メルセデスベンツ C180の年齢別保険料|新車と中古車の自動車保険
今回の新車と年式別旧モデルの保険見積もりは、「メルセデスベンツ C180」にスポットを当て、年齢別保険料をご案内します。
さっそく保険料がもっとも安い、30歳以上の保険料例から見てみましょう。
→メルセデスベンツ C180の保険料例
見積もりした最新モデル(2019年)のメルセデスベンツ C180の保険料は、年間39,470円でした。
車名:メルセデスベンツ C180 セダン(205040C)
初度登録:平成31年4月
車両保険金額:520万円
被保険者条件:30歳~39歳、20等級、運転者限定なし
自動車使用条件:日常レジャー、走行距離 年間5,000㎞
この見積もりは、新車ディーラーで勧められる国内大手の代理店型自動車保険と比べて、おおむね半額の保険料です。
(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)
今回メルセデスベンツ C180の保険料では、次に挙げる5つの保険料について保険料見積もりを例に詳しく解説します。
② メルセデスベンツ C180の旧モデル、平成27年式(2015)中古車の年齢別保険料
③ 更新時の乗りかえ保険料を、21歳から65歳まで年代別に見積もり比較
④ 20代30代の人がはじめて自動車保険に加入する際のダイレクト3社比較
⑤ メルセデスベンツ C180を親子で共用する際の保険料をダイレクトと代理店型で3社比較
保険料比較を見るとその差額には驚くような違いもあり、実態を知らないで損をしている人も多いと思います。
ぜひ最後までご覧いただき、メルセデスベンツ C180の新車中古車購入時、自動車保険更新の乗りかえの検討など、自動車保険選びの参考にお役立て下さい。
今回の「記名被保険者と補償内容の基本設定」は、本文の終わりにまとめております。必要に応じてご確認下さい。
なお、本文中に記載の保険料は、あくまでも参考目安としていただき、契約時に必ず、実際の見積もりを集めて比較検討を行って下さい。
メルセデスベンツC180各車の満期更新時、新車中古車購入時、補償の付け方など、自動車保険選びの参考にお役立て下さい。
目次
メルセデスベンツ C180の年齢別保険料【新車】
今回の「メルセデスベンツC180」年齢別保険料は、「見積もりが安い!」と評判の「イーデザイン損保」にて、一般車両保険付き・車両なしでそれぞれ試算しています。
年齢の設定は、20歳、21歳、26歳、30歳、30歳~39歳、40歳~49歳、50歳~65歳、65歳~69歳、70歳~74歳と、それぞれの年齢別に試算を行い一覧表にまとめました。
ご覧の際は、該当する型式・グレードの列に表記されている、年齢別保険料を選び参考にして下さい。
グレードやオプションの違いにより車両保険金額が異なる場合でも、同一の型式なら保険料に大きな違いは生じないので、そちらを参考にして下さい。
また、新車購入から1年目2年目の車も、同じ型式のモデルならこちらの保険料表が参考になります。最初の車検前後の車や旧モデルの見積もりは、後述の「メルセデスベンツC180年式別の年齢別保険料」をご覧下さい。
次の年齢別保険料表をご覧になる際は、該当する型式の保険料を参考にして下さい。なお、該当車種の「型式別料率クラス」は、表の下に掲載しておりますので参考にして下さい。
メルセデスベンツC180【新車】の年齢別保険料の見積もり
(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)
メルセデスベンツC180の年齢別保険料は、等級の違い以上に若い人の高額な保険料が目立ちます。
保険料は、メルセデスベンツC180に限りませんが18歳から20歳までの基本の保険料率は、ダイレクト型、代理店型のどちらも軒並み高くなります。
またC180は、プレミアムセダンゆえに、車両クラスが一般的な乗用車と比べて2~3クラス高めの「7」に設定されていることから、比較的高い保険料になっています。
したがって保険料から見た場合には、国産のプレミアムセダンと比べて、若干維持費の高い車ということになります。
今回20歳ドライバーの等級は、無事故で3年目の更新契約を想定し8等級(-40%)で見積もりしましたが、一般車両保険付きで284,980円となり概ね30万円近い保険料になりました。
しかし21歳9等級まで進むと保険料は134,290円と、かなり下がりました。
その後も無事故で順調に更新できれば、35歳までに最高等級の20等級に達し、もっとも安い保険料で契約が可能になります。
また、イーデザイン損保の場合は、26歳から低価格の保険料水準が64歳まで続きますが、70歳を超えると35歳時の保険料と比べて約1.4倍の保険料になります。
今回見積もりしたイーデザイン損保の保険料は、概ねダイレクト自動車保険の平均額を下回りますが、各年齢層の最安値というわけではありません。
契約者それぞれの保険料は、運転者の年齢やノンフリート等級、運転者範囲、補償内容など、条件ごとに異なります。
したがって「この保険会社が1番安い!」とは断言できないのが今の自動車保険の現状ですから、実際の契約時には、いくつかの保険会社の見積もりを集め、補償内容も含めてしっかり比較検討を行って下さい。
そこで、後述する「更新時の保険乗りかえ見積もり比較」では、21歳、26歳、35歳、45歳、55歳、65歳、それぞれの年齢で3社比較を行っています。更新時の乗りかえを検討している人は、そちらも参考に検討を進めて下さい。
新車のC180で対象になる割引と適用条件
自動車保険は、新車登録時から一定期間適用になる割引があります。新車時のみの主な割引は次の3つです。
②エコカー割引
③ASV割引
①新車割引は、車検証に記載されている新車の新規登録を示す「初度登録年月」から25か月間適用になる割引です。
具体的には、「保険開始日が車の初度登録年月から25ヶ月以内の契約」と定められているので、保険の開始日が登録から30日以内であれば、1年目から3年目の契約まで適用になるので最大3年間割引が受けられます。
保険会社により期間や割引率の規定が異なる場合があるので、見積もり時に確認しましょう。
②エコカー割引は、いわゆる低公害・低燃費車を対象とした割引で、電気自動車(EV)、燃料電池自動車(FCV)、ハイブリッド自動車(HV、PHV)、メタノール自動車、天然ガス自動車(LPG)などが該当します。対象車種、取り扱いの有無は、保険会社により異なるので見積もり時に注意して確認しましょう。
エコカー割引は、保険会社ごとに適用期間も異なり、初度登録年月より13か月以内、25か月以内などがあり、対象車種が異なるなど、保険会社ごとに規定が異なるので見積もりを取る際に必ず確認しましょう。
③ASV割引は、一般に「自動ブレーキ割引」とも呼ばれ、その名の通り先進安全技術の「衝突被害軽減ブレーキ」の搭載が前提となっています。
ASV割引の適用には、以下の2つの要件を満たす必要があります。
契約車両の型式の発売年月が「保険始期日の年から3年前の4月以降」であること
以上、①②③の割引ですが、その規定により新車のC180は、①の新車割引が適用対象になります。
直列6気筒エンジン時代の旧C180と比べて、かなり燃費性能は向上しましたが、②のエコカー割引は、残念ながら適用対象外となります。
また、③のASV割引は、表に記載の対象車のみ該当となります。
毎年見直される!C180の型式別料率クラス
型式別料率クラスのアップダウンは、毎年の保険金支払いによる損害率を勘案し見直しが実施されます。
メルセデスベンツC180の場合は、予防安全運転支援装置の標準装備化も相まって事故を起こしにくい車へと進化しています。
しかしC180は、国産車と比べると販売量が少ないため、同じ型式の車が起こす事故の影響を受けやすい車といえるでしょう。
C180は「事故の数は少ない」と予想されますが、登録台数全体から見た割合は、ライバル車と比べて車両料率クラスがやや高くなっているようです。
表の下に記載の通り、車両クラスが国産乗用車のそれと比べて高い[7]となっておりトータルで保険料を押し上げています。
なおメルセデスベンツC180を所有する場合は、車両の前部分には高額なセンサー類や動力ユニットが集中し、事故時の修理費用がかさむことも予想されるので、車両保険の付保を強くおすすめします。
近年、車両保険金の支払い単価は、登録車全体を見ると横ばいから上昇傾向にあります。したがって高額車両のメルセデスベンツC180のような車種ほど、思った以上に車両修理費用が高くなる傾向にあるので車両保険を検討して下さい。
メルセデスベンツの販売車種の中では人気モデルのC180ですが、販売されている台数は国産他車と比べて少なく、1事故当たりの損害割合が影響を受けやすい車種のひとつです。したがって型式別料率クラスが急激に上がることもあり、残念ながら大きく下がることをあまり期待できないのが残念な点といえるでしょう。
この点においてC180は、少々保険料が割高になる「車両クラスが高い車」として見ておき、自動車保険選びにおいて見積もり比較をするなど、ひと工夫する必要があるでしょう。
最新の型式別車両クラスを調べるなら、次の記事カテゴリーから該当の新しい記事をご覧下さい。
新車の自動車保険選びで注意するポイント
新車を購入した際や購入後の保険選びについて、注意点をご案内します。
保険料の事前見積もりは必須!
新車購入時は、現在契約中の自動車保険に記載されている車両を入れ替える手続きが必要です。
自動車が変わる場合、一般的に「型式別料率クラス」をはじめ、車両条件や被保険者条件、補償内容などが変わるので、変更点を確認し、保険会社への速やかな通知と条件が変わることによる、保険料の追徴(返還の時もある)を試算してもらう必要があります。
また、現在の保険を中途更改して新たに入り直す場合は、「旧契約の解約日と新規加入の保険始期日を納車日に合わせて同日付で」事前に手続きを完了させておく必要があります。
また、純新規で加入する際も納車日に保険始期日を合わせて、契約手続きを完了させておきましょう。
保険料の事前見積もりは、車両入替、中途更改、新規加入とともに、必要な事柄は、該当する車の型式と自動ブレーキ装着の有無です。通常、売買契約書に記載がありますが念のため販売店に確認しましょう。
補償内容と契約条件の見直し
購入時、継続更新に限らず新車から3年以内は、新車だけの割引や車両保険の新価特約など、特別な割引や選べる補償があるので、各社の見積もり内容をしっかり確認し検討して下さい。
特に車両保険の保険金額や免責、「新価特約」、「車両無過失事故に関する特約」など、新車に必須の特約は、車両入替時に検討が必要です。ドライバーの範囲や年齢条件なども含めてしっかり確認しましょう。
「中古車に車両保険は必要?」メルセデスベンツC180 年式別の保険見積もり
C180の中古車は、新車価格から比べると手ごろな値段に落ち着き、ライバル車と比べても買いやすく魅力ある選択肢になっています。
今回は、平成27年式(2015年)、平成24年式(2012年)が初度登録年月になっている、C180各車種を取りあげ年式別の年齢別保険料をご案内して参ります。
今回保険見積もりを行った年式別のC180は、現行販売モデルと同じ「W205」、1世代前の「W204」について、型式年齢別に見積もりました。
今回見積もりした年式モデルから、1~2年ずれている場合でも型式が同じなら、車両保険金額による保険料差は少ないので参考程度にはご覧いただけますが、契約前に正確な見積もりを集め検討して下さい。
次の年齢別保険料表をご覧いただく際は、あなたの車と同じ型式モデルの保険料を参考にして下さい。また該当車種の「型式別料率クラス」は、表の下に掲載しておりますので参考にして下さい。
メルセデスベンツC180(W205)「平成27年式(2015年)」の年齢別保険料
上の年齢別保険料表は、2015年前後のモデルを対象とした見積もりです。先にご案内した新車の見積もりと比べて、型式別料率クラスの対物賠償クラスが異なる車種もあるので注意しましょう。
セダン、ステーションワゴン、カブリオレ、クーペなど、種類が多い「メルセデスベンツC180」は、中古車販売価格を踏まえ車両保険金額を280万円から370万円でそれぞれ設定しました。
なお、新車時の車両価格やオプション品を踏まえ保険金額を調整することができます。
2015年モデルのC180は、経過年数によりASV割引、新車割引の対象からは外れるので、新車と比べて保険料が高くなります。
新車の保険料見積もりと比べて保険料が高いので、これから中古車を購入するならこの点を踏まえて、自動車保険を慎重に選びましょう。
メルセデスベンツC180(W204)「平成24年式(2012年)」の年齢別保険料
セダン、ステーションワゴン、クーペなど、種類が多い「メルセデスベンツC180(W204)」は、中古車販売価格を踏まえ、エコノミー車両保険と車両保険なしで見積もりしてみました。エコノミー車両保険の金額は140万円から160万円でそれぞれ設定しています。
登録からの経過年数により、ASV割引、新車割引、エコカー割引の適用はありません。車両クラスは「7~8」なので、比較的高い保険料になります。
C180の中古車購入時は型式別料率クラスにも注目!
料率クラスが高いC180の中古車購入時は、毎年1月1日に見直しが行われる型式別料率クラスのアップダウンに注目しましょう。
あなたのC180の型式別料率クラスが「上がってるか?下がってるか?」ぜひ確認して欲しいポイントです。今年と前年の型式別料率クラスを比べるなら、次の「損害保険料率算出機構」のWEBサイトが便利です。
旧年式車と中古車の車両保険
C180の車両保険金額は、「購入価格+オプション品+消費税等」の合算が補償の対象になります。
新車から数年経過した旧年式車や中古車の場合、保険料がかさむ車両保険を付けることに躊躇される方もいらっしゃるでしょう。 しかし、近年は車の構造や安全装置の多様化が進み、ちょっとした修理でも思った以上に修理費用がかさむみます。
また、台風や洪水などの自然災害による被害も無視できない地域の方もおられるでしょう。(地震災害の車両補償は、別途特約追加が必要です)
したがって低価格の中古車であっても車両保険を付けておく方が安心です。
車両保険は、「一般車両保険」のほか、単独の自損事故や当て逃げの補償をしない代わりに保険料が安い「エコノミー車両保険」もあるので、具体的に見積もりを取って検討しましょう。
車両保険金額の上手な選び方
車両保険の保険金額は、保険会社ホームページの見積もりシミュレーターにて、提示される標準価額の範囲内で任意に設定が可能です。
車両保険金額が足りない場合、保険金不足となり損害を十分カバーできない恐れもありますが、逆に多すぎると無駄な保険料を払うことになります。
車両保険金額の過不足は、見積もり時に任意入力して調整しましょう。
なお保険金額を必要以上に高くつけると、全損時の保険金支払いの際に「損害の実態と異なる」ことから、保険会社が保険金の支払い額に難色を示すことがあります。
車両保険は、実損害の補償が目的なので、保険金額の内容次第では、保険金支払いが時価額相当に減額されることもあるでしょう。
特に代理店を介さないダイレクト自動車保険の契約では、保険金請求時のトラブル回避のためにも保険金額の設定に注意して下さい。契約前に必ず見積もりを取って保険料の比較検討を行いましょう。
車両保険のその他のメリット
「あおり運転をする危険なやからが事故の相手だった場合、まともに示談交渉が進むと思われますか?」
面倒やもめごとは保険会社や交渉のプロである弁護士に任せて、自分の生活や時間を維持する方が大切です。しっかりした補償内容の車両保険を付けておけば、万一の際にあなたを確実にバックアップし守ってくれます。
したがって「メルセデスベンツC180の中古車にも車両保険は必要です」というのが、当サイトと筆者のスタンスであり、すべての自動車保険契約者におすすめする理由です。
このように車両保険の本当の有効性を知れば、「保険料がもったいない」という理由から、車両保険の付保をやめるメルセデスベンツオーナーは、いらっしゃらないと思います。
メルセデスベンツ車の場合、中古車や何年か経過した年式のC180でも中古市場ではかなりの価値が残っています。自動車ローンを利用中の人、事故による高額な修理費用の対策はもちろんですが、上記の理由からも自分を守るために車両保険の付保を検討して下さい。
メルセデスベンツC180の更新時の保険乗りかえ見積もり比較
ニューメルセデスベンツC180の自動車保険は、保険会社によってかなりの保険料差が生じます。
保険料が安くなる26歳以上から、もっとも安い30代半ばから50代までは、同じ補償にもかかわらず保険会社の違いだけで5万円近い差が付くこともあります。
そこで、年齢別の各社の保険料差が気になる方に「満期更新時の保険会社乗りかえのススメ」として、21歳、26歳、35歳、45歳、55歳、65歳のドライバーを例に、自動車保険見積もりの3社比較をご案内します。
今回の見積もりは、ダイレクト自動車保険売上No.1の「ソニー損保」、今回の記事で新車中古車の年齢別保険料を見積もりした「イーデザイン損保」、ちょっとユニークな代理店型自動車保険の「楽天損保」の試算例を比較してみました。
「21歳の被保険者」更新時の乗りかえ見積もり3社比較
今回は8等級からの継続更新を前提に9等級で試算しましたが、21歳のドライバーの場合、保険料が安いと感じられるほどにはなりません。
しかし、代理店型とダイレクト型では、こんなに差があるので現契約を自動車ディーラーや代理店で加入しているなら、ダイレクト型との見積もり比較をしてみれば現状よりも安い保険が見つかるかもしれません。
今回、21歳の更新保険料比較(9等級 -43%)では、ご覧のとおり一般車両保険で比べた場合、イーデザイン損保(134,290円)と、楽天損保(229,790円)の保険料差は 95,500円も開きました。
車両保険なしの基本契約でも18,080円の保険料差が生じるので、21歳~25歳のドライバーは、見積もり時にダイレクト自動車保険を加えて比較検討してみましょう。
「26歳の被保険者」更新時の乗りかえ見積もり3社比較
代理店型と通販型商品の保険料の違いですが、数字だけではあまりピンと来ないかもしれませんので、グラフに注目していただけるとわかりやすいと思います。
ご覧のとおり基本契約のみ(車両無し)の場合でも、イーデザイン損保(24,730円)と、楽天損保(38,890円)の保険料差は、14,160円も開いており、一般車両保険付きの契約にいたっては、79,980円もの差が開きました。
「35歳の被保険者」更新時の乗りかえ見積もり3社比較
代理店型と通販型商品の保険料の違いは、今回の比較表を見れば明らかです。
ご覧のとおり基本契約のみ(車両無し)の場合、イーデザイン損保だと13,650円のところ、楽天損保では 20,740円となり、差額が7,090円でした。
また、一般車両保険の場合、イーデザイン損保なら39,470円で済むところ、楽天損保だと78,850円と約2倍の保険料になります。
つまり、楽天損保の保険料で、イーデザイン損保だと2年分の保険料が払える、ともいえます。同じ補償内容なら通販型ダイレクト自動車保険の方が安く契約できることが良くわかります。
「45歳の被保険者」更新時の乗りかえ見積もり3社比較
代理店型と通販型商品の保険料の違いは、保険料が最低水準の45歳でもかなり差が開きました。
今回の例に限らずダイレクト型と代理店型の間には、かなりの保険料差が生じます。ここまでご覧いただいたならは、この後ご自身自動車保険契約の内容と保険料を、他社の見積もりと比較してみて下さい。
特に代理店型自動車保険に加入している人は、次回更新の前に一括見積もり比較などを使って、複数社の見積もりから検討されることをおすすめします。
また今回は、通販型ダイレクト自動車保険の2社の間でも、車両保険の有無によって保険料の差が付くことがわかりました。
一般的に通販型ダイレクトの代表格である「ソニー損保なら安い!」と思われている方が多いようですが、一般車両保険を付けた場合、両社の差額が16,480円になりました。また条件次第ではイーデザイン損保より、もっと安い自動車保険もあります。
「見積もりを比較することが重要!」ということがよくわかる事例でした。
「55歳の被保険者」更新時の乗りかえ見積もり3社比較
代理店型と通販型商品の保険料の違いは、保険料が安い55歳のドライバーでもかなり差が付きます。
ご覧のとおり一般車両保険の場合、イーデザイン損保なら41,990円で済むところ、ソニー損保だと59,690円となり、楽天損保に至っては、倍近い76,630円もの保険料になりました。
代理店型の自動車保険が高いことは、予想通りともいえますが、一般的に安いと考えられている通販型ダイレクトの代表格「ソニー損保」の保険料が意外にも高く、今回のようにダイレクト同士の比較で1万円以上も差が開くことがあります。
今回の見積もり比較に限らず「保険会社ごとに保険料が大きく違う」ということを認識して下さい。
特に車両保険が含まれる場合、各社保険料率の違いが顕著になるので、一度、ご自身の自動車保険契約の内容と保険料を他社の見積もりと比べて見ることをおすすめします。
特に代理店型自動車保険に加入されている方は、保険会社WEBサイトの見積もりシミュレーター、または、一括見積もり比較サービスなどを利用して、複数社の見積もりとご自身の契約を比較検討してみましょう。
実際に見積もりを比べてみれば、もっとも安い自動車保険が見つかります!
「65歳の被保険者」満期更新時の乗りかえ3社比較
65歳ドライバーの自動車保険では、3社すべてが35歳時の保険料と比べてかなり高くなります。
例えば、一般車両保険付きの契約をソニー損保で比べてみると、35歳では 56,540円のところ、65歳だと 68,350円になり、11,810円も高い保険料です。
また同様にイーデザイン損保の場合では、35歳 39,470円だったのが、65歳 44,430円と、4,960円しかあがりません。
このように保険会社によってこの値上がり幅は異なるので、65歳の人は、保険料が上がっても保険会社をしっかり選べば、値上がり分を最小に抑えられそうです。
自動車保険は元より掛け捨ての保険ですが、みなさんの自動車保険でもこのような保険料差が生じているかもしれません。
現在、代理店型自動車保険で契約されている方は元より、通販型のダイレクト自動車保険の契約者も、今一度、現契約の見直しをしてみませんか?
もちろん、メルセデスベンツC180に乗られる方には、保険料の多少の違いは気にしない人もいらっしゃるかもしれませんが、保険会社による保険料にこれほど違いがあることを、情報として知っていただけたらと思います。
20代30代新規加入のメルセデスベンツC180の保険料はいくら?
この章では20代30代でC180を購入し、はじめて自動車保険契約する際の保険料を、見積もり比較してみました。
自動車保険は、20代の純新規契約の場合、最初の6等級からスタートするにあたり、1年間のみ純新規の割増が加算されるため、通常よりも高い保険料になります。
割増規定は、代理店型、通販型のダイレクトを問わず設定されるため、すべての保険会社で高額な保険料になります。保険選びには細心の注意をして次の保険料比較を参考に検討して下さい。
20代30代ドライバーが新規加入する場合の保険料
はじめての自動車保険選びの参考例として、実際の保険料で比較してみます。
今回の見積もりでは、21歳、26歳、30歳のドライバーを対象に、3社同じ補償条件で試算しましたが、保険料にあらためて驚かされます。
また今回の見積もりで20代新規の場合、30代以上では安いと評判のダイレクト自動車保険でも、かなり保険料差が生じ高くなることがわかります。
一般車両保険の契約では、イーデザイン損保の369,710円に対し、三井ダイレクトでは 267,970円となり、約10万円もの差が生じます。
こうした違いを知る方は意外にも少なく、実際に見積もりを取って比較してみなければわかりません。今回は、比較対象に加えませんでしたが、場合によっては、代理店型の方が安くなることもあります。
したがって「ダイレクトなら安い」と妄信されている方や、アドバイスには要注意です。代理店型自動車保険も加えて見積もりを比較し、できるだけ安い保険会社を見つけましょう。
20代の保険料を安くする具体的な対策
今回のように20代の新規契約者の1年目保険料は、純新規契約の割増規定により高額になので、次のように補償を制限した対策を施せば保険料を抑えることが可能です。
注意点「記名被保険者本人の運転以外は補償されない!」
注意点「車両保険を使うとき自己負担額が増える!」
注意点「単独事故やあて逃げの補償が除外される!」
対策後の保険料は次の表のとおりです。
上記2つの保険料見積もりを比べて見るとわかりとおり、20代のドライバーが純新規契約する自動車保険は、加入条件や補償内容で保険料が大きく違ってきます。
21歳の契約の場合、イーデザイン損保が 190,770円まで下がりましたが、三井ダイレクトの保険料はさらに下がり、129,900円まで抑えることができました。
なお、三井ダイレクトなら「車両保険の免責額を15万円まであげられる」ので、さらに保険料を抑えることも可能です。
20代の1年目の保険契約で注意することは「むやみに保険を使わない!」ことが、将来に割引を進めていくための大切なポイントになってきます。
とても厳しい話ですが1年目の自動車保険契約では、人身事故や相手に多大な損害を与えるような事故で「大きな損害が生じた場合にのみ使う」というような覚悟が必要となり、小規模な単独の自損事故で車両保険などを使わないようにする(自己負担する)ことが、今後の割引を進めるためにも有効な方法です。
したがって、車両保険の免責を上げることや、自損単独事故を補償しないエコノミー車両保険を選ぶことは、現実的な選択としておすすめします。
自動車保険を選ぶうえで補償内容は、もちろん大切です。しかし保険会社選びで保険料に差がつくことも忘れないようにしましょう。
はじめての車として「メルセデスベンツC180」の購入が決まったら、このように各社の見積もりを集めて比べてみて下さい。
初心者は中古車のほうが良い?
保険料や維持費、予防安全性能の観点から、最新の新車の方が初心者ドライバーにはおすすめです。
車を選ぶ際は、自動車保険の差額にも注目しましょう。
例えば新車なら、登録から約3年間の保険料は新車割引が適用になるので、中古車を選ぶより保険料が割安です。
また、型式ごとに異なる「型式別料率クラス」の違いで、最初から数年の保険料で大幅なちがいが生じることもあります。
もちろん予算の限りはあると思いますが、新車中古車の見積もりを比べながら慎重に選んで下さい。
自動車保険は、保険会社の選び方によってグレードの価格差が埋まってしまうこともあるので、「一括見積もり比較」などを利用して、保険会社ごとの補償内容や見積額を比べてみることが大切です。
20代の新規契約で安い自動車保険を見つけるには?
20代の新規契約では、車両保険を付けるとかなり高額な保険料となり、必ずしも通販型ダイレクトの自動車保険が安くなるとは限りません。
「20代の人が安い保険を見つけるには、どうしたらいいのか?」というと、各社の保険料を手っ取り早く調べられる「自動車保険一括見積もり比較サービス」を利用するのが間違いのない方法です。
なにより面倒なデータ入力が一度で済むので、入力ミスなどの失敗を最小限に抑えることができますし、見積もりを依頼後に「しつこくないか?」と危惧される、代理店型自動車保険の見積もりも一緒に取って比較できるからです。
もちろん、通販型ダイレクト自動車保険の見積もりもまとめて請求できて比較漏れもなくなるので、もっとも簡単で損をしない保険の選び方になるでしょう。
もちろん保険選びでは、保険料だけでなく補償内容にも注目し、しっかり比較検討していただくことが大切です。運転を開始する前に、良い自動車保険を見つけて準備しておきましょう。
メルセデスベンツC180を親子で共用する場合の自動車保険
首都圏などの都市部では「車庫スペースの維持費や確保が難しい」など様々な事情から、親の車を子供と共用するケースも少なくありません。
子供とメルセデスベンツC180を共用する場合は、現在契約している自動車保険の運転者限定を外し、子供の年齢まで補償できるよう年齢条件を引き下げる必要があります。
しかしご存じのとおり自動車保険は、20歳以下の運転を補償する場合、代理店型、通販型ダイレクトを問わず高額な保険料になるので注意が必要です。
この章では、子供が免許を取得し親のC180を使用する場合の保険料比較例と、代替案としての「1日自動車保険」利用時のメリットとデメリットをご案内します。
親50歳と子18歳が共用する場合の保険料比較
最初に自動車保険選びの参考例として、通販型ダイレクト損保と代理店型損保の自動車保険を、実際の保険料を例に比較して参ります。
親(50歳)と子供(18歳)がメルセデスベンツC180を共用する場合の保険料3社比較
3社同じ補償で見積もりましたが、保険料の違いに多くの方が驚かれたのではないでしょうか?
今回の見積もりでは、親50歳、子18歳の設定としました。18歳19歳20歳の子供が運転する際には、もっとも保険料が高い「年齢を問わず補償」を年齢条件にして試算します。
今回は「イーデザイン損保」と、ダイレクト自動車保険売上No1.の「ソニー損保」、代理店型自動車保険の「楽天損保」で見積もり比較を行っています。
契約内容は、主な被保険者を50歳の親として18歳の子を最低基準に年齢条件を設定しました。
そのため、ノンフリート等級が最高の20等級まで進んだ50歳の優良ドライバーでも、18歳の「子供」が「メルセデスベンツC180」を共用する場合「年齢を問わず補償」の保険料が適用となります。
自家用車を子供と共用することが決まったら、保険会社の乗りかえも視野に入れて今回のように各社の見積もりを集めて比較することをおすすめします。
なお今回取り上げた3社では、いずれも新車に必須の「車両新価特約」と「車両無過失事故に関する特約」の付保が可能となり、充実した補償がメルセデスベンツC180の所有者におすすめできるポイントです。
免許取りたての子供とメルセデスベンツC180を共有する場合の自動車保険は、加入条件や補償内容で保険料に大きな差が生じます。
親子共用による運転者の条件変更で損をしないよう、複数の保険会社からも見積もりを取ってしっかり比較検討を行って下さい。
「1日自動車保険が便利で安い?」メリットとデメリット
緊急時の対応策として子供が使用するときだけ「1日自動車保険」の契約を、最寄りのコンビニエンスストアにて簡単な手続きだけで補償を確保することが可能です。
メルセデスベンツC180を、毎月2~3日程度の割合で子供運転するなら、500円から契約が可能な1日自動車保険の利用で保険料を抑えることができます。
しかし1日自動車保険は、都合の良いことばかりではありません。
1日自動車保険が500円で補償できる範囲は、①対人対物賠償:無制限、②対物超過補償:50万円、③搭乗者傷害補償:1000万円(一時金10万円)④ロードアシスト・事故アシストの4項目のみです。
車両修理補償を付ける場合は、1日1,500円からとなりますので、毎月複数日数利用するなら親の保険を子供が使えるように手続きした方がお得なこともあります。
また車両修理補償額は、最大300万円までとなっており新車の車両価格が500万円台前後からとなっているメルセデスベンツC180の場合、補償不足は否めません。
車両修理補償は、利用する日より8日前に登録手続きを行う必要があり、乗り始める直前での加入ができないのも面倒なデメリットのひとつとなるでしょう。
肝心な時に使えるようにならないのでは、車両保険としては中途半端な感じは否めません。
また問題点は他にもあり、基本補償の搭乗者補償が「定額払いの搭乗者傷害補償1000万円」だけで、人身傷害補償が付きません。つまり1日型自動車保険では完全な搭乗者補償を望めません。
したがってメルセデスベンツC180を親子で共用するなら、万全な補償が期待できる現契約の年齢条件と運転者限定を変更し、車両保険の補償内容も含めて見直すことが万全の保険対策といえるでしょう。
親子共用のC180に安い保険を見つけるには?
C180を親子で共用する場合の保険料が、保険会社によって大幅に異なることがわかりました。
いずれの場合も車両保険を付ければ相応の保険料となりますが、通販型ダイレクト自動車保険も比較考慮すれば代理店型よりもかなり安くなります。
「親子共用で安い保険を見つけるには?」どうしたらいいのかというと、もっとも手っ取り早く確実なのは「自動車保険一括見積もり比較サービス」を利用するのが「適切な手段」といっても良いでしょう。
何より、データ入力の失敗を最小限に抑えることができますし、見積もりを依頼するのに「後でしつこくないか?」などが危惧される、代理店型自動車保険の見積もりも一緒に比べることができるからです。
もちろん、通販型ダイレクト自動車保険の見積もりもまとめて請求できるので比較漏れもなく、もっとも簡単で損をしない保険選びの方法といえるでしょう。
もちろん見積もり比較では、保険料だけでなく、補償内容にも目を向けてしっかり比較検討していただくことが大切です。
子供が運転を開始する前に、より良い補償を選び自動車保険を準備しましょう。
記名被保険者と補償内容の基本設定
保険期間:2019年7月10日から1年間
損害保険会社:イーデザイン損保、ソニー損保、三井ダイレクト、楽天損保
被保険車両:メルセデスベンツ C180(セダン、ステーションワゴン、カブリオレ、クーペ)
型式:
(現行モデル:W205)205040C、205440C、205240C
(旧モデル:W204)204049、204349、204249
用途・車種:自家用普通乗用車
初度登録年月:平成31年(2019年)4月、平成27年(2015年)4月、平成24年(2012年)4月
年齢:被保険者ごとに設定
居住地(登録地):東京都
適用ノンフリート等級:
20歳の試算では、8等級(-40%)
21歳の試算では、9等級(-43%)
26歳の試算では、14等級(-50%)
30歳の試算では、16等級(-52%)
30歳~39歳、40歳~49歳、50歳~65歳、65歳~69歳、70歳~74歳では、20等級(-63%)
前年事故の件数:0件
前年事故あり係数:0年
年齢条件:
20歳は「年齢を問わず補償」
21歳は「21歳以上を補償」
26歳は「26歳以上を補償」
30歳以上は「30歳以上を補償」
運転者限定:被保険者本人のみ
運転免許証カラー:
20歳は「グリーン」
21歳、26歳は「ブルー」
30歳以上は「ゴールド」
使用目的:日常生活・レジャー
年間走行距離区分:3,000㎞~5,000km
対人賠償(基本補償):無制限
対物賠償(基本補償):無制
人身傷害(基本補償):3000万円(契約車両に搭乗中のみ補償)
車両保険金額:表に車種ごとに記載(免責:1回目5万円-2回目以降10万円)
特約:対物超過修理費用補償特約、他車運転危険補償特約、弁護士費用等補償特約
サービス:
示談代行サービス
ロードサービス
提携修理工場サービス
割引:
インターネット、ASV割引、早期契約、証券不発行、新車、ゴールド免許(該当条件のみ)
※:20等級の契約に2年目以降の継続割引は反映されていません
保険料試算に際し、設定条件や補償内容の諸条件を可能な限り同じにしておりますが、保険会社によって補償や限定範囲の違いなどがあります。若干の差異については予めご了承下さい。
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