パンクした時のタイヤの修理に車両保険が使えますか?
タイヤのパンクも保険でサポートできる?
部分的ですが、もっとも危険で面倒なスペアタイヤの交換を運転者に代わって緊急対応します。
どの保険会社でもロードサービス付きの自動車保険であればほとんど対応が可能です。
実は、自動車事故の中でもスペアタイヤ交換中に他のクルマにはねられた!と言った事故は、以外にも多いのです。
そんな時、自動車保険に付いているロードサービスを最大限に利用して下さい。
以前、タイヤの交換では有りませんが、冬ののパーキングエリア内にてチェーンを外していた人が、低速で走行してきた4WD車に足を踏まれた事故を目撃しました。関越道でした。
その時4WD者を運転していた人は、こう言っていました。
「しゃがんでいる人が見えなかった!」
パンクした時のスペアタイヤ交換も全く同じ状態になるわけですから、油断は禁物です。緊急車両に出動してもらい、安全な状況で対応をお願いしましょう。
タイヤは車両保険では直せない?
どうも自動車のタイヤについて、保険会社各社の自動車保険の商品開発担当者は、忘れてしまっているようです。
少なくとも、タイヤについては、30年ほど前の車両保険の約款と内容に違いがないのです。
それ以前は、手元資料も無くわかりませんが、1980年代の半ばころ、まだ珍しい扁平タイヤタイヤとホイールを無理して購入した際に、タイヤとホイールについて車両保険を確認したので鮮明に覚えています。
当時から、タイヤに生じた単独の損害に車両保険は使えず、火災、または盗難の損害で支払うとなっています。もちろん、事故により車体本体と同時に破損すれば支払の対象になります。
ちなみに後付の社外アルミホイールやタイヤについては、基本的に車両保険の価額協定金額を超えることがあるので、通知しておくことが必要です。
代理店や保険会社に連絡すれば、その内容を確認し異動承認手続きを行ってもらえます。
経験上、異動承認請求書に保険金の追加理由として、「BBSアルミホイールとピレリP700 4セット」など、自動車会社勤務時にも追加記入し、実際の事故で保険金を受け取ったお客様もいました。
現在は、純正パーツがほとんどなので、異動承認などで追加することも少なくなりましたが、タイヤとアルミホイールは、社外品を付けたら必ず追加を連絡しましょう。
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