1番安い自動車保険教えます

1番安い自動車保険の探し方を紹介しています。

トヨタ ハイエースワゴンの自動車保険と年齢別保険料の相場


10人の大人が余裕をもって乗車できる1BOXの「ハイエースワゴン」、残念なことに盗難被害のワースト上位ランクの車としても知られており、その分の保険料負担も大きな車です。

今回は、保険料の安いダイレクト自動車保険を使って、ハイエースの保険が車両保険付きでも安い、新車と中古車の保険料を年齢別に詳しくご案内します。

→トヨタ ハイエースワゴンの保険料例
ダイレクト自動車保険で見積もりしたハイエースワゴンの、車両保険付き保険料は「35,180円」でした。

車名:トヨタ ハイエースワゴン GL
初度登録:令和元年5月
車両保険金額:335万円
被保険者条件:30歳~39歳、20等級、運転者限定なし
自動車使用条件:日常レジャー、走行距離 年間5,000㎞

この見積もりは、低価格の代理店型自動車保険(楽天損保)と比べて「33,380円も安い」保険料です。

(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)

なお、今回の年齢別保険料は、東京海上グループのダイレクト自動車保険「イーデザイン損保」の見積りを例に解説して参ります。

年齢別保険料は、2019年の新車および、平成21年式(2009年)現行モデルの中古車について、それぞれ4つの型式モデルごとに年齢別の表にまとめました。

また、契約更新時に乗りかえする場合の保険料について「21歳、26歳、35歳、45歳、55歳、65歳」の年齢別に、ダイレクト型と代理店型の見積もり比較をしています。

今回は「イーデザイン損保」と、ダイレクト自動車保険No1.の「ソニー損保」、代理店型自動車保険「楽天損保」の3社で見積もり比較しています。各社保険料の違いを確認してみましょう。

また、ハイエースワゴンの場合、40代50代の親が20代の子供と共用するケースがあり、20代30代のドライバーがはじめて購入する車としても人気があります。

そこで、はじめて契約する自動車保険の純新規保険料と、親子共用の保険料についても、3社の見積もりで比較してみました。

今回の「記名被保険者と補償内容の基本設定」は、本文の終わりにまとめておりますので、必要に応じてご確認下さい。

なお、本文中に記載の保険料は、あくまでも参考目安としていただき、契約前に必ずあなたの車に合わせた見積もりを取って比較検討しましょう。

契約中の自動車保険更新時、ハイエースワゴンの新車中古車購入時など、自動車保険選びの参考にお役立て下さい。

トヨタハイエースワゴンの自動車保険の相場【年齢別・新車】

さて「トヨタハイエースワゴン」年齢別保険料は、いくらくらいでしょうか?

今回は、「26歳以上の見積もりが安い!」と評判の「イーデザイン損保」にて、一般車両保険付き・エコノミー車両保険のそれぞれを見積もりしました。

年齢の設定は、20歳、21歳、26歳、30歳~39歳、40歳~49歳、50歳~65歳、65歳~69歳、70歳~74歳と、それぞれの年齢別に試算を行い一覧表にまとめています。

ご覧の際は、該当する型式・グレードの列に表記されている年齢別保険料を参考にして下さい。

なお、グレードやオプションの違いにより車両保険金額が多少異なる場合でも、同一の型式なら保険料に大きな違いは生じません。

また、新車購入から1年目2年目の車も、同じ型式のモデルならこちらの保険料表が参考になります。旧年式のハイエースワゴンの場合は、後述する「ハイエースワゴン 旧年式車の自動車保険の相場」をご覧下さい。

→トヨタ ハイエースワゴンの新車型式モデル
現行のトヨタハイエースワゴンは、2004年の発売以来、数年ごとにマイナーチェンジが施されベストセラーを続けている、日本を代表する1BOXワゴンです。

2017年には、待望の衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」が標準装備され、予防安全性能が大幅に向上しました。
ミリ波レーダーと単眼カメラの異なる2つのセンサーによる、前方車両や歩行者に対する高い認識性能が確保され、信頼性の高い衝突回避支援型のプリクラッシュセーフティ システムが組み込まれています。

今回、保険料見積もりを行った型式は、以下のとおりです。
型式:TRH214W、TRH219W、TRH224W、TRH229W(現行車種の新車・旧年式車)

次の年齢別保険料表をご覧になる際は、該当する型式モデルの保険料を参考にして下さい。該当車種の「型式別料率クラス」は、表の下に掲載しておりますので参考にして下さい。

トヨタハイエースワゴン【新車】の年齢別保険料の見積もり

(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)

トヨタハイエースワゴンの年齢別の保険料は、等級の違い以上に保険料差が開きました。特に18歳から20歳までが対象になる20歳の保険料がとても高く目立ちます。

その他、現行モデルはデビューから15年間も変わっていない型式モデル(TRH214WとTRH219W)と、その型式別の料率クラスでは、車両クラス[5~6]の高さにより比較的高い保険料となっています。

したがって年齢が26歳以上で等級が進んでいる人は、割引により保険料負担は少なくなります。

しかし、年齢が若い人や等級が高い人、10代20代の子供と共用する人は保険料が高くなるので、イーデザイン損保のようなダイレクト自動車保険を加えて比較検討してみましょう。

なお、今回20歳ドライバーの等級は、無事故で3年目の更新契約を想定し8等級(-40%)で見積もりしましたが、21歳9等級まで進むと保険料はグンと下がることも、見逃せないポイントのひとつです。

その後も順調に無事故で更新が進むと、35歳までには最高等級の20等級に達し、もっとも安い保険料で契約が可能になります。

イーデザイン損保の場合は、26歳から低価格の保険料水準が64歳まで続きますが、70歳を超えると35歳時の保険料と比べて1.4倍近い保険料になります。

したがって、60歳を超えて保険料が上がり始めたら、ライバル他社との比較をしてより安い自動車保険を探しましょう。

実のところ自動車保険は、契約する運転者の年齢やノンフリート等級、運転者範囲、補償内容など、条件ごとに異なり、また保険会社ごとに保険料が大きく違ってきます。

今回見積もりしたイーデザイン損保の保険料が決定的に安値ということではありません。概ねダイレクト自動車保険の平均額は下回っていますが、各年齢層の最安値ということではないので、その点を踏まえて参考にして下さい。

したがって現在の自動車保険は、「この保険会社が1番安い!」と単純に断言できません。契約前に複数の保険会社から見積もりを集め、補償内容と共にかならず比較検討しましょう。

後述する「ハイエースワゴン 自動車保険の乗りかえ保険料比較」では、21歳、26歳、35歳、45歳、55歳、65歳、それぞれの年齢で3社の保険料比較を行っています。更新時に保険会社の乗りかえを検討している人は、そちらも参考に検討を進めて下さい。

新車のトヨタハイエースワゴンで対象になる割引と適用条件

自動車保険は、新車登録時から一定期間適用になる割引があります。新車時のみの主な割引は次の3つです。

①新車割引
②エコカー割引
③ASV割引

①新車割引は、車検証に記載されている新車の「初度登録年月」から25か月間適用になる割引です。

具体的には、「保険開始日が車の初度登録年月から25ヶ月以内の契約」と定められているので、保険の開始日が登録から30日以内であれば、1年目から3年目の契約まで適用になるので最大3年間割引が受けられます。

保険会社により期間や割引率の規定が異なる場合があるので、見積もり時に確認しましょう。

②エコカー割引は、いわゆる低公害・低燃費車を対象とした割引で、電気自動車(EV)、燃料電池自動車(FCV)、自動車(HV、PHV)、メタノール自動車、天然ガス自動車(LPG)などが該当します。対象車種、取り扱いの有無は、保険会社により異なるので見積もり時に注意して確認しましょう。

エコカー割引は、保険会社ごとに適用期間も異なり、初度登録年月より13か月以内、25か月以内などがあり、対象車種が異なるなど、保険会社ごとに規定が異なるので見積もりを取る際に必ず確認しましょう。

③ASV割引は、一般に「自動ブレーキ割引」とも呼ばれ、その名の通り先進安全技術の「衝突被害軽減ブレーキ」の搭載が前提となっています。

ASV割引の適用には、以下の2つの要件を満たす必要があります。

AEB(衝突被害軽減ブレーキ)が搭載されていること
契約車両の型式の発売年月が「保険始期日の年から3年前の4月以降」であること

以上、新車のハイエースワゴンでは、上記①②③の割引規定により、①が適用になり、②のエコカー割引、③のASV割引は、対象外となります。

ハイエースワゴンは、ASV割引が対象外の型式モデルですが、いずれの車種・グレードにも予防安全性能に優れた同じ「トヨタ セーフティ センス」が装備されるので、安心して運転できる車としてすべての方におすすめできる1台になっています。

毎年見直される!ハイエースワゴンの型式別料率クラス

型式別料率クラスのアップダウンは、毎年の保険金支払いによる損害率を勘案し見直しが実施されます。ハイエースワゴンの場合は、予防安全運転支援装置の搭載も進み事故を起こしにくい車へと進化しています。

しかしハイエースワゴンは、過去15年の間に予防安全装置「トヨタ セーフティ センス」未搭載の車種が多数販売されており、現在でも共通の型式であることから型式別料率クラスが高くなる可能性は否定できません。

近年、車両保険金の支払い単価は、登録車全体を見ると上昇傾向にあります。ハイエースワゴンのような盗難被害の多いモデルでは、全損相当の被害に及ぶこともあるので車両保険の加入は必須と心得ましょう。

最新の型式別車両クラスを調べるなら、次の記事カテゴリーから該当の新しい記事をご覧下さい。

 

新車の自動車保険選びで注意するポイント

新車を購入した際や購入後の保険選びについて、注意点をご案内します。

保険料の事前見積もりは必須!

新車購入時は、現在契約中の自動車保険に記載されている車両を入れ替える手続きが必要です。

自動車が変わる場合、一般的に「型式別料率クラス」をはじめ、車両条件や被保険者条件、補償内容などが変わるので、変更点を確認し、保険会社への速やかな通知と条件が変わることによる、保険料の追徴(返還の時もある)を試算してもらう必要があります。

また、現在の保険を中途更改して新たに入り直す場合は、「旧契約の解約日と新規加入の保険始期日を納車日に合わせて同日付で」事前に手続きを完了させておく必要があります。

また、純新規で加入する際も納車日に保険始期日を合わせて、契約手続きを完了させておきましょう。

保険料の事前見積もりは、車両入替、中途更改、新規加入とともに、必要な事柄は、該当する車の型式と自動ブレーキ装着の有無です。通常、売買契約書に記載がありますが念のため販売店に確認しましょう。

補償内容と契約条件の見直し

購入時、継続更新に限らず新車から3年以内は、新車だけの割引や車両保険の新価特約など、特別な割引や選べる補償があるので、各社の見積もり内容をしっかり確認し検討して下さい。

特に車両保険の保険金額や免責、「新価特約」、「車両無過失事故に関する特約」など、新車に必須の特約は、車両入替時に検討が必要です。ドライバーの範囲や年齢条件なども含めてしっかり確認しましょう。

ハイエースワゴンの自動車保険選びにおいては、補償内容を工夫し見積もり比較などを利用すれば、保険料を抑えることも可能です。

 

ハイエースワゴン 旧年式車の自動車保険の相場【年齢別・中古車】

ハイエースワゴンの中古車は、新車価格から比べると手ごろな値段に落ち着き、買いやすく魅力ある選択肢が増えます。

今回は、中古車市場において割安感が進んだ現行型式の旧モデル、平成21年式(2009年)の4車種から、型式と年齢別に保険料をご案内します。

なお今回試算した年式より2~3年ずれている場合でも、車両保険金額による保険料差は少ないので、型式が同じならこちらの保険料を参考にご覧下さい。契約前に必ず正確な見積もりを取り寄せ比較検討して下さい。

年式別の年齢別保険料表をご覧いただく際は、あなたの車と同じ型式の車種を選び参考にして下さい。また該当車種の「型式別料率クラス」は、表の下に掲載しておりますので参考にして下さい。

トヨタハイエースワゴン「平成21年式(2009年)」の年齢別保険料

型式:TRH214W、TRH219W、TRH224W、TRH229W(現行モデルの旧年式車・中古車)

それぞれのグレードにFFと4WDの駆動方式があり、好みに合わせて自由に選ぶことができます。ただしこの年式に車の設定はありません。

「トヨタハイエースワゴン」は、中古車販売価格を踏まえ車両保険金額を130万円~175万円(車両標準価額)としましたが、新車時の車両価格やオプション品を踏まえ保険金額を調整することができます。

お見積りの際は、あなたのハイエースワゴンのグレードに合わせて保険金額を設定しましょう。

平成21年式のハイエースワゴンは、経過年数によりASV割引、新車割引、エコカー割引などの対象ではありません。

これからハイエースワゴンの中古車を購入するならこの点を踏まえて自動車保険を検討して下さい。

なお、旧年式車のハイエースワゴンを選ぶ際は、型式別料率クラスが「上がってるか?下がってるか?」ぜひ確認して欲しいポイントです。今年と前年の型式別料率クラスを比べるなら、次の「損害保険料率算出機構」のWEBサイトが便利です。

【参考ページ】
→型式別料率クラス検索

旧年式車と中古車の車両保険

ハイエースワゴンの車両保険金額は「購入価格+オプション品+消費税等」の合算が補償の対象です。

新車から数年経過した旧年式車や中古車の場合、保険料がかさむ車両保険を付けることに躊躇される方もいらっしゃるでしょう。しかしハイエースワゴンの場合、予想以上に修理費用がかさむこともあります。(多くの場合パーツ交換)低価格の中古車でも車両保険を付けておく方が安心です。

車両保険は、今回見積もりしたように、単独の自損事故や当て逃げの補償をしない代わりに保険料が安くなる、エコノミー車両保険もあります。

車両保険の保険金額は、保険会社ホームページの見積もりシミュレーターにて、提示される標準価額の範囲内で任意に設定が可能です。

車両保険金額が足りない場合、保険金不足となり損害を十分カバーできない恐れもありますが、逆に多すぎると無駄な保険料を払うことになるので、実態に即した車両金額に任意で調整しましょう。

なお保険金額を必要以上に高くつけると、全損時の保険金支払いの際に「損害の実態と異なる」という観点から、保険金支払いに難色を示す保険会社もあります。

車両保険金額は、実損害のてん補が基本ですから、状況次第では、時価額相当に減額されることもあるので気を付けましょう。

特に代理店を介さない、通販型ダイレクト自動車保険の契約では、保険金請求時のトラブル回避のためにも保険金額の設定に注意して下さい。契約前に必ず見積もりを取って、保険料の比較検討を行いましょう。

車両保険の正しい金額目安は?車両金額を決める3つの注意点!

 

ハイエースワゴン 自動車保険の乗りかえ保険料比較

トヨタハイエースワゴンの自動車保険は、「対人賠償、対物賠償、傷害」基本補償部分の型式別料率クラスが「3~4」以下に指定されていることから、比較的損害率が低い車(事故が少ない車)と見ることもできます。

なお、車両保険に影響する車両クラスは「5~6」で指定されているので、保険会社によって若干保険料が高くなります。

一般的に保険料が安くなる26歳以上であっても、取り扱い会社の違いだけで6万円以上の差が生じることもあり、保険会社選びにも注意が必要です。

そこで、年齢別の各社の保険料差が気になる方に、更新時の保険会社乗りかえの参考に、21歳、26歳、35歳、45歳、55歳、65歳のドライバーの保険料例を3社比較の表にまとめてご案内します。

今回の見積もりでは、通販型ダイレクトの「ソニー損保」、「イーデザイン損保」、そして代理店型自動車保険の「楽天損保」の試算例を比較してみました。

「21歳の被保険者」更新時の乗りかえ見積もり3社比較

今回は、8等級からの継続更新を前提に9等級で試算しましたが、21歳のドライバーの場合、保険料が安いと感じられるほどにはなりません。

しかし、代理店型とダイレクト型では、こんなに差があるので現契約を自動車ディーラーや代理店で加入しているなら、ダイレクト型との見積もり比較をしてみれば現状よりも安い保険が見つかるかもしれません。

今回、21歳の更新保険料比較(9等級 -43%)では、ご覧のとおり一般車両保険で比べた場合、イーデザイン損保(117,430円)に対し、楽天損保(197,160円)となり、保険料差が 79,730円も開きました。

車両保険なしの基本契約でも 32,710円の差が生じるので、21歳~25歳のドライバーは、ダイレクト自動車保険の保険料を一度確認してみましょう。

「26歳の被保険者」更新時の乗りかえ見積もり3社比較

代理店型と通販型商品の保険料の違いは、数字ではあまりピンと来ないかもしれませんが、グラフで見ると一目瞭然です。

26歳の更新保険料比較(14等級 -50%)では、ご覧のとおり一般車両保険で比べた場合、イーデザイン損保(71,940円)に対し、楽天損保(137,850円)となり、保険料差が 65,910円も開きました。 基本契約のみでも 25,970円もの差が生じます。

まだ保険料が割高な20代の被保険者の場合、通販型のダイレクト自動車保険の方が安くなるようです。

「35歳の被保険者」更新時の乗りかえ見積もり3社比較

代理店型と通販型の保険料の違いは、今回の比較表を見れば明らかです。

ご覧のとおり車両無しの場合、イーデザイン損保だと19,580円のところ、楽天損保では33,370円となり、差額は13,790円でした。
また、一般車両保険を付けてると、イーデザイン損保なら35,180円で済むところ、楽天損保だと68,560円と約2倍もの保険料になることがわかります。

つまり、楽天損保の保険料は、イーデザイン損保の2年分に相当するくらい大きな違いあるといえるでしょう。同じ補償内容なら「通販型ダイレクトの方がかなり安い」ということが良くわかる結果になりました。

「45歳の被保険者」更新時の乗りかえ見積もり3社比較

代理店型と通販型ダイレクトの違いは、各社の保険料が最低水準に達する45歳時でも、かなりの差が生じました。

ご覧のとおり、代理店型との差はもちろんですが、通販型のダイレクト自動車保険2社の間でも、次のように車両保険付きの保険料差が大きく開きます。

一般的に通販型ダイレクトの代表格である「ソニー損保なら安い!」と思われている方が多いようですが、車両保険を付けた場合、イーデザイン損保なら35,720円で済むところ、ソニー損保だと49,380円もかかり、13,660円も高くなります。

条件次第ではイーデザイン損保と比べても、さらに安いダイレクト自動車保険もあるので、損保各社の見積もりを集めて比較することが必要です。

「55歳の被保険者」更新時の乗りかえ見積もり3社比較

代理店型と通販型商品の保険料の違いは、保険料が安い55歳のドライバーでもかなり差がついています。

ご覧のとおり一般車両保険の場合、イーデザイン損保なら 37,350円で済むところ、ソニー損保だと 51,290円となり、楽天損保では66,150円になりました。

代理店型の自動車保険が高いことは、予想通りともいえますが、一般的に安いと考えられている通販型ダイレクトの代表格「ソニー損保」の保険料が意外にも高く、今回のようにダイレクト同士の比較で1万円以上の差が生じることもあります。

今回の見積もり比較に限らず「保険会社ごとに保険料が異なる」ので気を付けて下さい。

特に車両保険が含まれる場合、各社保険料率の違いが顕著になるので、一度、あなたの自動車保険契約の補償内容と保険料について、他社の見積もりと比べて見ることをおすすめします。

「65歳の被保険者」満期更新時の乗りかえ3社比較

自動車保険も65歳ドライバーの契約となると、3社すべてが35歳時の保険料と比べてかなり高くなります。

例えば一般車両保険付きの契約を比べると代理店型の楽天損保では、35歳が 68,560円のところ、65歳で 76,130円となり 7,200円ほど高くなりました。

ダイレクト型のソニー損保では、35歳が 49,650円のところ、65歳で 57,880円となり 8,230円高くなります。

同様にイーデザイン損保の場合では、35歳の 35,180円が、65歳 39,480円と 4,300円のアップで済みました。

このように保険会社によって値上がり幅は異なり、さらに保険料も違うので、60代になって保険料が上がってしまった人は、今回と同じように見積もりを比べて値上がりの少ない保険会社を探してみましょう。

自動車保険は掛け捨てです!

ムダな保険料を抑えるためにも、現在、代理店型自動車保険で契約されている方、また通販型のダイレクト自動車保険の契約者も、今一度、現契約の見直しをおすすめします。

特に代理店型自動車保険に加入している人は、ダイレクト自動車保険のWEBサイトに設置された「見積もりシミュレーター」を利用して、ご自身の契約内容と比べて見ることをおすすめします。

また「一括見積もり比較サービス」を利用して、複数社の見積もりをまとめて検討することも、かんたんで便利な選択となるでしょう。

もちろん、保険料の多少の違いは気にしない方もいるでしょう。しかし保険会社ごとに大きな差があることだけは、情報としてしっかり押さえておいて下さい。

今回の保険料比較で3社を選んだ理由

ソニー損保:ダイレクト自動車保険人気No1.の実績と事故対応顧客満足度が高い。

ソニー損保自動車保険の評判|ダイレクト売上No1に選ばれる3つの理由

イーデザイン損保:業界内でも群を抜く割安な保険料と東京海上グループの事故対応力と信用力がある。

イーデザイン損保自動車保険の評判|安い保険料と高い事故対応力3つの理由

楽天損保:代理店型の中では低価格な保険料で、7年長期契約、満額補償の車両地震特約など、大手国内損保でも無い、補償や割安な契約方法がある。(注:旧社名「朝日火災」)

朝日火災自動車保険の評判|車両地震特約と長期保険が人気の理由!

今回は、保険料比較をご案内しますが、自動車保険を選ぶ際は、損保各社のサービスや補償内容、事故対応、顧客対応も考慮して検討しましょう。

 

20代30代ではじめて契約する自動車保険の相場

現行モデルのハイエースワゴンには、トヨタの衝突回避支援パッケージ「トヨタ セーフティ センス」が標準装備されるようになり、安全性能にも優れたプレミアム1BOXに進化しました。

特に、20代30代でハイエースワゴンを購入するとき、問題になるのが「保険料」です。なぜかというと値段がとても高いからです。

20代ではじめて契約する自動車保険は、代理店型、ダイレクト型を問わず高くなるのですが、保険選びを正しく行い、1年目の補償を高額損害のみカバーする内容にすれば、想像以上に保険料を安くすることも可能です。

そこでこの章では、20代30代でハイエースワゴンを購入し、はじめて自動車保険に加入する場合の保険料を3社比較して、できるだけ安い自動車保険を選ぶ方法と保険会社を詳しく解説します。

20代30代ドライバーが新規加入する場合の保険料

はじめての自動車保険選びの参考例として、まずは実際の保険料比較を見てみましょう。

今回の見積もりでは、21歳、26歳、30歳のドライバーを対象に3社同じ補償条件で試算しましたが、はじめての保険料と各社の違いに驚かれたことでしょう。

特に21歳では、イーデザイン損保の純新規保険料が他社より高いことが目立ちます。前の章で見た26歳以上の更新契約時の保険料とは全く反対の結果に驚かされます。

また今回の見積もりでは、イーデザイン損保、ソニー損保と比べて「三井ダイレクト」が安くなりました。はじめて自動車保険を選ぶとき「三井ダイレクトは外せない」ということになるでしょう。

そして「ダイレクトならどこでも安い」と、安易に考えている人、またそのようなアドバイスには注意が必要です。

つまり、若い人がはじめて入る自動車保険では、場合によって代理店型より高くなるダイレクト型もあるので、実際の見積もりを自分の目で確かめる必要があります。

21歳の若い人が自動車保険に入る際は、代理店型、ダイレクト型を問わず保険料は高額です。また、ダイレクト型同士でも今回のように8万円以上の差が生じるケースもあるので、しっかり比べる必要があります。

代理店型自動車保険も加えて見積もりを比較し、できるだけ安い保険会社を見つけましょう。

はじめての自動車保険を安くする具体的な方法

今回のように新規契約者の1年目保険料は、純新規割増のルールによりとても高額になるので、次のように補償の内容や範囲を限定すると保険料を抑えることが可能です。

対策1:運転者本人限定(割引率7~8%)
注意点「記名被保険者本人の運転以外は補償されない!」
対策2:車両保険免責額の引き上げ(1回目 5万円⇒10万円)
注意点「車両保険を使うとき自己負担額が増える!」
対策3:エコノミー車両保険の選択
注意点「単独事故やあて逃げの補償が除外される!」

対策後の保険料は次の表のとおりです。

上記2つの保険料見積もりを比べて見るとわかりとおり、20代のドライバーが純新規契約する自動車保険は、加入条件や補償内容で保険料に大きな差が生じます。

20代に限らず30代の契約時も、保険料を抑える対策を施せばかなり安くなることがわかります。

補償範囲が限定されるエコノミー車両保険や免責金額の設定については、賛否両論ありますが1年目の事故に対し、小損害では保険を使わない内容で契約すれば保険料を抑えることが可能です。

実際、自動車保険にもっとも求められる補償部分は、高額な賠償補償です。もちろん高額車の車両補償や搭乗者の補償も必要ですが、全損や高額な修理補償が必要な場合にこそ使う価値のある保険です。

数万円の損害を若いうちから自動車保険でまかなうと、保険料が高くなるばかりでなく、更新契約の引き受け制限を受けてしまい、最悪の場合保険に入れなくなることもあります。

したがって、できるだけ使わないような補償内容にすることが、はじめての自動車保険でとても大切なポイントです。保険料の支払いリスクを抑えた契約内容にすれば、保険料も抑えられるのでおすすめです。

はじめての車として「ハイエースワゴン」の購入が決まったら、このように各社の見積もりを集めて比較してみましょう。

保険会社選びで保険料に差がつくことを忘れぬよう、必ず複数の保険会社から見積もり集めて比較検討を行って下さい。

20代の新規契約で安い自動車保険を見つけるには?

20代の新規契約では、車両保険を付けるとかなり高額な保険料となり、必ずしもダイレクト自動車保険が安くなるとは限りません。

「20代の人が安い保険を見つけるには、どうしたらいいのか?」というと、各社の保険料を手っ取り早く調べられる「自動車保険一括見積もり比較サービス」を利用するのが間違いのない方法です。

なにより面倒なデータ入力が一度で済むので、入力ミスなどの失敗を最小限に抑えることができますし、見積もりを依頼後に「しつこくないか?」と危惧される、代理店型自動車保険の見積もりも一緒に取って比較できるからです。

もちろん、通販型ダイレクト自動車保険の見積もりもまとめて請求できて比較漏れもなくなるので、もっとも簡単で損をしない保険の選び方になるでしょう。

もちろん保険選びでは、保険料だけでなく補償内容にも注目し、しっかり比較検討することが大切です。運転開始前に、契約を済ませておきましょう。

 

親子で使うハイエースワゴン、保険料が安いのはどこ?

首都圏などの都市部では「車庫スペースの維持費や確保が難しい」など様々な事情から、親の車を子供と共用するケースも少なくありません。

子供とトヨタハイエースワゴンを共用する場合は、現在契約している自動車保険の運転者限定を外し、子供の年齢まで補償できるよう年齢条件を引き下げる必要があります。

しかしご存じのとおり自動車保険は、20歳以下の運転を補償する場合、代理店型、通販型ダイレクトを問わず高額な保険料になります。

この章では、子供が免許を取得し親のハイエースワゴンを使用する場合の保険料比較例、代替案としての「1日自動車保険」利用時のメリットとデメリットをご案内します。

親50歳、子18歳が共用する場合の保険料比較

最初に自動車保険選びの参考例として、通販型ダイレクト損保と代理店型損保の自動車保険を、実際の保険料を例に比較して参ります。

3社同じ補償内容で見積もりましたが、保険料の差に多くの方が驚かれたのではないでしょうか?

代理店型自動車保険が高いのはイメージしたとおりでしたが、2倍もの差が生じるケースもあり、現在代理店型で契約している人は、この内容とほぼ同様の差額を支払うことが予想されます。

今回の見積もりでは、親50歳、子18歳の設定としました。18歳19歳20歳の子供が運転する際には、もっとも保険料が高い「年齢を問わず補償」を年齢条件にして試算します。

今回は「イーデザイン損保」と、ダイレクト自動車保険No1.の「ソニー損保」、ディーラー取り扱いの代理店型自動車保険「楽天損保」で見積もりを集めて比べて見たところ、20等級まで進んだ50歳の親が18歳の子供と共用する場合、相当に保険料が上がります。

自家用車を子供と共用することが決まったら、保険会社の乗りかえも視野に入れて今回のように各社の見積もりを集めて比較してみて下さい。

なお今回取り上げた3社では、いずれも新車にも必須の「車両新価特約」と「車両無過失事故に関する特約」の付保が可能です。充実した補償がトヨタハイエースワゴンの所有者におすすめのポイントになります。

免許取りたての子供と車を共有する場合、運転者の条件変更で損をしないよう、複数の保険会社からも見積もりを取ってしっかり比較検討を行って下さい。

「1日自動車保険が便利で安い?」メリットとデメリット

緊急時の対応策として子供が使用するときだけ「1日自動車保険」の契約を、最寄りのコンビニエンスストア(セブンイレブン、ローソンなど)簡単な手続きだけで補償を確保することが可能です。

1日型自動車保険をハイエースワゴンで使うメリットは、毎月2~3日程度の割合で子供が運転する場合に、500円から契約が可能なので保険料を抑えることができます。

しかし1日自動車保険は、都合の良いことばかりではありません。以下のようなデメリットもあるので、利用の際は注意が必要です。

1日自動車保険が500円で補償できる範囲は、①対人対物賠償:無制限、②対物超過補償:50万円、③搭乗者傷害補償:1000万円(一時金10万円)④ロードアシスト・事故アシストの4項目のみです。

つまり、通常の車両保険に相当する「車両修理補償」は付いてきません。

さらに車両修理補償を付ける場合は、1日1,500円からとなりますので、毎月複数日数利用するなら親の保険を子供が使えるように手続きした方がお得なこともあります。

そして車両修理補償は、補償額が最大300万円までとなっています。トヨタハイエースワゴンの新車車両価格は、300万円台から400万円超となっており、中心グレードは300万円から400万円前後になるので、ほとんどが補償不足となります。

また車両修理補償は、利用する日より8日前に事前登録手続きを済ませる必要があり、乗り始める直前の申し込みだけで車両修理補償付き契約はできません。

車両補償以外にもデメリットがあり、基本補償の搭乗者補償が「定額払いの搭乗者傷害補償1000万円」だけで、人身傷害補償が付きません。

つまり1日型自動車保険では完全な搭乗者補償を望めないということになります。家族や友達を乗せる機会が多い、10人乗りのハイエースでは、搭乗者保険の補償不足は深刻な問題となるでしょう。

したがってトヨタハイエースワゴンを親子で共用するなら、万全な補償が期待できる現契約の年齢条件と運転者限定を変更し、車両保険の補償内容も含めて見直すことが万全の保険対策になります。

もちろん、利用回数が少なく補償内容が足りるようなら、1日自動車保険の利用価値もあるでしょう。

親や友人から借りた車に500円から加入できる1日自動車保険とは?

親子共用のハイエースワゴンに安い保険を見つけるには?

「親子共用で安い保険を見つけるには?」どうしたらいいのかというと、もっとも手っ取り早く確実なのは「自動車保険一括見積もり比較サービス」を利用するのが「適切な手段」といっても良いでしょう。

何より、データ入力の失敗を最小限に抑えることができますし、見積もりを依頼するのに「後でしつこくないか?」などが危惧される、代理店型自動車保険の見積もりも一緒に比べることができるからです。

もちろん、通販型ダイレクト自動車保険の見積もりもまとめて請求できるので、比較漏れもなく簡単で損をしない保険選びの方法といえるでしょう。

もちろん見積もり比較では、保険料だけでなく、補償内容にも目を向けてしっかり比較検討することが大切です。子供が運転を開始する前に、より良い補償を選び自動車保険を準備しましょう。

 

記名被保険者と補償内容の基本設定

保険期間:2019年6月20日から1年間
損害保険会社:イーデザイン損保、ソニー損保、楽天損保

被保険車両:トヨタ ハイエースワゴン、ハイエースワゴン
動力(駆動方式):2.7L NA(FR/4WD)

型式:
TRH214W、TRH219W、TRH224W、TRH229W(現行車種の新車・旧年式車・中古車)

用途・車種:自家用普通乗用車
初度登録年月:平成31年4月(2019年)、平成21年式4月(2009年)

年齢:被保険者ごとに設定
居住地(登録地):東京都

適用ノンフリート等級:
20歳は8等級(-40%)
21歳は9等級(-43%)
26歳は14等級(-50%)
30歳以上は20等級(-63%)

前年事故の件数:0件
前年事故あり係数:0年

年齢条件:
20歳は「年齢を問わず補償」
21歳は「21歳以上を補償」
26歳は「26歳以上を補償」
30歳以上は「30歳以上を補償」

運転者限定:被保険者本人のみ

運転免許証カラー:
20歳は「グリーン」
21歳、26歳は「ブルー」
30歳以上は「ゴールド」

使用目的:日常生活・レジャー
年間走行距離区分:3,000㎞~5,000km

対人賠償:無制限
対物賠償:無制限
人身傷害:3000万円(搭乗中のみ補償)
車両保険:保険金額は表を参照(免責:1回目5万円-2回目以降10万円)

特約:
対物超過修理費用補償特約、他車運転危険補償特約、
弁護士費用等補償特約、車両無過失事故に関する特約(車両保険に付帯)

付帯サービス:示談代行、ロードサービス、提携修理工場サービス

割引:インターネット、ASV割引、早期契約、証券不発行、新車、ゴールド免許(該当条件のみ)
※:20等級の契約に2年目以降の継続割引は反映されていません

保険料試算に際し、設定条件や補償内容の諸条件を可能な限り同じにしておりますが、保険会社によって補償や限定範囲の違いなどがあります。若干の差異については予めご了承下さい。


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