スバルフォレスターにおすすめの自動車保険と年齢別保険料
2018年7月、「スバルフォレスター」がフルモデルチェンジしました。定評の悪路走破性と余裕の居住空間はそのままに、走行性能と安全性能がさらに磨かれました。
スバルの本格SUVモデル「フォレスター」は、スバル伝統のボクサーエンジンとAWDを組み合わせた人気のツーリングワゴンです。注目は、9月追加発売のハイブリッドモデルですが、伝統のガソリン2.5Lモデルも根強い人気で既に多くの予約が入っていると聞きます。
では、さっそく保険料の一例から見て参りましょう。
車名:スバルフォレスター
車種・グレード:2.5 X-ブレイク
型式:SK9
初度登録:平成30年8月
車両保険金額:335万円
今回の記事で見積もりした「フォレスター」の保険料は、年間24,090円でした。この保険料は、ディーラーの代理店型自動車保険と比べると3万円前後も安い試算結果です。
(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)
被保険者の設定は、40歳20等級、被保険者のみ運転の限定条件付きです。日常レジャーで使用し走行距離は年間5,000㎞と一般的な内容で設定しました。
記事では「フォレスター」の型式別料率クラスと年齢別保険料の見積もりをご案内します。また、フォレスター補償選びのポイント、利用目的別のおすすめ自動車保険についても併せてご紹介して参ります。
フォレスターの年齢別見積もりは、20歳の被保険者から、21歳、26歳、30歳、40歳、50歳、60歳、70歳のドライバーごとに、一般車両保険付き(※1)の自動車保険見積もりをご案内しています。
また、フォレスターを親子で共用する方に親子で共用利用が安い保険会社について、具体的な3社の比較見積もりと、年齢別の補償内容をさらにグレードアップした場合のプランを3種比較しました。
スバル フォレスターの新車中古車の購入時や満期更新の際に、自動車保険の選び方、補償の付け方などの参考にお役立て下さい。
目次
スバル フォレスターの年齢別保険料
今回の保険料は、イーデザイン損保にて一般車両保険付きで見積もりました。
年齢の設定は、20歳、21歳、26歳、30歳、40歳、50歳、60歳、70歳、としました。
新型フォレスターには、先行発売され今回保険料見積もりした「ガソリン2.5Lモデル」の他に「ガソリン2.0L+モーターのハイブリッドモデル」があります。
今回は先に発売された2.5Lモデルについて試算しました。見積もりの詳細は以下のとおりです。
スバルフォレスターの型式別料率クラス
※2.0ハイブリッドモデルについては、概ね近似値となるのでこちらの試算結果を参考に、改めて一括見積もりを利用して比較検討を進めて下さい。
「スバル フォレスター」型式・年齢別保険料の見積もり
(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)
フォレスターのアイサイトは自動ブレーキ割引の対象?
フォレスターには、最新のアイサイトが標準搭載されており、政府推奨のセーフティサポートカーの最上位基準の「サポカーSワイド」に適合したモデルです。
前方の車両は元より、歩行者や自転車も判別する優れた自動ブレーキが搭載されており、2018年から導入が開始されたASV割引の対象になっています。
また、旧来のモデルより事故が少ないモデルのため、車両クラスは3からスタートとなっており、破格の保険料設定の車といっても良いでしょう。
こうして見るとフォレスターは、車格の割に保険料が安い車(事故が少ない安全な車)といえるでしょう。
車両保険が高い!無駄!という人でもエコノミー車両保険は必須!
車両保険には、オールリスクカバーの「一般車両保険」の他に、補償範囲を車対車の事故と自然災害(地震噴火起因の災害を除く)に絞った「エコノミー車両保険」があります。
このエコノミー車両保険で削られる補償の範囲は「自損事故(単独事故)」と「相手が特定できない当て逃げ事故」だけです。
自損事故を防ぐには「無理、無茶、ムラ」の無い運転を心がけているだけで、多くを防ぐことができるといわれています。したがって、安全運転に努めるフォレスターのユーザーなら、エコノミー車両保険という選択肢の検討も一案です。
ちなみに、エコノミー車両保険は、一般車両保険に対して3割から4割近く安くなりますが、フォレスターの所有者が心配する、もらい事故(相手がわかる)や盗難、台風、集中豪雨などの風水災損害は、エコノミー車両保険も補償の対象なので安心です。
また、車両保険を無しで基本契約のみという選択もありますが、割引の進んでいる人なら車両保険の負担額は、月当たり千円程度です。あまりにも保険料コストを絞り、万一の際にリスクカバーができないのでは保険に加入する価値が半減してしまいます。
昨今も西日本の広域を襲った集中豪雨では、多くの車が水没し全損被害が続出しました。こうした災害でも車両保険に入っていれば満額補償の対象になりますが、入っていなけれが1円も支払われることはありません。
スバルフォレスターは、300万円前後の比較的高額なモデルなので当然ながら、車両損害時の修理費用は小さくありません。
様々なトラブルを回避のためにも、最低限「エコノミー車両保険」への加入は必須と心得ておきましょう。
エコノミー車両保険や基本補償の保険料については、各損保WEBサイトに設置された「見積もりシミュレーター」や「自動車保険一括見積もり」を利用すればかんたんにわかります。
スバル フォレスターの補償で重視するポイントは?
フォレスターは、アメリカ生まれの逆輸入に近い形のミドルサイズSUVです。優れたユーティリティのみならず、本格的なスバル独創のシンメトリカルAWDによる悪路走破性を武器に、アメリカでのスバルの地位を押し上げた原動力になりました。
今回のフルモデルチェンジでは、SUBARU GLOBAL PLATFORMが採用され、クラストップレベルの衝突安全性能を持ち、さらに危険回避性能や操作に忠実なハンドリング、そして快適な乗り心地が実現されました。
ロングドライブで負担のかかるドライバーのストレス軽減に大きな効果を発揮する「ツーリングアシスト」を全グレードに標準装備として、フォレスターのドライバーを積極的にサポートします。
また、低速走行時に前方の障害物があるにもかかわらず、誤ってアクセルを踏み込んだと車が検知判断した場合、エンジン回転数の抑制と合わせて「プリクラッシュブレーキを作動」させて衝突回避を積極的にアシストします。
このように安全性能に磨きをかけたフォレスターですが、自動車保険も次のように万全の内容で備えておくと安心です。
対物賠償保険:無制限
人身傷害補償:3000~5000万円
搭乗者傷害補償:0~1000万円
車両保険:車両価格+諸費用(価格協定の範囲内で設定)
各グレードで補償内容に差が生じる必要があるのは車両保険金額です。それ以外の補償内容について基本的に差をつける必要はありませんが、希望があれば人身傷害や搭乗者傷害の補償金額を上乗せすることも可能です。
対人対物賠償
対人賠償保険は、運転者の過失による事故でケガをした人、対物賠償は、車や自転車、家屋、路側の施設や建造物など他人の財物を損壊、破損させた際の補償です。いずれも相手への補償を支払うための保険なので、不足が無いように「無制限」とするのが一般的です。
現在の個人向け自動車保険の多くは、対人賠償無制限となっており、対物賠償も無制限を自動セット(任意選択も可)としているところが増えています。
搭乗者補償
搭乗者への補償は、人身傷害補償をメインに不足を搭乗者傷害補償で補うようにしましょう。通常は、人身傷害補償のみでも十分ですが、死亡時の逸失利益などが低く見積もられてしまう、高齢者や無職の人が運転、または、乗せる機会が多い場合、搭乗者傷害の定額補償を追加することをおすすめします。
車両保険
フォレスターの車両保険金額は、購入価格を元にWEB見積もりシミュレーターに提示される標準価額の範囲内で設定します。
スバル フォレスターのようなプレミアムSUVでは、オプションを追加設定することで自動車保険見積もりシミュレーターの表示価格と大きく異なる場合があります。
車両保険金額が多ければ無駄な保険料を払うことになりますし、全損時の保険金支払いの際に「実態と異なる」ことから保険会社が難色を示すことがあります。(車両保険金額は実損害のてん補が基本)
また、保険金額が足りない場合、保険金が不足となり損害を十分に補てんできないことも考えられます。見積もり時の保険金額の過不足は、シミュレーター上で任意入力し調整しましょう。
特にダイレクト自動車保険に加入の際は、保険金額の設定に注意して下さい。
なお自動車ローンを利用中の場合も、車両保険は必ず付けるようにしましょう。万一、高額な修理費用を伴う事故を起こした場合、車両保険に入っていなければ修理費用の捻出も大変ですし、最悪「全損」となったときに自動車ローンだけが残ってしまい、新しい車の再購入も難しくなってしまうからです。
フォレスターは300万円を超える車両保険価額となるプレミアムSUVです。
一部の損害でも先進安全技術による運転支援装置の搭載などによるセンサーなど構造もかなり複雑になっており、事故による修理費用は思った以上かかってくるので車両保険は必須補償です。
その他の特約
「弁護士費用特約」
もらい事故などにより被害者となった場合、賠償請求など相手との交渉を弁護士に依頼するための費用を、最大300万円まで補償する特約です。
「新価特約」
新車登録から一定期間付帯可能な特約です。大きな事故により修理見積もりが車両保険金額の50%を超える場合、新たな車の買替費用として、全損と同じように保険金額を上限に保険金が支払われる特約です。
通常、修理費が車両金額の50%を超えるような事故の場合、車体の骨格部にまで事故の影響が及ぶので、見た目は完全に修理をしてもその車は「修復歴あり」と見なされ、その後の価値を著しく損なうことにもなります。もらい事故が原因なら、そのような車に乗り続けることは大きな精神的苦痛を強いられることになるでしょう。
この特約は、代理店型損保にて取り扱われておりますが、次のダイレクト自動車保険でも取り扱っています。今回見積もりしたイーデザイン損保のほか、ソニー損保、セゾン自動車火災保険の3社だけです。
新車のフォレスターを大破した場合でも「新価特約」を付けておけば、修理費が保険金額の50%以上かかる場合、買い替えの費用保険金として支払われるので安心です。
「車両無過失事故に関する特約」
この特約は、相手方の追突などによる「100%無過失のもらい事故」であっても、躊躇せずに自分の車両保険を使える特約です。保険会社により、自動付帯と任意付帯の違いがあります。
「車両無過失事故に関する特約」の具体的な効果は、無過失事故で被害者となった場合に相手との交渉結果を待たず、車両保険を使って修理をしても、100%無過失事故に限り翌年等級ダウンすることはありません。
つまり、100%もらい事故なら等級ダウンを気にせず自分の車両保険を使えるので、煩わしい事故の相手に賠償請求を行い支払いを待つ必要もありません。
もちろん、相手方の保険会社がスムーズに手続きしてくれるならその限りではありませんが、相手が任意保険に入っていない「無保険車」など一癖も二癖もありそうな場合、自分の車両保険でリカバーが可能です。
相手が100%悪い事故で、賠償手続きをしっかり進めない非常識な人も世の中にはたくさんいます。
スバルフォレスターのオーナーなら「面倒な相手と関わらずに修理ができる」という価値を理解していただけることでしょう。
したがって「スバルフォレスター」には、「車両無過失事故に関する特約」がセットされる車両保険に加入をおすすめします。
一般的に代理店型損保では、各社この特約を備えていますが、ダイレクト自動車保険では次の4社の車両保険にだけ自動付帯されます。
セゾン自動車火災保険
そんぽ24
セコム損保
あまり声高に宣伝されてはいませんが100%相手過失のもらい事故の際、確実に役立つ特約です。
もらい事故の際は、弁護士費用特約を使って弁護士を雇い入れ、相手から賠償金を回収する方法もありますが相手が無保険の車の場合や大きな事故の際は、賠償金の回収に時間がかかりすぎます。
「車両無過失事故に関する特約」と弁護士費用特約がセットになっていれば、イザというときでも車両保険を不安無く使えるので安心です。
フォレスターの自動車保険、3つの補償追加プラン[2018年8月更新]
自動車保険は、特約の追加により補償のアップグレードができます。
対人対物賠償保険の補償を多くの人が「無制限」とする中で、近年注目されている「自分と家族を守るため」の補償について、この項では補償アップの具体例を挙げて解説いたします。
今回の見積もり例では「フォレスター」に乗る40歳のドライバーを例に、特約を追加した場合の内容を比較してみました。特約補償を追加した場合の見積もりは、それぞれプラン「A・B・C」の3パターンをご紹介します。
なお、特約追加の内容は、フォレスターの全グレードを対象におすすめできます。購入を検討している車の価格と比べて、保険料の目安としてご覧下さい。
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プランA:車両新価特約と車両全損時諸費用特約の追加
プランAの新価特約は、大きな事故で車両保険を使うときに、修理見積もりが保険金額の50%を超えるような場合には、車両保険金額を上限として新車の再購入費用を支払うという特約です。
新車時にはぜひ付けておきたい特約です。また、車両全損時諸費用特約は、全損支払い時に車を再調達する際にかかる諸費用も余裕をもってカバーできるようにした特約です。
この二つの追加で、新車のフォレスターを強力に守ります。
プランB:プランA+人身傷害補償の拡大と搭乗者傷害の追加
このプランBでは、プランAに加え「定額補償の搭乗者傷害保険」と「人身傷害の補償の拡大」を追加しています。
プランBでは、基本的な一般車両保険付きの保険料(24,090円)に比べて、810円アップの24,900円です。月当たり100円以下の追加負担で「プランA」に加え「搭乗者傷害の定額補償を1,000万円追加」+「人身傷害補償を最大5000万円に拡張」、さらに「車外の自動車事故も家族ぐるみで補償」します。
搭乗者傷害補償の追加をおすすめするユーザーは、フォレスターに「高齢者、主婦、無職の人」を乗せる、または、該当者が運転する機会がある人におすすめします。(ただし、今回の保険料試算は、運転者限定です)
その理由は、高齢者・主婦・無職の人、いわゆる低所得・所得が無い人の場合、損害発生時点での収入が低く見なされ、実損払いの「人身傷害保険」だけでは、死亡補償や後遺障害時の「逸失利益損害」の補償が不足する恐れがあるからです。
そのような場合に備えて、定額の死亡・後遺障害保険金が支払われる「搭乗者傷害補償」を特約追加しておけば、補償不足を補うことが可能です。
自分や家族はもとより、搭乗者に家族以外の友人・知人を乗せる機会の多い人にもおすすめです。
また、フォレスターを普段使いの足として毎日利用している人には、事故によりフォレスターが使えなくなることはとても不便なことです。このプランでは、事故時の修理期間中にレンタカー利用代が補償されるので、車両保険に加えておけば万全の補償になるでしょう。
プランC:プランB+事故時レンタカー費用補償+車両免責0円
プランCでは、車両保険免責を1回目を0円に設定しました。さらに、事故時には、レンタカー費用が補償されるので、普段の足が無くなるリスクをカバーしています。
3つのプラン比較では?
各補償の範囲を拡張し、様々な事故の際にも対応できるおすすめのプランは「C」です。
前項の「型式別・年齢別の保険料表」にある40歳の保険料(背景色:濃い黄色)と比べて、6,730円ほど高くなりますが月当たり約500円未満の負担で自分や家族など搭乗者の補償範囲が広がります。
車両保険もより使いやすく安心できる補償内容にグレードアップできるので、一度検討してみてはいかがでしょうか?
なおプランA・Bの場合は、年間の保険料差額で約1,000円~2,000円ほどの追加負担、で搭乗者補償と車両保険の強化が可能です。自動車保険の契約更新時には、保険料の比較と共に補償内容のアップグレードも検討に加えてみて下さい。
現在、代理店型の自動車保険に加入している場合、ダイレクト自動車保険に乗りかえるなら補償内容をアップして、さらに保険料をも大幅に抑えることが可能です。一括見積もり比較などを利用して検討してみましょう。
この特約追加が可能なダイレクト自動車保険は?
今回紹介した特約追加プランは、特約の名称に各社違いはありますが現在販売されているほとんどの自動車保険で対応が可能です。
自動車購入時は、保険見直しのチャンスです。安易に代理店に任せきりっで継続することなく、自分で理解して補償特約を選びましょう。
フォレスターにおすすめの自動車保険
フォレスターおすすめの自動車保険として今回は、「定評のある東京海上グループの事故ネットワークのサポートにより事故や故障の際にも強く、保険料も平均して確実に安い」と評判の、イーデザイン損保を選びました。
ダイレクト自動車保険がおすすめの理由?
約20年前に登場したダイレクト自動車保険、当初は「安かろう悪かろう」といったイメージも強く、あまり人気がありませんでした。
しかし現在のダイレクト自動車保険は、顧客対応の懸念も払しょくされました。補償の選択肢も増えてサービスもより充実しています。また、保険料は代理店型自動車保険と比べてはるかに安く、安心便利に利用することができます。
当然に保険料が安ければ車両保険付帯時の費用も抑えられ、従来の代理店型自動車保険よりも加入しやすくなります。また現在のダイレクト自動車保険は、インターネット申し込みが主流ですから特約補償なども整理され「補償がわかりやすい」ことも大きなメリットです。
安全な車なら車両保険はいらないのでは?
もちろんフォレスターの安全性に関しては、その時代の最高で最先端のモノが採用されており「安全な車」であることを疑う余地はありません。衝突安全のみならず「事故を未然に防ぐシステムを持った車」として、それぞれの時代で高い評価を集めてきた車といってよいでしょう。
したがってスバルフォレスターの購入者は、安全運転に努めていれば事故を起こす確率が低く、保険を使う機会も少なくなるはずです。
しかし一方で「あおり運転」など無謀な運転を繰り返す不埒な輩がいることも事実であり、任意保険未加入で走っている車も10台に1台以上含まれているという統計データもあります。
そのような車に限って無謀な運転の果てに事故を起こし、被害者に損害賠償も支払えないような最悪のケースも多々あります。いくら安全なフォレスターでも、さすがに追突などのもらい事故のリスクまで自車で低減させることは困難です。
そのような非常識なドライバーから身を守るためにも自動車保険が必要であり、300万円越えのフォレスターの場合、車両保険は外せない選択となるでしょう。
しかし車両保険付きとなれば「万一」のためだけに「年間数万円から十数万円も掛け捨てにする」こともまた事実です。
それならば従来の付き合いや購入ディーラーとの関係にこだわらず、ローコストの「ダイレクト自動車保険」を選択のひとつに加えて保険のスリム化の検討をおすすめします。
契約者のノンフリート等級や契約内容によって違いにも差があると思いますが、次回の更新時やフォレスターの新車中古車を購入の際には、安いだけでなくサービスも向上したダイレクト自動車保険も比較対象としておすすめします。
イーデザイン損保をおすすめする理由
イーデザイン損保を有する「東京海上グループ」は、損害保険の名門「東京海上日動火災」を中心とする国内有数のメガ損保です。
ダイレクト自動車保険の会社としては、歴史も浅く、規模も小さいイーデザイン損保ですが、保険商品を自動車保険のみに特化し、事故対応を東京海上日動火災のサービス網を利用するなどして、リーズナブルな保険料と高い事故対応力を両立している損害保険会社です。
最大の特徴は、国内ダイレクト損保の新参ながら、各年齢層でライバル他社のダイレクトよりも保険料が安く、若い初心者ドライバーからベテランの高齢者ドライバーにいたるまで、平均的にリーズナブルな保険料が魅力です。
また、契約から2年目以降の継続契約者には、イーデザイン損保独自の継続割引や無事故割引制度も用意されています。
スバルフォレスターの購入者は、スバルディーラー代理店、または専業の保険代理店にて自動車保険に加入する方も多いと思います。
しかしダイレクト自動車保険のイーデザイン損保なら、頼れる「東京海上グループの事故対応」を格安の保険料で契約できます。他のダイレクト損保を含めて一度検討してみてはいかがでしょうか?
Cクラスの購入時や現契約の更新時、手続前に参考でも見積もりを取り補償内容や保険料を比較してみることをおすすめします。
保険料見積もりの被保険者と車について
今回見積もりしたフォレスターの被保険者設定条件、被保険車両の使用方法、年間走行距離など諸条件は、項目7の「被保険者と補償の基本設定」にてご確認下さい。
フォレスターユーザー必見!目的別の自動車保険
自動車保険は、毎年更新される掛け捨て保険です! だからこそ必要補償を絞って可能な限り安く契約することが賢い選択といえます。
これからの自動車保険選びでは、代理店や保険会社任せにすることなく、契約者自身が保険会社ごとの異なるサービスや保険料の差を自分で比較して確認することが賢明な方法です。
そこで、フォレスターの所有者に検討してほしい特徴のある保険会社をご紹介します。あなたの使い方に合った自動車保険を選ぶための参考にして下さい。
「現場急行サービス」のあるダイレクト自動車保険は?
どんなベテランドライバーでも、ひとたび事故に巻き込まれれば大なり小なり動揺することに違いありません。それが、初心者ドライバーや女性ドライバー、高齢者ドライバーなら、なおさらのことです。
そこで、いくつかのダイレクト損保は、サービスの拡充をはかるために2016年、2017年に相次いで「現場急行サービス」を導入しました。
2017年末時点で「セコム」の緊急対処員が現場急行してくれるのは、セコム損保は元より、ソニー損保、イーデザイン損保が追加になりました。
また、ほぼ同じ内容で「ALSOK」の緊急対処員による「現場かけつけサービス」の提供を開始したのは、セゾン自動車火災保険「おとなの自動車保険」です。
「おとなの自動車保険」の場合、つながるボタンとアプリによる事故時の緊急通報サービスとの連動による積極的なサービス運用が行われており、より安心です。
車両地震特約が付けられる車両保険は?
現在、車両保険に付けられる地震特約には2つの種類があります。
大手中堅の代理店型損保と外資系ダイレクト損保2社が取り扱う、「地震等による車両全損一時金特約(50万円)」と、朝日火災、チャブ保険が取り扱っている「分損補償あり・全損時満額補償の車両地震特約」の2種類です。
この特約の違いですが、前者は、全損時のみ保険適用となりますが最大50万円までしか支払われません。後者の補償は、通常の車両保険補償とほぼ同様で、分損の修理補償から全損時には、保険金額まで補償されます。
当然に保険料負担がちがってきますが、大きな地震が予想されている地域なら、朝日火災、チャブ保険の「分損補償あり・全損時満額補償の車両地震特約」がベストチョイスです。
問題点は、どちらの保険会社も小規模な代理店型損保なので、身近で加入できる代理店を見つけることが難しい点です。しかし、どちらの損保も「一括見積もり比較サイト」から、見積もり代理店の紹介、加入が可能なので、実際の保険料見積もりを見ながら検討することができます。
地震の被害が予想されている地域にお住いの人は、次回更新時に検討してみてはいかがでしょうか?
エコノミー車両保険でも「あて逃げ補償が可能な自動車保険」がある?
意外と知られていないのですが「日新火災」のエコノミー車両保険なら当て逃げ補償が可能です。
日新火災は、中堅規模の代理店型損保ですが、東京海上ホールディングスに属しながらも独立して運営を続けている、事故対応に定評のある保険会社です。
保険会社の規模からか、あまり代理店を見かけませんが「一括見積もり比較サイト」から、見積もりと代理店の紹介、加入ができるので、実際の保険料見積もりを見ながら検討することができます。
もらい事故対応!「車両無過失事故に関する特約」付きの車両保険
この特約は、相手方の追突などによる「100%無過失のもらい事故」の際に、翌年の等級に影響せずに自分の車両保険を使える特約です。保険会社により、自動付帯と任意付帯の違いがあります。
「車両無過失事故に関する特約」とは、100%無過失の事故で被害者となった場合に限り、相手との交渉結果を待たず「自分の車両保険で修理をしても翌年等級ダウンすることない」という、もらい事故の対策に有効な特約です
つまり、100%もらい事故なら等級ダウンを気にせず自分の車両保険を使えるので、煩わしい事故の相手に賠償請求を行い支払いを待つ必要もありません。
もちろん、相手方の保険会社がスムーズに手続きしてくれるならその限りではありませんが、相手が任意保険に入っていない「無保険車」など一癖も二癖もありそうな場合、自分の車両保険でリカバーが可能です。
相手が100%悪い事故で、賠償手続きをしっかり進めない非常識な人も世の中にはたくさんいます。スバリストのオーナーなら「面倒な相手と関わらずに修理ができる」という価値がわかると思います。
したがって新車購入する「新型フォレスター」の場合、「車両無過失事故に関する特約」がセットされる車両保険に注目することも選ぶポイントになるでしょう
一般的に代理店型損保では各社この特約を備えていますが、ダイレクト自動車保険では次の4社の車両保険にのみ自動付帯されます。
セゾン自動車火災「おとなの自動車保険」
そんぽ24
セコム損保
なお、もらい事故の際には「弁護士費用特約」を使用して、弁護士を雇い入れて相手から賠償金を回収する方法が一般的となっており、ソニー損保やSBI損保では、その方法を薦めていますが、対物賠償保険にも加入していない輩から賠償金を回収するのにはそれなりに時間がかかります。
つまり、相手が無保険の車の場合や大きな事故の際は、賠償金の回収に時間がかかりすぎるという欠点をカバーするために、「車両無過失事故に関する特約」が付いた車両保険に加入することがもっとも適切な方法といえるでしょう。
したがって「車両無過失事故に関する特約」と「弁護士費用補償特約」をセットに加入しておけば、イザというときでも車両保険を不安無く使えるのでより安心ですね。
ランキング順位の高い保険会社はどこ?
自動車保険のランキングには、保険料・事故対応力・補償内容・ロードサービスなど、様々な項目のランキングがあり、また、総合的なランキングもバランスの良い保険会社を知る手掛かりとなります。
ランキングや保険会社の比較については、別の記事で詳しく解説しておりますのでそちらを参考にご覧下さい。
フォレスターを親子で共用する際に安い自動車保険を教えます!
20歳以下の運転を補償する自動車保険が高いことは、今回の年齢別見積もりを見てもよくわかります。
都市部では、車庫スペースなど様々な事情から親の車を子供と共用するケースも多く、その際は、今加入している保険のドライバー限定を外し、年齢条件を引き下げる、もしくは、子供が使用の都度「1日自動車保険」の契約をするなど、何らかの方法で付保する必要があります。
フォレスターを子供が運転する場合、毎週末に1日程度の割合で子供が使うなら1日自動車保険を利用すれば保険料を抑えることができます。
1日自動車保険では車両修理補償が300万円までとなっているため車両補償はギリギリの内容となります。また、基本補償は搭乗者傷害保険となっており人身傷害補償が付かないところが大きな欠点といえるでしょう。したがって1日型自動車保険でフォレスターに乗る場合、全体的な補償不足は否めません。
そこでフォレスターを親子で共用するなら、現在契約中の年齢限定や運転者範囲を変更して万全な補償で備える方が賢明な選択になるでしょう。
ここでは、保険期間中途の追徴保険料は、個々に異なるので比較ができません。そこで今回は、45歳の親の契約に子供が運転する場合の条件をプラスして、年間保険料を試算しダイレクト3社で比較してみます。
比較する保険会社は、40歳以上被保険者の保険料が安い、セゾン自動車火災「おとなの自動車保険」、そして安さとサービスのバランスが良いと評判の「イーデザイン損保」、格安自動車保険で人気の「SBI損保」の3社です。
親の車(フォレスター)を子と共用するなら?
自動車保険は、代理店型、ダイレクト型を問わず「一番年齢が若い人」を基準に年齢条件を設定することから、ノンフリート等級が進んだ40歳以上の優良ドライバーでも、20歳以下の「子」が免許を取ってマイカーのフォレスターを共用する場合、年齢を問わず補償の保険料率適用となり保険料が高くなります。
(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)
今回比較した3社の中では、格安と評判のSBI損保の保険料よりもセゾン自動車火災「おとなの自動車保険」と「イーデザイン損保」の見積もりがもっとも安くなりました。
ご覧のとおり3社の保険料はかなり差があるので車両保険付きで加入する際は、必ず比較見積もりを取るようにしましょう。
また、おとなの自動車保険には、車両保険の「新価特約」と「車両無過失事故に関する特約」も設定されており、SBI損保よりも補償が充実している点も考慮すべきでしょう。
セゾン自動車火災保険には、事故発生時に心強い「つながるボタン」や「現場急行サービス」も無料で付いているので、初心者の子供が運転する際にも安心できる保険という点も重要なチェックポイントです。
免許取りたての子供と車を共有するなら、加入条件や補償内容で保険料にちがいが生じることもあるので、上記の3社以外にも数社を含めた、自動車保険一括見積もりを取って比較することをおすすめします。
次回の更新時、または、購入時にはしっかり検討して、より良い自動車保険に加入しましょう。
被保険者と補償の基本設定
見積もり試算日:2018年8月1日
保険期間:2018年7月10日から1年間
損害保険会社:イーデザイン損保、
(親子共用比較:セゾン自動車火災「おとなの自動車保険」、SBI損保)
被保険車両:スバル フォレスター
カテゴリ:AWD SUV(ステーションワゴン)
型式:SK9、SKE
用途・車種:自家用普通乗用車
初度登録年月:2018年(平成30年)8月
年齢:被保険者ごとに設定
居住地(登録地):東京都
適用ノンフリート等級:
20歳の試算は8等級
21歳の試算は9等級(-43%)
26歳の試算は14等級(-50%)
30歳の試算は16等級(-52%)
40歳、50歳、60歳、70歳の試算は20等級(-63%)
前年事故の件数:0件
前年事故あり係数:0年
年齢条件:各年齢に準ずる
運転者限定:被保険者本人のみ
運転免許証カラー:
20歳は「グリーン」
21歳、26歳は「ブルー」
30歳、40歳、50歳、60歳、70歳は「ゴールド」
使用目的:日常生活・レジャー
年間走行距離区分:~5,000km
対人賠償(基本補償):無制限
対物賠償(基本補償):無制限
人身傷害(基本補償):3000万円(被保険自動車の車内のみ補償)
車両保険価額:335万円
(免責:1回目5万円-2回目以降10万円)
特約:
対物超過修理費用補償特約、他車運転危険補償特約、弁護士費用等補償特約
サービス:
ロードサービス
示談代行サービス
提携修理工場サービス
事故現場急行サービス
割引:インターネット、証券e割、新車、ゴールド免許、ASV割引
保険料試算に際し、設定条件や補償内容の諸条件を可能な限り同じにしておりますが、保険会社によって補償や限定範囲の違いなどがあります。若干の差異については予めご了承下さい。
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