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メルセデスベンツ Aクラス(W176)の自動車保険|型式・年齢別保険料


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メルセデスベンツ Aクラス(W176)の自動車保険|型式・年齢別保険料

「Mercedes-Benz A-Class(以降:Aクラス)は、2012年の登場から6年が経過した今でも衰えを感じさせない、完成度の高い車です。

今回保険料見積もりするメルセデスベンツAクラス(W176)には、「A180、A250、AMG-A45」それぞれ型式の異なる3つのグレードについて、型式・年齢別の保険料を「イーデザイン損保」にて見積もりしてみました。

見積もりの1例を追加モデルの「A250シュポルト」で見てみると、年間保険料は「37,190円」でした。新車ということもあり530万円の一般車両保険を付けて試算しています。これはディーラーの代理店型自動車保険と比べると3万円以上も安い試算結果になります。

(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)

被保険者の設定は、40歳20等級、被保険者のみ運転とし30歳以上補償の限定条件です。日常レジャーで使用し走行距離は年間5,000㎞と一般的な内容で設定しました。

今回の記事では「Aクラス」の3グレードについて、型式・年齢別保険料の見積もりと補償選びのポイントとして「利用目的別のおすすめ自動車保険」を併せてご紹介して参ります。

Aクラスの見積もりは、保険料がもっとも高額な「年齢を問わず補償」20歳の被保険者から、26歳、30歳、40歳、50歳~69歳、70歳のドライバーごとに、一般車両保険付き(※1)の自動車保険見積もりをご案内しています。

また、Aクラスを親子で共用する方も多いことでしょう。親子で共用利用が安い保険会社についても、見積もり比較付きで解説して参ります。

メルセデスベンツ Aクラスの新車中古車の購入時や満期更新の際に、自動車保険の選び方、補償の付け方などの参考にお役立て下さい。

※1:一般車両保険付きは、基本補償+一般車両保険(フルカバー)の任意で加入する自動車保険のことです。

メルセデスベンツ Aクラスに必須の補償は?

Aクラスの現行のモデルは、2012年のモデルチェンジから6年が経過します。2018年4月現在、次世代モデル発売の話も聞かれますが、メルセデスベンツのエントリーモデル現行のAクラス(W176)は、世界でもトップクラスの安全性を誇るプレミアムコンパクトとして人気の車です。

いつでも愛車のAクラスの運転を楽しめるよう、自動車保険は、各グレード共に次のような補償内容で加入しておくと安心です。

対人賠償保険:無制限
対物賠償保険:無制限
人身傷害補償:3000~5000万円
搭乗者傷害補償:0~1000万円
車両保険:車両価格+諸費用(価格協定の範囲内で設定)

各グレードで補償内容に差が生じる必要があるのは、車両保険金額です。それ以外の補償内容について基本的に差をつける必要はありませんが、希望があれば人身傷害や搭乗者傷害の補償金額を上乗せすることも可能です。

対人対物賠償

対人賠償保険は、運転者の過失による事故でケガをした人、対物賠償は、車や自転車、家屋、路側の施設や建造物など他人の財物を損壊、破損させた際の補償です。いずれも相手への補償を支払うための保険なので、不足が無いように「無制限」とするのが一般的です。

現在の個人向け自動車保険の多くは、対人賠償無制限となっており、対物賠償も無制限を自動セット(任意選択も可)としているところが増えています。

搭乗者補償

搭乗者への補償は、人身傷害補償をメインに不足を搭乗者傷害補償で補うようにしましょう。通常は、人身傷害補償のみでも十分ですが、死亡時の逸失利益などが低く見積もられてしまう、高齢者や無職の人が運転、または、乗せる機会が多い場合、搭乗者傷害の定額補償を追加することをおすすめします。

車両保険

メルセデスベンツ Aクラスは、Cセグメントのコンパクトカーとはいえ、新車で買えば400万円を超えるプレミアムカーです。
したがって車両保険は必須と心得、保険金額や特約にも注意を払い選ぶことが重要です。

また、Aクラスの車両保険金額は、車両の購入価格にオプションを足し、消費税を加えた金額を最低線としても積もりしましょう。

今回の見積もりでは、保険会社が提示する標準価額で試算しておりますが、メルセデスベンツ Aクラスのような輸入車の場合、オプションを追加設定することで保険会社が提示する標準価額とは大きく違ってくることもあります。

保険金額が足りない場合、保険金が不足となり万一の損害を十分に補てんできないことも考えられます。

また、車両保険金額は、多ければ無駄な保険料を払うことになりますし、全損時の保険金支払いの際に「実態と異なる」ことから、保険会社が難色を示すことがあります。(車両保険金額は実損害のてん補が基本)

見積もり時の保険金額の過不足は、代理店からの見積もり時、一括見積もりサイトの任意入力時に依頼して調整しましょう。特にダイレクト自動車保険に加入の際は、保険金額の設定に注意して下さい。

自動車ローンを利用中の場合、支払い期間中は、車両保険を必ず付けるようにしましょう。車両保険に入っていない状態で全損事故を起こした場合、ローンだけが残ってしまい、新しい車の再購入も難しくなってしまうからです。

また、プレミアムコンパクトのAクラスは、新車の場合400万円以上の車両保険価額となる高級乗用車です。しかも先進安全技術による運転支援システムに伴ったセンサーなどが搭載され、構造もかなり複雑になっています。

したがって事故による損害では、修理費用も見た目以上にかかってくる恐れがあるので、車両保険で備える必要があります。

その他の特約

「弁護士費用特約」
もらい事故などにより被害者となった場合、賠償請求など相手との交渉を弁護士に依頼するための費用を、最大300万円まで補償する特約です。

【参考記事】

自動車保険の弁護士費用特約は必要?本当の使い方と損保18社の違いを比較!

「新価特約」
新車登録から一定期間付帯可能な特約です。大きな事故により修理見積もりが車両保険金額の50%を超える場合、新たな車の買替費用として、全損と同じように保険金額を上限に保険金が支払われる特約です。

通常、修理費が車両金額の50%を超えるような事故の場合、車体の骨格部にまで事故の影響が及ぶので、見た目は完全に修理をしてもその車は「修復歴あり」と見なされ、その後の価値を著しく損なうことにもなります。もらい事故が原因なら、そのような車に乗り続けることは大きな精神的苦痛を強いられることになるでしょう。

この特約は、代理店型損保にて取り扱われておりますが、次のダイレクト自動車保険でも取り扱いがあります。今回見積もりしたイーデザイン損保、ソニー損保、セゾン自動車火災保険の3社です。

新車のAクラスを大破した場合でも「新価特約」を付けておけば、修理費が保険金額の50%以上かかる場合、新車に買い替える費用が保険金として支払われるので安心です。

「車両無過失事故に関する特約」
この特約は、相手方の追突などによる「100%無過失のもらい事故」であっても、躊躇せずに自分の車両保険を使える特約です。保険会社により、自動付帯と任意付帯の違いがあります。

具体的な効果ですが、車両保険は、100%無過失事故でも相手との交渉結果を待たずに、自分の車両保険を使って修理を進めることができます。ただしこの場合、翌年の等級ダウンは免れません。

しかし「車両無過失事故に関する特約」が付いていれば、無過失事故に限り翌年等級ダウンすることはありません。つまり、無過失の事故でも等級ダウンを気にせず自分の車両保険を使えるので、煩わしい事故の相手に賠償請求を行い支払いを待つ必要もありません。

もちろん、相手方の保険会社がスムーズに手続きしてくれるならその限りではありませんが、相手が任意保険に入っていない「無保険車」など、一癖も二癖もありそうな場合、自分の車両保険でリカバーが可能です。

相手が100%悪い事故で、賠償手続きをしっかり進めない非常識な人も世の中にはたくさんいます。メルセデスベンツAクラスのオーナーなら、面倒な相手と関わること無く修理ができるという価値をご理解いただけると思います。

メルセデスベンツを所有する人は、仕事や生活共お忙しいことでしょう。そうした方にとって自動車保険に要求されるもっとも重要なことは、時間のロスや精神的なストレスの軽減だと思います。(もちろん損害の補てんが前提ですが…)

したがって「メルセデスベンツAクラス」には、「車両無過失事故に関する特約」がセットされた車両保険への加入をおすすめします。

代理店型損保は、各社この特約を備えていますが、ダイレクト自動車保険では次の4社の車両保険にだけ自動付帯されます。

イーデザイン損保
セゾン自動車火災保険
そんぽ24
セコム損保

あまり声高に宣伝されてはいませんが100%相手過失のもらい事故の際、確実に役立つ特約です。

もらい事故の際は、弁護士費用特約を使って弁護士を雇い入れ、相手から賠償金を回収する方法もありますが相手が無保険の車の場合や大きな事故の際は、賠償金の回収に時間がかかりすぎます。

「車両無過失事故に関する特約」と弁護士費用特約がセットになっていれば、イザというときでも車両保険を不安無く使えるので安心です。

【参考記事】

【保存版2016】ダイレクト自動車保険9社の特約一覧(補償種類別)

Aクラスにおすすめの自動車保険

ダイレクト自動車保険を選ぶ理由?

現在のダイレクト自動車保険は、補償の選択も増えサービスも充実しましたが、第一に保険料が代理店型自動車保険と比べて安く、無駄のない保険設計が可能になるからです。

保険料が安ければ、より完全な内容で車両保険を付帯しても従来の代理店型自動車保険より加入しやすくなります。また、今のダイレクトは、インターネットからの申し込みが主流ですから、特約補償などが整理されており「わかりやすい」こともあり付保漏れを防ぐきっかけにもなるでしょう。

安全な車なら車両保険はいらないのでは?

輸入車のプレミアムカーにもっとも必要な補償は、車両保険と優れたロードサービスです。

Aクラスの安全性に関しては、その時代の最高で最先端のモノが採用されており「安全な車」であることを疑う余地はありません。「事故を未然に防ぐシステムを持った車」として、高い評価を集めている車といってよいでしょう。

したがってメルセデスベンツAクラスの購入者は、安全運転に努めていれば事故を起こす確率が低く、保険を使う機会も少なくなるはずです。

しかし一方で「あおり運転」など無謀な運転を繰り返す不埒な輩がいることも事実であり、任意保険未加入の車も「10台に1台以上走っている」という統計データもあります。

いくら安全なAクラスでも、さすがに追突などのもらい事故のリスクまで自車で低減させることは困難です。また、無保険車のドライバーには、事故を複数回起こし保険会社に引き受けを断られるような人もいます。このような車に限って無謀な運転の果てに新たな事故を起こし、被害者に損害賠償も支払えないような最悪の状況を作っています。

そのような非常識なドライバーから身を守るためにも自動車保険が必要であり、高額なメルセデスベンツの場合、特に車両保険は外せない選択となるでしょう。しかし車両保険付きとなれば「万一」のためだけに「年間数万円から十数万円も掛け捨てにする」こともまた事実です。

それならばお付き合いや購入ディーラーとの関係にこだわらず、保険料コストが下がる「ダイレクト自動車保険」の選択も視野に入れて保険のスリム化を検討してみてはいかがでしょうか?

むろん自動車保険は万一に備え、各種の補償をセットする必要があり「価格だけを重視すべきではない」と筆者も考えております。しかし今のダイレクト保険は、保険料が安いのみならず、必要な特約が用意され、各種サービス、万一の事故対応など、どれを比べても代理店型自動車保険に引けを取らないクオリティに成長しています。

契約者のノンフリート等級や契約内容によって違いにも差があると思いますが、次回の更新時やAクラスの新車中古車を購入の際には、安いだけでなくサービスも向上したダイレクト自動車保険も比較対象としておすすめします。

イーデザイン損保のおすすめ理由

Aクラスおすすめの自動車保険として今回は、「保険料はリーズナブルだが、東京海上グループの事故対応サービス」と評判の「イーデザイン損保」を選びました。

イーデザイン損保を有する「東京海上グループ」は、損害保険の名門「東京海上日動火災」を中心とする国内有数のメガ損保です。

ダイレクト自動車保険の会社としては、歴史も浅く、規模も小さいイーデザイン損保ですが、保険商品を自動車保険のみに特化し、事故対応を東京海上日動火災のサービス網を利用するなどして、リーズナブルな保険料と高い事故対応力を両立している損害保険会社です。

メルセデスベンツ Aクラスを選ぶ人は、ディーラー代理店、または専業の保険代理店にて自動車保険に加入する方も多いと思います。

しかしダイレクト自動車保険のイーデザイン損保なら、頼れる「東京海上グループの事故対応」を格安の保険料で契約できます。他のダイレクト損保を含めて一度検討してみてはいかがでしょうか?

【参考記事】

イーデザイン損保自動車保険の評判|安い保険料と高い事故対応力3つの理由

Aクラスの購入時や現契約の更新時、手続前に参考でも見積もりを取り補償内容や保険料について、いくつかのダイレクト自動車保険と比較してみることをおすすめします。

保険料見積もりの被保険者と車について

メルセデスベンツ Aクラスの年齢別保険料見積もりは、項目5の「メルセデスベンツ Aクラスの型式・年齢別保険料」保険料見積もりをご覧下さい。また、今回見積もりした被保険者設定条件、被保険車両の使用方法、年間走行距離など諸条件は、項目7の「被保険者と補償の基本設定」にてご確認下さい。

Aクラスの所有者が注目したい!その他の自動車保険

自動車保険は、毎年更新される掛け捨て保険です! だからこそ必要な補償についてしっかり絞り込みできるだけ安く加入することが賢明選び方といえるでしょう。

これからの自動車保険選びでは、代理店や保険会社任せにすることなく、契約者自身が保険会社ごとの異なるサービスや保険料の差を自分で比較して確認することが賢明な方法です。

そこで、Aクラスの所有者にそれぞれ特徴のある保険会社をご紹介します。あなたに合った自動車保険を選ぶための参考にして下さい。

「現場急行サービス」のあるダイレクト自動車保険は?

近年、有名警備会社の緊急対処員を事故現場に派遣してくれる「事故現場急行サービス」が、ダイレクト自動車保険の一部の会社で展開されています。

どんなベテランドライバーでも、ひとたび事故に巻き込まれれば大なり小なり動揺することに違いありません。ましてや初心者ドライバーや女性ドライバー、高齢者ドライバーの場合なおさらだと思います。

いくつかのダイレクト損保では、サービスの拡充をはかるために相次いで「現場急行サービス」を導入しています。

2017年末時点で「セコム」の緊急対処員が現場急行してくれるのは、「現場急行サービス」の元祖「セコム損保」は元より、ソニー損保、イーデザイン損保が追加になりました。

また、ほぼ同じ内容で「ALSOK」の緊急対処員による「事故現場安心サポート」の提供を開始したのは、「セゾン自動車火災「おとなの自動車保険」です。

「おとなの自動車保険」は、つながるボタンとアプリによる事故時の緊急通報サービスも提供されており、イザというときの連絡がだれでもスムーズに行えるよう現場かけつけサービスも連動しています。

契約者がもっとも不安に陥る「事故発生時」に的を絞り、より配慮された事故対応サービスが提供されています。

事故対応の顧客満足度が高い自動車保険は?

いくつかの調査機関にて毎年行われている「顧客満足度調査」の中でも、権威の高いことで知られる「(株)J.D.パワーアジア・パシフィック(以下:J.D.パワー)」により実施されている2017年の調査結果を参考に見てみましょう。

2017年「自動車保険事故対応満足度調査」
第1位:チューリッヒ
第2位:東京海上日動
第3位:ソニー損保
第4位:損保ジャパン日本興亜
第5位:イーデザイン損保
第6位:三井住友海上
第6位:セゾン自動車火災
第8位:AIG損保(旧富士火災)

以上の8社が事故対応で、おおむね平均を超える満足度が得られているという保険会社です。このようにしてみると、ダイレクト自動車保険と代理店型自動車保険の評価は拮抗しており、「ダイレクト自動車保険は事故対応が悪い!」というのは、もはやウワサレベルでしかありません。

ロードサービス内容が万全な自動車保険は?

アクサダイレクトとセゾン「おとなの自動車保険」が、他車と比べて優れた点があります。

アクサダイレクトのロードサービスには、JAFと同じ「雪道、ぬかるみ等スタック時の救援」まで含まれており、他社よりも優れたポイントがあります。しかし、指定工場までのレッカーサービス利用可能な距離が35㎞と他社よりも短いところが、わずかなネックとなるかもしれません。

セゾン「おとなの自動車保険」は、任意付帯の「ロードアシスタンス特約」となっており、JAF会員などは、特約を付帯しない選択も可能です。

そしてサービスの優位点は、なんといってもレッカーサービスの利用範囲で15万円を限度に(約300㎞)の補償を提供しています。また、応急修理時の部品代(4千円限度)も補償しているのは、セゾン「おとなの自動車保険」だけのサービスです。

【参考記事】

頼れる自動車保険のロードサービスは?損保18社とJAFの比較一覧

Aクラスの衝突・予防安全性能を動画で確認!

メルセデスベンツの伝統は「安全な車づくり」にあり、生産されるそれぞれのクラスで、世界トップレベルの安全技術が標準装備されています。

また、最先端の技術によるドライビングアシスト機能も用意されており、オーナーの希望に応じて装備することも可能です。

メルセデスベンツ Aクラスの衝突・予防安全性能アセスメントは?

6年前にさかのぼりますが、2012年11月欧州の試験機関「EURO NCAP」にて公表された、Aクラスの衝突安全性能アセスメント評価について動画を交えて見て参りましょう。

まずはユーロNCAPの安全試験のテスト結果を見てみましょう。日本のJNCAPと同様、対歩行者へのAEB動作もテスト項目に入っており十分参考になるはずです。

なお、試験車両はAクラスのヨーロッパ2012年モデルとなりますが、基本的な車のプラットフォームは、現在日本で販売されているAクラス(W176)シリーズと同じです。

ユーロNCAP 総合安全性能アセスメント「2017年度評価より」

メルセデスベンツ Aクラス:★★★★★(ファイブスター)

評価は、2012年より2017年まで最高ランクのファイブスターとなっており、衝突安全性能、予防安全性能共に極めて高い評価を獲得しています。

安全性能試験は、実際のテスト映像から衝突・予防安全性能を見て確認できます。
(映像は、冒頭からオフセット衝突試験の衝突映像と大きな音から始まるので、心臓の弱い方、自動車事故映像などに弱い方は、消音にするなど十分に気を付けてご覧下さい)

【参考動画】
「Euro NCAP 衝突安全試験 メルセデスベンツ Aクラス 2012」

安全装備による料率クラスへの反映

自動ブレーキの性能向上などにより予想損害率以下に軽減できれば、今後の型式別料率クラスは下がることも期待できます。
なお2012年より発売されているAクラスは、発売より3年以上経過していることから「A250シュポルト」以外の車種では2018年より導入されたASV割引の対象にはなりません。

メルセデスベンツ Aクラスの型式・年齢別保険料

今回の保険料は、「イーデザイン損保」にて一般車両保険付きの見積もりしました。

年齢の設定は、年齢を問わず補償(20歳)、21歳以上を補償(21歳)、26歳以上を補償(26歳)、30歳以上を補償(30歳、40歳、50歳~69歳、70歳)としました。

現行のAクラスには、いくつかの車種やグレードがありますが、今回は4モデルについて試算しました。それぞれの詳細は以下のとおりです。

グレード名称(型式)車両標準価額:料率クラス
A180 AMG Style(176042)420万円:対人3 対物3 傷害4 車両7
A250 SPORT(176051*)  530万円:対人4 対物4 傷害4 車両7
AMG A45(176052)    735万円:対人4 対物2 傷害4 車両8

「メルセデスベンツ Aクラス」型式・年齢別保険料の見積もり

(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)

型式別料率クラスの違いが保険料の差に!

今回の見積もりは、一般車両保険付きの一括払いとクレジットカードによる分割払いの保険料です。

グレード、型式ごとに異なる保険料の違いが良くわかると思います。これは、車両価格の違いもありますが、大きな差は、毎年見直される「型式別料率クラス」の違いによるものです。2018年の料率クラスは、上記リストのとおりです。

なお、今回試算したAクラスの内、比較的新しいモデル「A250 SPORT 4マチック」は、2018年のASV割引対象車種となっており、他のグレードよりも対物賠償料率クラスが高いのですが、9%の割引が効いて保険料が抑えられています。(ASV割引:自動ブレーキ割引)

今回見積もりした「イーデザイン損保」では、2018年7月よりASV割引が導入されるのでそれ以前に保険始期となる契約の場合、割引適用がありませんので注意しましょう。

2018年4月現在、ダイレクト自動車保険では、ソニー損保とSBI損保の2社のみASV割引の導入されており、対象車両には9%の割引が適用になります。

2018年7月1日より、イーデザイン損保、セゾン自動車火災保険、三井ダイレクトの自動車保険にもASV割引が導入されます。その他、2018年4月時点のASV割引導入の保険会社については、以下の記事を参考にご覧下さい。

【参考記事】

【保険料比較】自動ブレーキ割引(ASV割引)この自動車保険が安い!

車両保険が高い!無駄!という人には?

車両保険には、オールリスクカバーの「一般車両保険」の他に、補償範囲を絞った「エコノミー車両保険」があります。 このエコノミー車両保険で削られる補償の範囲は「自損事故」と「当て逃げ事故」による損害です。

おおむね大事故につながるのは、自損事故(単独事故)ですが「無理、無茶、ムラ」の無い運転を心がけていれば、多くの自損事故は発生率を下げることができます。したがって、安全運転に努めるAクラスのオーナーならエコノミー車両保険という選択肢もあるでしょう。

ちなみに、エコノミー車両保険は、一般車両保険に対して3割から4割近く安くなりますが、メルセデスベンツ Aクラスの所有者が心配する、もらい事故や盗難、台風など風水災に関する損害は、エコノミー車両保険も補償の対象なので安心です。

また、車両保険を無しで基本契約のみという選択もありますが、割引の進んでいる人なら車両保険の負担額は、月当たり千円程度です。あまりに保険料コストを絞り、万一の際のリスクを拡大することはおすすめできません。

Aクラスは、Cセグメントのサイズによりどなたにも扱いやすく、高額車の多いメルセデスベンツの中でも比較的購入しやすい価格帯のグレードもあります。しかし事故の際の修理費用はコンパクトにはなりません。

様々なトラブルを回避するためにも、最低限「エコノミー車両保険」への加入は必須と心得ておきましょう。

エコノミー車両保険や基本補償の保険料については、各損保WEBサイトに設置された「見積もりシミュレーター」や「自動車保険一括見積もり」を利用すればかんたんにわかります。

Aクラスを親子で共用する際に安い自動車保険を教えます!

20歳以下の運転を補償する自動車保険が高いことは、今回の年齢別見積もりを見てもよくわかります。

都市部では、車庫スペースなど様々な事情から親の車を子供と共用するケースも多く、その際は、今加入している保険のドライバー限定を外し、年齢条件を引き下げる、もしくは、子供が使用の都度「1日自動車保険」の契約をするなど、何らかの方法で付保する必要があります。

中古車のAクラスをリーズナブルに購入し、毎週末に1日程度の割合で子供が使う頻度なら、1日型自動車保険でも一定の補償をまかなうこともできます。

しかし、車両価格が400万円を超える新車や高年式の中古車の場合、1日型自動車保険では車両復旧補償が300万円までとなっているので、万一の際に補償が不足するケースも考えられます。なお車両復旧補償を付ける場合、8日前までに申し込む必要があることも面倒な制約になっています。

また、基本補償でも搭乗者用の人身傷害補償が付かないなど、全体的な補償不足は否めません。

したがって、Aクラスの新車や高年式の中古車を親子で共用するなら、現在契約中の年齢限定や運転者範囲を変更する方がベストな補償選択になるでしょう。

ここでは、保険期間中途の追徴保険料は、個々に異なるので比較ができません。そこで今回は、45歳の親の契約に子供が運転する場合の条件をプラスして、年間保険料を試算しダイレクト3社で比較してみます。

比較する保険会社は、40歳以上被保険者の保険料が安い「おとなの自動車保険」の「セゾン自動車火災保険」、保険料と補償内容・サービスのバランスが良い「イーデザイン損保」、そして格安自動車保険で人気の「SBI損保」の3社です。

親の車(Aクラス)を子と共用するなら?

自動車保険は、代理店型、ダイレクト型を問わず「一番年齢が若い人」を基準に年齢条件を設定することから、ノンフリート等級が進んだ40歳以上の優良ドライバーでも、20歳以下の「子」が免許を取ってマイカーのAクラスを共用する場合、年齢を問わず補償の保険料率適用となり保険料が高くなります。

今回比較した3社の中では、子供との共用でも安いと評判のセゾン自動車火災保険の保険料がもっとも安くなりました。

イーデザイン損保とセゾン自動車火災保険では、車両保険に「新価特約」と「車両無過失事故に関する特約」を選ぶこともできるので、保険料が安くなった分、補償の充実を考慮して下さい。

また、イーデザイン損保とセゾン自動車火災保険には、事故発生時に助かる「現場急行サービス」も無料で付いているので、初心者の子供が運転する際にも心強い保険という点も押さえておきましょう。

免許取りたての子供と車を共有するなら、加入条件や補償内容で保険料にちがいが生じることもあるので、上記の3社以外にも数社を含めた、自動車保険一括見積もりを取って比較することをおすすめします。

次回の更新時、または、購入時にはしっかり検討して、より良い自動車保険に加入しましょう。

被保険者と補償の基本設定

見積もり試算日:2018年4月25日
保険期間:2018年7月5日から1年間
損害保険会社:イーデザイン損保 他2社

被保険車両:メルセデスベンツ Aクラス
カテゴリ:コンパクト プレミアム
型式:176042、176051*、176052

用途・車種:自家用普通乗用車
初度登録年月:2018年(平成30年)4月

年齢:被保険者ごとに設定
居住地(登録地):東京都

適用ノンフリート等級:
20歳の試算では8等級(-40%)
21歳の試算では9等級(-43%)
26歳の試算では14等級(-50%)
30歳の試算では16等級(-52%)
40歳、50歳~69歳、70歳の試算では20等級(-63%)

前年事故の件数:0件
前年事故あり係数:0年

年齢条件:
20歳は「年齢を問わず補償」
21歳は「21歳以上を補償」
26歳は「26歳以上を補償」
30歳、40歳、50歳~69歳、70歳は「30歳以上を補償」

運転者限定:被保険者本人のみ

運転免許証カラー:
20歳は「グリーン」
21歳、26歳は「ブルー」
30歳、40歳、50歳~69歳、70歳は「ゴールド」

使用目的:日常生活・レジャー
年間走行距離区分:~5,000km

対人賠償(基本補償):無制限
対物賠償(基本補償):無制限
人身傷害(基本補償):3000万円(契約車両に搭乗中のみ補償)
搭乗者傷害(追加):1000万円

車両保険価額:車種・型式ごとに設定(表を参照)
(免責:1回目5万円-2回目以降10万円)

特約:
対物超過修理費用補償特約、他車運転危険補償特約、弁護士費用等補償特約

サービス:
示談代行サービス
ロードサービス
提携修理工場サービス

割引:インターネット、早期契約、証券不発行、新車、ゴールド免許、ASV(該当条件のみ)

保険料試算に際し、設定条件や補償内容の諸条件を可能な限り同じにしておりますが、保険会社によって補償や限定範囲の違いなどがあります。若干の差異については予めご了承下さい。


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