1番安い自動車保険教えます

1番安い自動車保険の探し方を紹介しています。

保険を使うか使わないか?判断のポイント


onayami

保険を使う?使わない?

自動車保険には、対人賠償の基礎部分を受け持っている自賠責保険、そして対人・対物賠償保険や搭乗者の傷害保険、車両保険から構成されている、任意の自動車保険があります。

自賠責保険は、対人賠償にしか使えませんが、利用の回数や制限、また、等級などもありません。
しかし、任意の自動車保険は、通常事故で保険金請求を行えば、翌年には等級が下がり保険料が上がります。

また、事故が多く保険の請求回数が度重なれば、保険そのものを引き受けてもらえなくなる恐れがあるので、どのような事故でも使うというわけには行きません。

もちろん、事故を起こさないように慎重な運転を心がけることは、ドライバーの最低限の努めです。
マイカーは特に便利な交通の手段で、交通機関が発達した都市部から地方都市を問わず、登録車両が増え続けており、今後高齢化が進むに連れますます増えると思われます。

被保険者を守るために保険を維持する

こうした中で、個人にとっての自動車保険契約は、運転者の賠償責任をカバーし被害者への補償を不足ないものとする、非常に大切な権利とも言えるでしょう。

安易な利用方法で、保険料が上がってしまうことは、実質的な費用のマイナスにもなり、無駄に複数回利用すれば、保険契約を失うことにも繋がります。
さまざまな特約を付帯して、何でも自動車保険でカバーしようとするのは、返って大きなリスクをカバーできなくなる危険に発展しかねません。

そこで、ある程度の金額や補償は、自費でまかないできるだけ保険を使わない意識を持つ必要があります。

等級が進んだら制限を外しても良い

現在の自動車保険の等級は、スタートの6等級から2年後の8等級まで一気に40%割引へと進みます。
しかしその後は、少しずつ割引が進み14等級でようやく50%割引に到達し、その後は1%ずつ進みます。

現在は、事故で保険を使うことで事故あり係数の等級割引に落ちるため、保険料は割高になりますが、等級が進んでいる人はそれほど大きくダメージにはなりません。

例えば、20等級の人では、運悪く1年の間に2回事故を起こした場合、14等級まで下がります。
それでも、31%の割引は維持されますし、年齢条件が高ければ基本料率そのものが低いので、大きく割高になることはありません。

保険料が上がる分と保険金請求額を比較する

わずかな保険金請求をして、保険料がそれ以上に上がることは、あまりにも無意味な行為です。

そこで、保険金請求を行う前に、保険金支払金額と翌年以降の保険料が上がる分を大体の線で差し引き計算して、本当に保険を使うか否かを判断しましょう。

概ねで見ると現在20等級の人では、年間保険料を1.86倍にした金額が、翌年以降3年間の保険料アップと近似値になることが分かっています。

つまり、その数値と請求金額を比較して、それより低い請求額なら3年間の保険料アップ分の方が大きいということになり、無駄な保険金請求と言えます。

なお、6等級の人では道央の比較をする場合1.36倍で計算した金額になります。
しかし、それ以上に保険を2度使うと1等級に達してしまうため、翌年以降の保険契約そのものが難しくなると言うリスクを負うことになるでしょう。
6等級の場合、免責を設定して自己負担金額を大きく設定しておきましょう。
車種や補償内容にもよりますが、20万円程度までの修理費は、自費でまかなうつもりでいた方が保険引受の条件など総合的に見て安全と言えそうです。

賠償保険の場合は注意

対人賠償保険の支払の場合は、自賠責保険請求前に被害者の治療費などを任意保険で仮払いすることが一般的です。

もちろん、治療費等の保険金支払いをスムーズに行うことで、後の示談解決も速やかに行われることを期待して、保険会社も誠意を持って努めます。

こうした状況下で、自賠責保険の範囲内外で契約者が保険金請求を渋ると、示談がスムーズに進まないおそれが出てきます。
また、人身事故の保険金支払いの場合、症状固定後の後遺障害の請求まで予想して示談等を進めるので、単純に保険金請求の内容だけでははかれない部分も出てきます。

人身事故における対人賠償保険が使われる場合は、被害者の大きな過失などが認められない限り、自賠責保険の範囲内外を問わず保険会社に対応を一任するほうが安心です。


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