自動車保険の料率クラスの差を見積もり比較!インプレッサ・CX-3・ヴェゼル
新車購入時には車種ごとに比較検討しない自動車保険ですが、「料率クラスが違うとこんなにもちがう!」という話です。
今回は、2015年4月から2016年3月までの1年間で最も売れた、5・7・3ナンバーの乗用車30車の中で直接のライバルとなる3台を見積もり比較してみます。
選抜したのは、インプレッサXVハイブリッド、CX-3 XDツーリング、ヴェゼルハイブリッドXの3台です。価格帯もほぼ同一の280万円前後となる3車ですが、型式別料率クラスの違いが注目のポイントです。
目次
同一価格帯のライバル3車、料率クラスの差で保険料はこんなに違う!
詳細は後にして、21歳以上を補償する8等級の内容で、先ずは気になる車両保険付きの保険料見積もり比較を見てみます。
・マツダCX-3:104,450円
・ホンダヴェゼル:110,910円
年間保険料の差が、1番安いインプレッサXVと高いヴェゼルで17,470円となりました。
高いか安いかの判断は、読者それぞれにお任せします。
(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)
いずれのクルマもハイブリッドやディーゼルターボによる燃料消費率の良さとオールラウンドで活躍できるフルタイム4WDのSUVの人気車種となっています。
ルックス、性能どれをとっても申し分なく、それぞれ甲乙つけ難い良いクルマですね。
購入に迷ってしまうこともしばしば…、そんな時、保険料にも注目してみてはいかがでしょうか?
保険料見積もりの諸条件
保険会社:SBI損保/自動車保険
日常・レジャー(走行距離区分なし)
被保険者 本人に限定
運転者の免許証の色:21歳以上グリーン、26歳以上ゴールド
居住地 東京
対人賠償 無制限
対物賠償 無制限
人身傷害 3000万円(契約車両搭乗中のみ補償)
車両価額 280万円(免責:免ゼロ特約付/1回目5万円-2回目以降10万円)
その他の特約:弁護士費用300万円、対物超過修理費用50万円
インターネット割引:-10,000円
証券不発行割引:-500円
スバルインプレッサXV「料率クラス:車両4/対人4/対物4/傷害4」
スバルインプレッサXVのグレードと試算した保険料は以下の通りでした。
ハイブリッド(2.0L水平対向4気筒DOHC+モーター)
2.0iアイサイト CVT フルタイム4WD(型式:GPE)
初度登録:平成28年7月
車両価格設定:280万円
・21歳以上補償(適用等級:8等級40%割引)
一般車両:93,440円
エコノミー:63,340円
車両無し:38,400円
・26歳以上補償(適用等級:14等級 50%割引)
一般車両:50,060円
エコノミー:34,360円
車両無し:21,350円
マツダCX-3 「料率クラス:車両5/対人4/対物4/傷害4」
マツダCX-3 のグレードと試算した保険料は以下の通りでした。
XDツーリング(1.5L 直列4気筒DOHCディーゼルターボ)
6AT フルタイム4WD(型式:DK5AW)
初度登録:平成28年7月
車両価格設定:280万円
・21歳以上補償(適用等級:8等級40%割引)
一般車両:104,450円
エコノミー:68,330円
車両無し:38,400円
・26歳以上補償(適用等級:14等級 50%割引)
一般車両:55,800円
エコノミー:36,960円
車両無し:21,350円
ホンダヴェゼル「料率クラス:車両5/対人5/対物5/傷害4」
ホンダ ヴェゼルのグレードと試算した保険料は以下の通りでした。
ハイブリッドX(1.5L 直列4気筒DOHC+モーター)
ホンダセンシング 7AT フルタイム4WD(型式:RU4)
初度登録:平成28年7月
車両価格設定:280万円
・21歳以上補償(適用等級:8等級40%割引)
一般車両:110,910円
エコノミー:74,790円
車両無し:44,860円
・26歳以上補償(適用等級:14等級 50%割引)
一般車両:59,130円
エコノミー:40,290円
車両無し:24,680円
(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)
料率クラスと保険料の注目ポイント
3台の料率クラスを比較してみましょう。
CX-3「料率クラス:車両5/対人4/対物4/傷害4」
ヴェゼル「料率クラス:車両5/対人5/対物5/傷害4」
インプレッサは、すべての料率クラスが「4」となっており、車両の料率クラスが「5」になる、CX-3 ・ヴェゼルより、保険料が安くなります。
加えて、ヴェゼルは、対人「5」対物「5」と賠償の料率クラスが他の2台と比べて高くなっており、より高い保険料になりました。
また、インプレッサは発売開始より既に3年ほど経過しているので、料率クラスも安定しており評判のアイサイトの装着も相まって、今後の料率悪化は、ほぼ無いと推察されます。
ヴェゼルも同様に発売から2年半ほど経過しているので、これ以上の料率悪化は少ないと考えられます。
しかし、CX-3 は、発売より1年を経過したのみで今後の料率算定によっては、料率が悪くなる可能性があるので、ヴェゼルに対して絶対的優位とはいえません。車種選びでは注意が必要です。
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