【2019年版】自動車保険 型式別料率クラス一覧「国産車10年分、221車種掲載!」
あなたの車の料率クラスは、低いですか?それとも高いですか?
実のところ保険料を大きく左右する「型式別料率クラス」は、毎年1月に更新されるので、最初の契約で料率クラスが安い車でも、毎年の更新で高くなっていることがあります。
「料率クラスが上がったから車を買い替える」なんて簡単にはいきませんが、購入前にその車の料率クラスの傾向や料率クラスの仕組みを理解していると、自動車を購入する際に保険料が安い傾向の車がわかるので役立つはずです。
この記事では、2019年の型式別料率クラス「国産車10年分・221車種」を自動車メーカー別で、一覧表にまとめました。
なお、軽自動車の型式別料率クラスは、2020年から導入予定です。したがって軽自動車に2019年の料率クラスが無く、車種・型式を問わず一律の保険料です。(保険会社ごとの保険料差はあるので注意!)
自動車保険更新時、新車中古車の購入時に「保険料が安い車種」を比較検討する際にも、料率クラス一覧をお役立て下さい。
目次
2019年:型式別料率クラスの見方
乗用自動車の自動車保険料は、小型乗用車と普通乗用車(5・7・3ナンバー)の型式ごとに決められた「型式別料率クラス」により、対人、対物、傷害、車両の4項目を9段階に分けた料率が適用されます。
この型式別料率クラスは、過去3年分の保険金支払いによる損害率が反映されており、予想を超える損害率の場合は料率が上がり、損害が予想を下回れば料率が下がります。
なお料率クラスは、毎年見直しが実施されており、1月1日が更新日です。
この記事の2019年型式別料率クラスでは、2018年(2018年1月から2018年12月まで)に販売された、小型乗用車と普通乗用車(5・7・3ナンバー)の新車販売ランキング50車を含む、過去10年間に販売された国産乗用車を一挙掲載します。
メーカー別に車種と型式と該当の料率クラスを一覧表まとめました。
したがって本編では、2019年適用の料率クラスが掲載されています。(国産車9メーカー、221車種・789型式)
2018年より導入された自動ブレーキ搭載車の割引(以降ASV割引と記載)について、2019年は、ほとんどの保険会社がASV割引を導入しておりますが、すべての自動ブレーキ付き車にASV割引が適用されるわけではありません。
今回の料率クラス一覧表には、適用料率クラスと共にASV割引の有無についても型式ごとの調査結果を表記しました。
ASV割引は、料率クラス一覧の右側「*」マークのある型式の車で、衝突被害軽減ブレーキが搭載された車にのみ適用になります。
ASV割引の適用の有無については、以下の記事を参考にして下さい。
レクサス17車種の型式別料率クラス一覧
トヨタ54車種の型式別料率クラス一覧
ホンダ39車種の型式別料率クラス一覧
ニッサン33車種の型式別料率クラス一覧
マツダ23車種の型式別料率クラス一覧
スバル17車種の型式別料率クラス一覧
ミツビシ16車種の型式別料率クラス一覧
スズキ15車種の型式別料率クラス一覧
ダイハツ7車種の型式別料率クラス一覧
注意!等級割引が進んでも保険料が高くなる!
2019年更新の料率クラスの確認作業中に感じたことですが、全体的に料率クラスは上昇傾向にあります。
特に、対物クラス、車両クラスの2項目について上がる傾向が顕著でした。
また、物損事故において、対物賠償保険と車両保険の両方をセットで使用することが多いことから、両クラスがセットで上がっている車も目立ち、無事故による等級割引が進んでも保険料が上がる人も多いはずです。
等級割引が進んでも保険料が高くなるのは?
等級割引は、9等級以降の進み具合は毎年2~3%くらいの割合となり、少しずつ割引が進みます。
ところが、料率クラスの方は、対物・車両クラスなどが同時にアップすることがあり、特に車両クラスのアップは保険料に深刻な影響を与えます。
近年は、自動車の修理費用が高騰していることから、対物賠償クラスと車両クラスが上がる車が増えています。
また、もう一つの理由としては、2018年より導入されている「ASV割引」の影響です。
ASV割引は、全体で9%程度の割引となっており、9等級以上の等級割引よりも割合が大きくなっています。ASV割引には、概ね3年程度の適用期間が決まっており、期間が終了すると割引が無くなります。
なお、期間限定の割引は「新車割引」なども同様のため、多くの要因が重なると大幅な保険料アップとなることがあり、驚かれる人もいるはずです。
予想以上に保険料が上がってしまい困っている人は、ぜひ「自動車保険一括見積もり比較サービス」を利用して、各社の保険料を比較してみることをおすすめします。
「自分の車の料率は下がった?」前年の料率クラスを調べる方法!
今回の型式別料率クラス一覧表には、2019年の料率クラスを掲載しておりますが、どの車も来年以降の料率クラスは上がるのか下がるのか予想できません。
そこで一案として、昨年度の料率クラスと比べて、料率クラスのアップダウンを確認してみると、その車の損害(事故)の傾向を読むことができます。
注目の項目は、「対物賠償クラス」と「車両クラス」です。理由は、この2つの実質の保険料率が高いため、保険料に影響が出やすいからです。
前年度の料率クラスは、以下の「損害保険料率算出機構」のウェブサイトにて、型式別料率クラスの検索が可能です。
→型式別料率クラス検索
前年より、料率クラスが下がっている車種は、過去3年間の保険金支払いが予定損害率を下回ったことを示しています。
したがって、料率クラスが下がっている車は、「保険金支払いの少ない車」≒「事故が少ない傾向の車」と推察ができます。
新車中古車の購入前に検討中の車の料率クラスを調べると、料率クラスが低い傾向の車を見つけることができるでしょう。
車選びの際には、購入候補の車の料率クラスも調べると保険料が安い車を選ぶことができます。ぜひお試しください。
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