるリスク区分が保険料に反映していますが、セコム損保では、走行距離のリスク区分を導入していません。

なお一部の通販自動車保険でも業務使用の4ナンバー、1ナンバー車両について、走行距離制限を設けない保険会社(ソニー損保等)もあります。

年間走行距離が多い業務使用の車の場合、保険会社のリスク区分にも注目しながら、相見積を取って比較しましょう。

盗難リスクを下げるなら

今回の見積もりでは、一般車両保険とエコノミー車両保険の2タイプで見積もりしています。ハイエースなら盗難リスクを勘案して、最低でもエコノミー車両保険の付保を検討して下さい。

なお、今回の見積もりでは、車両保険の免責金額を一律10万円に設定し、保険料を抑えてみました。 セコム損保の場合、免責金額を20万円に設定することも可能で、その場合はさらに保険料負担を軽減できます。

一定金額までの少額損害は、自己負担とし修理費を経費処理することである程度までロスを抑えることができます。 車両保険付きの保険料を抑えるテクニックとして免責設定を見直すようにしましょう。

ハイエースバンの保険料相場

3ナンバーのハイエースバンは、同じクラスの5・7・3ナンバーワゴン車と比べて料率クラスこそありませんが、業務で使うことから走行距離も多く保険料は自ずと上がります。

ハイエースバンは、もっとも盗難率の多い車でも知られており、長年の事故データの実績からも料率クラスが今後下がる期待は薄いと考えられます。

なお、事故により保険料が上がる場合、保険料比較で他社に乗り換えを希望する人もいると思います。しかしハイエースバンの場合、事故が比較的多いため、どの保険会社でもあまり歓迎されず、オンライン見積もりすらできない保険会社もあります。

したがって希望しても保険会社の乗り換えがかなわないこともあるでしょう。

現契約の期間中に事故で保険を使った人は、早めに見積もり比較などを実施して保険料相場を把握し、更新契約手続きを進めましょう。

ハイエースバンの保険料が高いと感じたら?

保険料が各社で異なる今、「保険料が高いと感じたら?」他社の見積もりを集めて比較してみましょう。

いくつかの保険会社(特にダイレクト損保)の見積もりを比較すれば、保険料の違いが確実に見えてきます。しかし自分で損保の見積もりを集めるには時間がかかり、同条件での正確な入力作業も難しくなるのも現実です。(1社10分程度)

そこで、損保各社の自動車保険見積もりを集める、「一括見積もりサービス」を利用すれば、5分程度の入力作業で希望する保険会社の見積もりを一度に集めることができます。

「保険料が高い!」と感じたなら「試してみる価値あり」です。

トヨタ ハイエースバンの保険料比較

ハイエースバンは貨物自動車のため一般的に保険料が高くなりますが、商用車の場合、代理店型損保とダイレクト損保を比較するとどれほど違うのでしょうか? 40歳のドライバーを例に見積もり比較してみます。

なお、今回の見積もりでは、契約する自動車の所有と被保険者が個人の前提です。法人所有使用する貨物自動車については、参考程度にとどめ見積もりを取って比較して下さい。

比較損保:
・三井住友海上「GKクルマの保険」
・共栄火災「KAPくるまる」
・セコム損保/自動車保険
車種:ハイエースバン 標準ルーフ スーパーGL(KDH201V)
使用目的:業務使用
走行距離:制限なし
被保険者:本人に限定
車両保険価額:万円
割引:各損保で可能な割引はすべて算入

試算の結果は以下のとおりでした。

・三井住友海上「GKクルマの保険」
一般車両付き:71,470円
エコノミー車両付き:56,670円
車両保険無し:38,660円
・共栄火災の自動車保険「KAPくるまる」
一般車両付き:62,030円
エコノミー車両付き:48,930円
車両保険無し:33,300円
・セコム損保「自動車保険」
一般車両(年払):41,390円
エコノミー車両(年払):32,080円
車両保険無し:20,950円

(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)

代理店型損保2社の比較

代理店型の自動車保険については、大手「三井住友海上」と中堅「共栄火災」の2社で試算しましたが、明らかに保険料の差が出ました。

共栄火災の自動車保険は、三井住友海上と比べてかなり安くなることが分かりました。使用目的が業務使用の場合は、確実に共栄火災の方が安くなります。

両社の保険料差額は、基本補償の車両保険無しで5,360円の開きがあります。また、一般車両保険だと9,440円と差が開き、エコノミー車両保険でも7,740円も違い、無視できない差が付きました。

共栄火災は、特約補償などで三井住友海上の商品と比べて劣る点も無く、仮に長期契約、長期優良契約割引を付けけた場合でも、両社の自動車保険はほぼ同じ条件で加入できます。

なお、共栄火災の場合、10台以上多数の車両を持つ所有者へのフリート契約や法人需要にも対応できる代理店型自動車保険なので、ベース保険料の安い共栄火災の方がお得です。

代理店型損保とダイレクト型損保の比較

今回、ダイレクト型の見積もりは、年齢別と同様にセコム損保で試算してみました。

セコム損保では、業務使用の場合でも走行距離に制限のない保険料になっており、業務使用で走行距離が多い人にはありがたい契約条件です。

セコム損保の場合、個人の業務使用車両でも、代理店型自動車保険で安い保険料とされている共栄火災よりも安くなりました。

代理店に業務用保険を依頼している人は?

ただし業務使用の自動車保険の場合、保険料だけで決めるものではなく、総合的に考慮する必要があります。

例えば、一人親方にも人気のあるハイエースバンの場合、自動車保険は確実に通販商品が安くなります。

しかし仕事上に必要な「請負賠償責任保険」や「生産物賠償責任保険(PL保険)」などの付保を代理店に委ねている場合、自動車保険だけを相談無く他社に移すのは、少々危険かもしれません。

いわゆる新種と呼ばれている業務用の賠償責任保険は、ちょっとした事故で損害率が上昇した場合、保険会社や代理店との取引関係が薄いと契約更新が困難になることがあるからです。

もう一度言いますが、業務用の保険を代理店に依頼している場合、自動車保険も一緒に依頼する方が総合的に良いかもしれません。

そのような人は、業務用の自動車保険が安い共栄火災は、選択肢の1つとして検討に加えて見るのも一考です。

なお、ハイエースの業務使用でも自動車保険しか必要がない人は、ダイレクト型自動車保険でも十分にリスクカバーできるので各社の見積もりを比較検討して、より安い保険会社を見つけましょう。

被保険者と補償の基本設定

見積もり試算日:2017年9月14日

被保険車両(型式):トヨタ ハイエースバン・レジアスエース(KDH201V)
グレード:標準ルーフ スーパーGL(2WD)
料率クラス:車両:― 対人:― 対物:― 傷害:―
初度登録年月:2017年(平成29年)9月
用途車種:自家用小型貨物車

年齢:被保険者ごとに設定
居住地(登録地):東京都

適用ノンフリート等級:
20歳の試算では8等級(-40%)
21歳の試算では9等級(-43%)
26歳の試算では14等級(-50%)
30歳の試算では17等級(-53%)
40歳、50歳、60歳、70の試算では20等級(-63%)

前年事故の件数:0件
前年事故あり係数:0年

年齢条件:
20歳は「年齢を問わず担保」
21歳は「21歳以上を補償」
26歳、30歳は「26歳以上を補償」
40歳、50歳、60歳、70は「35歳以上を補償」
※40歳、50歳、60歳は「高齢運転者対象外特約」を適用

運転者限定:被保険者本人のみ

運転免許証カラー:
20歳は「グリーン」
21歳、26歳は「ブルー」
30歳、40歳、50歳、60歳、70歳は「ゴールド」

使用目的:業務使用
年間走行距離区分:なし

対人賠償(基本補償):無制限
対物賠償(基本補償):無制限
人身傷害(基本補償):3000万円(契約車両搭乗中のみ)
搭乗者傷害:1000万円

一般車両保険:350万円 (免責:10万円)

特約:
対物超過修理費用補償特約(50万円)
他車運転危険補償特約

その他のサービス:
示談代行サービス
ロードサービス
提携修理工場サービス

割引:インターネット、証券不発行、ゴールド免許(該当条件のみ)、高齢運転者対象外特約(該当条件のみ)

保険料試算に際し、設定条件や補償内容の諸条件を可能な限り同じにしておりますが、保険会社によって補償や限定範囲の違いなどがあります。若干の差異については予めご了承下さい。


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