1番安い自動車保険教えます

1番安い自動車保険の探し方を紹介しています。

ダイハツ ブーンの自動車保険|型式・年齢別保険料


2018年10月デビューから3年目となったダイハツ自動車の「ブーン」が、安全装備のアップデートを中心にマイナーチェンジしました。

ブーンは、初心者ドライバーから女性ドライバーに加え、高齢者ドライバーまで幅広くお勧めできるコンパクトカーです。

トヨタ自動車にパッソとしてOEM供給されている2種類のフェイスデザインに加え、ダイハツオリジナルのデザイン「スタイル」も好評です。

初心者に限らず、女性や高齢者が使いやすいコンパクトカーには、乗り降りのしやすさ(乗降性)、取りまわしの良さ(操作性)に加え、高い安全性能が求められます。

また当然にエコ性能や価格が控えめであることも条件に加えられるでしょう。

この条件により、ブーンは、初心者や女性に限らず、一般の男性やビジネスユース、さらには、高齢者ドライバーにも強くおすすめできるパッケージになっています。

では、早速保険料の一例から見て参りましょう。

→ダイハツ ブーンの保険料例
車名:ダイハツ ブーン
車種・グレード:X Lパッケージ SAⅢ
型式:M700S
初度登録:平成30年10月
車両保険金額:150万円

今回の記事で見積もりした「ブーン」の保険料は、年間17,840円になりました。この保険料は、ディーラー加入の代理店型自動車保険と比べて、約2万円も安い保険料です。

(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)

被保険者の設定は、35歳20等級、被保険者のみ運転の限定条件付き、日常レジャーで使用する年間走行距離が5,000km以下の一般的な例で設定し見積もりしました。

今回の見積もりは、「ブーン」の型式モデルからベーシックなFFモデルの「Lパッケージ SAⅢ」を選び、それぞれ年齢別に通販型ダイレクト自動車保険の「SBI損保」にて試算しました。

試算した被保険者年齢は、20歳のドライバーから、21歳、26歳、35歳、40歳、50歳、60歳~69歳の被保険者ごとに、一般車両保険付きの保険料を一時払と分割払のそれぞれを表にまとめました。

また、35歳のドライバーが「ブーン」の補償内容をダウングレード・アップグレードした、特約の削減・追加プランの見積もり比較と、20歳初心者ドライバーがはじめて契約する自動車保険の見積もりを、通販型ダイレクト自動車保険2社と代理店型自動車保険で比べて見ました。

ダイハツ ブーンの新車・中古車の購入時、満期更改時の自動車保険の選び方、補償の付け方などの参考にお役立て下さい。

ダイハツ ブーンの年齢別保険料[2018年12月更新]

年齢別保険料は、運転者限定をつけた内容で、「SBI損保」にて見積もりました。

試算したドライバーの設定年齢は、20歳、21歳、26歳、35歳、40歳、50歳、60歳~69歳です。運転者本人限定で保険料を試算しました。

今回見積もりした車種は、「ブーン X Lパッケージ SAⅢ」と「ブーン シルク(CILQ)4WD Gパッケージ SAⅢ」に設定された、2つの型式を対象に試算しました。型式別料率クラスは、次のとおりです。

車種 グレード名 (型式)車両保険金額料率クラス
ブーン X Lパッケージ FF(M700S)150万円対人4 対物4 傷害4 車両3
ブーン シルク(CILQ)Gパッケージ 4WD(M710S)215万円対人4 対物3 傷害4 車両2

注目すべきは、ブーンの4WDモデルの型式別料率クラスです。実は、OEM供給されている姉妹車のトヨタパッソと、バッジ違いのモデルであるにもかかわらず、ブーンの料率クラスが低くなっているため、保険料が安くなります。

等級が進んでいないドライバーなら無視できない金額の違いになります。パッソと比較しているならブーンの方が任意保険料も安く済むというわけです。

「ブーン」型式・年齢別保険料の見積もり

(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)

今回のブーンには、ダイハツ自動車の先進安全技術「ダイハツ スマートアシストⅢ(スマアシⅢ:SAⅢ)」の装着車が全グレードで選べるようになりました。

したがってブーンでは、SAⅢ(スマアシⅢ)グレードの車がASV割引対象車種です。(ASV割引:自動ブレーキ割引)

今回見積もりした「SBI損保」では、2018年よりASV割引が導入されているので、より安い保険料で補償が得られます。

なお、ASV割引の対象車両では約9%の割引が適用になっています。その他のASV割引導入の保険会社については、以下の記事も参考にご覧下さい。

【保険料比較】自動ブレーキ割引(ASV割引)この自動車保険が安い!

「ブーン」は、ライバル他車と比べて自らが原因となる事故が、大幅に軽減されると予想されます。特に新型車(新型式)で安全装備が充実した車種は、料率クラスも安くなると予想され将来の保険料低減も期待できます。

したがって新型ブーンを選ぶ際は、事故軽減効果が高い「ダイハツ スマアシⅢ(SAⅢ)」装着車を選びましょう。

自動車保険選びは「比較する」ことが重要!

今回見積もりの保険料は「SBI損保」の試算結果だけですから、実際の契約時にはライバル他社の保険料見積もりを取り寄せて、比較検討してみることをおすすめします。

皆さんご存じのとおり、保険料は主な被保険者(主なドライバー)の契約条件や補償内容・特約の追加などにより、各社違いが生じます。

したがって今回の見積もりは、あくまでも一例として参考にご覧いただき、契約時には複数社の自動車保険見積もりを集めて比較検討して下さい。

なお自動車保険の見積もりを集めるなら、面倒なデータ入力が1度で済ませ、複数の保険会社から見積もりをまとめて請求できる「自動車保険一括見積もり比較」が便利です。

【参考記事】
当サイトのトップページ「車の保険会社はどこがおすすめなの?」から、「実際に自動車保険会社14社で見積してみました」をご覧下さい。→1番安い自動車保険教えます!TOP

ダイハツ ブーンの補償とおすすめの自動車保険

様々な悪路を走破する性能を備えたブーンは、総合的に進歩した予防安全システム「ダイハツ スマートアシストⅢ」搭載車をはじめ、様々な走行性能を高める装備により「安全で事故を起こしにくい車」として見ることができます。

しかし、より安全な車で気を付けて運転していても、昨今増加しているもらい事故やあおり運転による事故のように、悪質なドライバーの運転が原因による被害事故も数多く報告されています。

そのような事故から自分や大切な家族を守るための自衛手段としても、今後は自動車保険を再検討する必要があります。

具体的には、次のように補償を付けることをおすすめしますが、車両保険については、ブーンの使い方によって補償を詳細に検討しましょう。

ブーンに最低限付けたい補償は?

対人賠償保険:無制限
対物賠償保険:無制限
人身傷害補償:3000~1億円
搭乗者傷害補償:0~1000万円
車両保険:車両価格+オプション価格+消費税(協定価額の範囲内で設定)
特約:弁護士費用特約、レンタカー費用特約、新価特約、個人賠償責任保険特約など

対人賠償保険と対物賠償保険

契約する自動車保険で主になる補償は、事故の相手となった人や物に対する賠償保険です。

したがって賠償補償は、迷わず「無制限」とし、万一加害者となってしまった場合に被害者への補償が不足しないように備えておくことが肝要です。

なお、通販型をはじめとする個人向け自動車保険の多くは、対人賠償無制限となっており、対物賠償も無制限が自動セット(任意選択も可)されるとこところが増えています。

人身傷害補償と搭乗者傷害補償保険

搭乗者への補償は、人身傷害補償を主に設定し、不足が予想される場合に搭乗者傷害補償保険で補いましょう。

一般的には、実損害が補償される人身傷害補償のみでも十分ですが、死亡時の逸失利益などが低く見積もられてしまう「高齢者や無職の人」の運転、または、搭乗機会が多いと予想されるなら、搭乗者傷害の定額補償を追加して不足分をカバーしておきましょう。

車両保険

自動車保険の補償を決める際に悩むのが車両保険金額です。

車両保険は、保険料負担がもっとも大きくなることからも、その必要性の有無から「一般とエコノミー」など補償範囲の違い、車両保険金額や特約付保など契約前に検討すべきポイントが多くあります。

ブーンを、毎日の買い物や家族の送り迎えをはじめ、通勤通学など足代わりに使うことが前提なら、普段使いでどうしても付いてしまうような「ボディ周りの小傷やバンパーのこすれ」など、小さな損害を免責とする、「車両保険免責額」を通常よりも高い「15万円」などに設定することも検討してみて下さい。

車両保険の必要の有無については、以下の記事にて詳しく解説していますので併せてご覧下さい。

車両保険が必要なホントの理由と安く加入できる方法を教えます!

それ以外の補償内容について基本的に差をつける必要はありませんが、希望や使用状況に合わせて人身傷害や搭乗者傷害の補償の上乗せ、車両保険の特約付保を検討しましょう。

特約追加による保険料の違いなど具体例は次の項にて詳しく解説しています。

補償の必要性

昨今は、保険料格差が大きくなり優良ドライバーはより安く、初心者や高齢者、事故を起こした人はより高い保険料の設定になっています。

そのためもあってか、いまだに任意保険に未加入の車が約1割走っているという現実もあり、無保険車からのもらい事故被害からも自分や家族、そして車を守るために自動車保険でカバーする必要があります。

自動車保険は、他人への補償のみならず自分と大切な家族を守るためにも重要な役割を持っていますが、「車両保険や搭乗者への傷害保険を付けると保険料が上がる」と、補償アップの心配をしている人は、今すぐに通販型自動車保険を含めた「一括見積もり」で、今の契約と比べてみることをおすすめします。

契約者にマッチした通販型の自動車保険なら実際に補償を上げても保険料がかなり安くなるので、車両保険を付けることも容易になり、結果として補償を充実させることが可能になるでしょう。

「SBI損保」を選んだ理由

今回、ダイハツブーンにおすすめの自動車保険として、保険料が各年齢層で安い「SBI損保」を選びました。

SBI損保は、20代から60代までの各年齢層でもっとも安い保険料水準です。経済負担を抑えながらリスクを最大限カバーできる自動車保険として見ることができます。

ブーンは、軽自動車を一回り大きくしたくらいのサイズ感により、初心者や女性ドライバー、高齢者ドライバーの支持を集める車です。

そこで安い保険料で車両保険が付保しやすい「SBI損保」を、ベストフィットの自動車保険としておすすめします。保険料を実際にライバル他社と比較検討してみると良いでしょう。

ただし残念なことに、2017年までのSBI損保は、保険料が安いだけに顧客対応などサービスの質がやや低下しているという話も聞かれました。小規模なダイレクト損保は、毎年のように顧客満足度の評価に変化があります。

実際、直近の2018年7月に発表された「J.D.Power(JAPAN)」による自動車保険の契約者を対象とした満足度調査において、「契約者満足度調査」ではダイレクト自動車保険9社中/第5位、そして「新規加入満足調査」はダイレクト自動車保険9社中/第3位と大幅に改善向上しています。

実際のところ損保各社の比較は、僅差ということもあり毎年順位が目まぐるしく変わります。以下の記事なども参考にして、より良い保険を見つけて下さい。

自動車保険18社のおすすめ比較ランキング|安い保険料と事故対応が良い損保を徹底調査

なお、当サイトでまとめた総合比較ランキングにおいて「SBI損保」は総合8位、保険料部門においては並みいるライバルを抑えて第1位を獲得しています。

当サイトが、ダイハツ ブーンのユーザーに総合8位の、「SBI損保」をおすすめする理由の第一は、契約者が自動車保険を選ぶ際にもっとも重視するといわれている「保険料」が1番安いからです。

特に、ブーンのユーザーの多くを占めるであろう、20代から30代のドライバーなら、ライバル他社よりも保険料が安く設定されており「保険料」の満足度が高いことを重視しました。

その反面、70代のシニア層は割引率の高い優良契約者が多いのですが、近年続発している高齢者ドライバー特有の事故により保険料の上昇や保険引き受けにも影響が出てきました。

その点においては、SBI損保は少しシビアな対応をしており、保険期間中に70歳に達する契約者は、インターネットからの直接申し込みができず、インターネット割引(1万円)が適用にならないため、実質的に保険料が高くなってしまいます。

それでもSBI損保の方が安い場合もあるので、電話による申し込み、一括見積もりで比較から申し込みを検討してみることをおすすめします。

補償については「新価特約」や「車両無過失事故に関する特約」などの設定が無いため、代理店型自動車保険や一部のダイレクト自動車保険と比べて補償不足は否めません。

しかし、シンプルな補償で「1番安い自動車保険」を求めるユーザーには、歓迎されることでしょう。

ブーンを選ぶ人は、ダイハツディーラーがすすめる「大手国内損保の自動車保険」、またはプロ代理店にて自動車保険に加入する方も多いと思います。

しかし今回ご紹介のとおり、保険料が安いSBI損保の自動車保険でも基本的な補償に不足は無く、高額な代理店型自動車保険と比べて優位な点も数多くあります。

具体的な補償内容や保険料については、一括見積もりサイトや保険会社ホームページから、実際の見積もりを集めて比較検討することをおすすめします。

今回紹介した「SBI損保」の見積もりは、2018年12月の内容です。保険加入を見直す際は、必ず最新の見積りを請求し他の保険会社と比較して検討しましょう。

ブーンの自動車保険|3つの補償追加プラン[2018年12月更新]

自動車保険は、特約の追加と削減により補償のアップ・ダウングレードが可能です。

対人対物賠償保険の補償を多くの人が「無制限」とする中で、近年注目されている「自分と家族を守るため」の補償について、この項では補償アップの具体例を挙げて解説いたします。

今回の見積もり例では「ブーン」に乗る35歳のドライバーを例に、特約を追加した場合の内容を比較してみました。補償内容や運転者限定など削減した場合の「プランA」、先の年齢別保険料の補償内容を標準プランとし、補償内容と特約をプラスした「プランB・C」と、3つのプランをご案内します。

なお、補償の削減と追加は、ユーザーの状況に合わせて「ブーンの全グレード」を対象におすすめします。保険料の目安と合わせて検討してみましょう。

ダイハツ ブーン X Lパッケージ SAⅢ(M700S*)自動車保険の補償特約、削減・追加プラン

(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)

プランA:補償と特約の削減プラン

プランAでは、搭乗者補償を契約車両搭乗中の人身傷害補償(3000万円)のみとし、車両保険の免責を15万円としました。

また運転者を本人と配偶者のみに限定し、運転者限定なしと比べて保険料を抑えるのに大きな効果を見込めるベーシックな補償プランです。

標準プランの一般車両保険付きの保険料(17,840円)と比べて1,800円ダウンの16,040円となり、月当たり約1,340円でオールリスク対応の一般車両保険付きで自動車保険に入れます。

免責を15万円としたので、小損害での車両保険使用は制限されますが、安全運転のブーンユーザーならこの内容でも十分という方もおられるでしょう。

通販型ダイレクト自動車保険では、自損事故に対する補償を削った「エコノミー車両保険」とすることで、さらにコスパに優れた補償が実現できます。

プランB:標準プラン+車両保険の充実

このプランBでは、標準プランに「車両免責を1回目0円」、「事故時レンタカー費用」、「弁護士費用」などの特約を追加しました。

プランBでは、標準プラン(17,840円)に比べて、9,010円アップの26,850円です。月当たり約750円の追加負担で標準プランの車両保険を強化できる内容です。

レンタカー費用補償は、ブーンを普段使いの足として毎日利用している人にとって、事故によりブーンが使えなくなるととても不便になります。

このプランでは、事故時の修理期間中にレンタカー利用代が補償されるので、車両保険と連動し万全の補償になるでしょう。

また「弁護士費用特約」は、もらい事故などの被害事故の際に賠償請求を弁護士に頼む場合、弁護士費用を最大300万円まで補償してくれる特約です。保険料はわずかなので追加することをおすすめします。

プランC:標準プラン+プランBに搭乗者補償等を上乗せし補償を手厚くしたプラン

プランCでは、車内に置いた身の回り品(携行品)の補償を30万円とし、人身傷害補償5000万円→1億円、搭乗者傷害補償0円→2000万円にアップしてます。

搭乗者傷害補償の上乗せをおすすめするユーザーは、ブーンに「高齢者や主婦、無職の人」を乗せる、または、該当者が運転する機会がある人におすすめします。

その理由は、高齢者・主婦・無職の人、いわゆる低所得・所得が無い人の場合、損害発生時点での収入が低く見なされ、実損払いの「人身傷害保険」だけでは、死亡補償や後遺障害時の「逸失利益損害」の補償が不足する恐れがあるからです。

そのような場合に備えて、定額の死亡・後遺障害保険金が支払われる「搭乗者傷害補償」を特約追加しておけば、補償不足を補うことが可能です。

人身傷害補償の上乗せにより、自分や家族、搭乗者に家族以外の友人・知人を乗せる機会の多い人にも補償の上限をアップすることで補償不足を防ぎます。

事故や盗難により、車の中に置いてあった身の回り品に損害が生じた際、30万円を上限に修理代等が補償されます。(免責3,000円)場合により身の回り品として認められない物もあるので加入前の確認は必須です。

3つのプラン比較では?

各補償の範囲を拡張し、様々な事故の際にも対応できるおすすめのプランは「C」です。

前項の「年齢別保険料表」にある標準プランの35歳の保険料(赤太文字)と比べて、12,640円ほど高くなりますが、月当たり約1,053円の負担で自分や家族など搭乗者の補償範囲を拡大し、さらに車両保険もより使いやすい補償内容にグレードアップできます。一度検討してみてはいかがでしょうか?

現在、代理店型の自動車保険に加入している場合、ダイレクト自動車保険に乗りかえるなら補償内容をアップして、さらに保険料をも大幅に抑えることが可能です。一括見積もり比較などを利用して、検討してみましょう。

この特約追加が可能なダイレクト自動車保険は?

今回紹介した特約追加プランは、特約の名称に各社違いはありますが現在販売されているほとんどの自動車保険で対応が可能です。

自動車購入時は、保険見直しのチャンスです。安易に代理店に任せきりっで継続することなく、自分で理解して補償特約を選びましょう。

軽乗用車よりも安心!ブーンの総合安全性能!

自動車保険以上に重要ともいえる車の安全性能、ダイハツブーンは、JNCAPの厳しい衝突安全テストでファイブスターを獲得するなど、優れた安全性能を持ったコンパクトカーです。

今回のマイナーチェンジでは、予防安全システム「スマアシ」のバージョンアップにより、安全性能がさら高まりました。

今回バージョンアップした標準搭載された(一部グレードを除く)「スマアシ3」には、対歩行者も含めた衝突回避支援ブレーキシステムになりました。

また、衝突警報機能、車線逸脱警報機能、前後どちらの方向にも対応した誤発信抑制制御機能、先行車発進お知らせ機能、オートハイビームなど、一般的な予防安全システムがすべて網羅されています。

なおブーンは、国が推奨する交通事故防止対策において「セーフティ・サポートカーS:ワイド」に適合しています。初心者、女性、高齢者を含む全てのドライバーの安全運転を、しっかりサポートしてくれるでしょう。

しかし、もっとも気になるのは、実際の事故に遭ったとき搭乗者に直接影響する衝突安全性能です。

この項では、ブーンの安全性能について、日本のテスト機関にて行われた衝突安全試験の評価について、動画を交えて考察してみます。

これからブーンの購入を検討している人は、安全性能試験の評価も考慮して検討してみてはいかがでしょうか?

ダイハツ ブーンの衝突安全性能アセスメントは?

独立行政法人「自動車事故対策機構(NASVA)」による試験機関「JNCAP」にて公表されている、「ブーン」の衝突安全性能試験の評価を、衝突試験の動画を交えて見て参りましょう。

(映像には、衝突試験の衝突映像と大きな音から始まるので、心臓の弱い方、自動車事故映像などに弱い方は、消音にするなど十分に気を付けてご覧下さい)

はじめにフルラップ前面衝突試験では、時速55㎞の速度からバリアに衝突しています。

ダイハツ ブーン:フルラップ前面衝突テスト2016

続いて車体前面からの部分衝突を再現したオフセットテストでは、対向車や路側帯の障害物などとの衝突を想定し、アルミハニカムに時速64㎞で運転席側全面の一部分(40%)を衝突させます。

車体全体の変形によるダメージ、エアバッグの展開状態などを観察し、乗員保護性能を確認します。

ダイハツブーン:オフセット前面衝突テスト 2016

側面衝突試験では、サイドカーテンエアバッグ付き(SCA付)と無し、2つの動画を見比べて下さい。

側面からの衝突試験では実車との衝突を想定し、アルミハニカムで全面部分を覆った950㎏の台車を停車している車の横方向から、時速55㎞で衝突させています。

サイドエアバッグとカーテンエアバッグの有無により、搭乗者の頭部へのダメージに大きな差が生じることは、映像を見れば明らかです。

ダイハツ ブーン:運転席側 側面衝突テスト 2016(SCA無し)

ダイハツ ブーン:運転席側 側面衝突テスト 2016(SCA付)

SCA付と無しの違いにより乗員保護性能の評価は、10ポイント以上もの差が開き、総合評価が以下のようになりました。

ダイハツ ブーン(SCA付)
総合 179.2点(☆☆☆☆☆:ファイブスター)
ダイハツ ブーン(SCA無し)
総合 168.5点(☆☆☆☆ :フォースター)

ブーンの衝突安全性能まとめ

全体的に見ると、サイドエアバッグ、カーテンエアバッグなど、安全装備の有無で乗員保護性能に大きな差が生じることが良くわかる結果になりました。

特にコンパクトカーのブーンには、少し厳しい試験内容ですが、それでもファイブスターを獲得しているのは、大いに評価できる結果といえるでしょう。

ちなみにライバルとなる軽自動車では、唯一「ホンダ N-WGN」が178.8点(☆☆☆☆☆:ファイブスター)を獲得しておりますが、それ以外は軒並み140~150点台の評価となり、スリースターからフォースター評価です。

ほぼ同じ予算で安全性能の高い車を選ぶなら、ブーンを選ぶのが賢明な判断です。

ブーンのユーザー注目!その他のおすすめ自動車保険

自動車保険は、毎年更新される掛け捨て保険です! だからこそ必要補償を絞って可能な限り安く契約することが賢い選択といえます。

これからの自動車保険選びでは、代理店や保険会社任せにすることなく、契約者自身が保険会社ごとの異なるサービスや保険料の差を自分で比較して確認することが賢明な方法です。

そこで、ブーンの所有者に検討してほしい特徴のある保険会社をご紹介します。あなたの使い方に合った自動車保険を選ぶための参考にして下さい。

比較ランキングの順位が高い保険会社はどこ?

自動車保険のランキングには、保険料・事故対応力・補償内容・ロードサービスなど、様々な項目のランキングがあり、また、総合的なランキングもバランスの良い保険会社を知る手掛かりとなります。

ランキングや保険会社の比較については、別の記事で詳しく解説しておりますので、そちらを参考にご覧下さい。

自動車保険18社のおすすめ比較ランキング|安い保険料と事故対応が良い損保を徹底調査

「現場急行サービス」のあるダイレクト自動車保険は?

どんなベテランドライバーでも、ひとたび事故に巻き込まれれば大なり小なり動揺することに違いありません。それが、初心者ドライバーや女性ドライバー、高齢者ドライバーなら、なおさらのことです。

そこで、いくつかのダイレクト損保は、サービスの拡充をはかるために2016年、2017年に相次いで「現場急行サービス」を導入しました。

2017年末時点で「セコム」の緊急対処員が現場急行してくれるのは、セコム損保、ソニー損保、イーデザイン損保が追加になりました。

また、ほぼ同じ内容で「ALSOK」の緊急対処員による「現場かけつけサービス」の提供を開始したのは、セゾン自動車火災保険「おとなの自動車保険」です。

「おとなの自動車保険」の場合、つながるボタンとアプリによる事故時の緊急通報サービスとの連動による積極的なサービス運用が行われており、より安心です。

車両地震特約が付けられる車両保険は?

現在、車両保険に付けられる地震特約には2つの種類があります。

大手中堅の代理店型損保と外資系ダイレクト損保2社が取り扱う、「地震等による車両全損一時金特約(50万円)」と、楽天損保(旧朝日火災)、チャブ保険が取り扱っている「分損補償あり・全損時満額補償の車両地震特約」の2種類です。

この特約の違いですが、前者は、全損時のみ保険適用となりますが最大50万円までしか支払われません。後者の補償は、通常の車両保険補償とほぼ同様で、分損の修理補償から全損時には、保険金額まで補償されます。

当然に保険料負担がちがってきますが、大きな地震が予想されている地域なら、楽天損保、チャブ保険の「分損補償あり・全損時満額補償の車両地震特約」がベストチョイスです。

問題点は、どちらの保険会社も小規模な代理店型損保なので、身近で加入できる代理店を見つけることが難しい点です。しかし、どちらの損保も「一括見積もり比較サイト」から、見積もり代理店の紹介、加入が可能なので、実際の保険料見積もりを見ながら検討することができます。

地震の被害が予想されている地域にお住いの人は、次回更新時に検討してみてはいかがでしょうか?

地震保険付きの自動車保険は必要?取り扱い11社で安い損保は?

エコノミー車両保険でも「あて逃げ補償が可能な自動車保険」がある?

意外と知られていないのですが「日新火災」のエコノミー車両保険なら当て逃げ補償が可能です。

日新火災は、中堅規模の代理店型損保ですが、東京海上ホールディングスに属しながらも独立して運営を続けている、事故対応に定評のある保険会社です。

保険会社の規模からか、あまり代理店を見かけませんが「一括見積もり比較サイト」から、見積もりと代理店の紹介、加入ができるので、実際の保険料見積もりを見ながら検討することができます。

日新火災自動車保険の評判|CSランキングとあて逃げ対応のエコノミー車両保険とは?

もらい事故対応!「車両無過失事故に関する特約」付きの車両保険

この特約は、相手方の追突などによる「100%無過失のもらい事故」の際に、翌年の等級に影響せずに自分の車両保険を使える特約です。保険会社により、自動付帯と任意付帯の違いがあります。

「車両無過失事故に関する特約」とは、100%無過失の事故で被害者となった場合に限り、相手との交渉結果を待たず「自分の車両保険で修理をしても翌年等級ダウンすることない」という、もらい事故の対策に有効な特約です

つまり、100%もらい事故なら等級ダウンを気にせず自分の車両保険を使えるので、煩わしい事故の相手に賠償請求を行い、支払いを待つ必要もありません。

もちろん、相手方の保険会社がスムーズに手続きしてくれるならその限りではありませんが、相手が任意保険に入っていない「無保険車」など一癖も二癖もありそうな場合、自分の車両保険でリカバーが可能です。

相手が100%悪い事故で、賠償手続きをしっかり進めない非常識な人も世の中にはたくさんいます。ブーンの所有者なら「面倒な相手と関わらずに修理ができる」ということも大きな安心になるはずです。

したがって新車購入する「新型ブーン」の場合、「車両無過失事故に関する特約」がセットされている車両保険を選ぶことが、最善のもらい事故対策になるでしょう。

一般的に代理店型損保では各社この特約を備えていますが、ダイレクト自動車保険では次の4社の車両保険にのみ自動付帯されます。

イーデザイン損保
セゾン自動車火災「おとなの自動車保険」
そんぽ24
セコム損保

ちなみに代理店型損保では、自動付帯と任意付帯の違いがあるので、契約手続きの際に必ず確認しましょう。

なお、もらい事故の際には「弁護士費用特約」を使用して、弁護士を雇い入れて相手から賠償金を回収する方法が一般的となっており、ソニー損保やSBI損保では、その方法を薦めていますが、対物賠償保険にも加入していない輩から賠償金を回収するのにはそれなりに時間がかかります。

つまり、相手が無保険の車の場合や大きな事故の際は、賠償金の回収に時間がかかりすぎるという欠点をカバーするために、「車両無過失事故に関する特約」が付いた車両保険に加入することがもっとも適切な方法といえるでしょう。

したがって「車両無過失事故に関する特約」と「弁護士費用補償特約」をセットに加入しておけば、イザというときでも車両保険を不安無く使えるのでより安心ですね。

【保存版2016】ダイレクト自動車保険9社の特約一覧(補償種類別)

ブーンで20歳新規加入!安い自動車保険は? [2018年12月更新]

若い初心者ドライバーの場合、保険料が大きな負担になります。

ブーンを選ぶ人は、低価格で充実した装備内容から、初心者のドライバーが初めて乗る車として検討する人もいるでしょう。

この項では、今回ご紹介した「SBI損保」と比較するため、次の自動車保険2社と比較検討してみます。

人気ナンバー1の通販型ダイレクト自動車保険「ソニー損保」、
一般的なダイハツディーラーで取り扱いの代理店型自動車保険「あいおいニッセイ同和損保」

保険加入の前提条件は、20歳の人がブーンシルク(4WD)を購入し「はじめて自動車保険に入る場合」の見積もりを比較してみました。

20歳の初心者ドライバー「ブーン」の保険料3社比較

(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)

表の数字だけでも目を見張る保険料差額ですが、3社の保険料の違いは、グラフで見るとさらにその差が明確になります。

ソニー損保では、初心者ドライバーのリスクが高い「車両保険」にインターネットからの契約では、入ることができません。

また、代理店型自動車保険では、1年間の保険料でご覧とおりの価格差が生じるので、若い人の費用負担を考えると、通販型ダイレクトで1番安い自動車保険を見つける方が賢明な判断といえそうです。

特にSBI損保とあいおいニッセイ同和損保の保険料差額は、車両保険なしの契約でも79,170円もの開きがあります。

さらに車両保険付きでは、SBI損保が215,810円に対し、あいおいニッセイ同和損保が347,780円と、131,970円もの差が生じる結果となり、契約前の見積もり比較が重要であることがわかりました。

掛け捨てとなる確率が高い自動車保険の場合、この保険料差額はもっとも注目すべきポイントです。

また、微妙な違いですが、通販型ダイレクト自動車保険でも、保険料の差が開くことがわかりました。また、初心者の「車両保険契約」を高リスクとし、契約を引き受けない身勝手な販売姿勢にも、消費者は注目すべきでしょう。

なお保険料は、この3社だけに限らず各社異なるので、可能な限り多くの保険会社から見積もりを集めて、比べて見ることが賢明な選び方です。

しかし、主だった自動車保険会社は20社近くあり、見積もりを集めるだけでかなり大変です。特に初心者ドライバーなら専門用語だけでも「ちんぷんかんぷん」です。

ところが今は、ネット上に「自動車保険の一括見積もり比較」、という便利なサービスがあり、不慣れな人でも10分程度の時間で1回入力すれば、ほぼ同じ条件で揃えた損保各社の自動車保険見積もりを一度に集められます。

ブーンの自動車保険加入の際にはぜひ試してみて、安くて良い自動車保険を見つけて下さい。

被保険者と補償条件の基本設定

見積もり試算日:2018年12月1日
保険期間:2019年1月10日から1年間
損害保険会社:SBI損保 他2社

被保険車両:ダイハツ ブーン
車種:L SAⅢ(スマートアシストⅢ搭載車)
型式:M700S、M710S、

用途・車種:自家用小型乗用車
初度登録年月:2018年(平成30年)12月

年齢:被保険者ごとに設定
居住地(登録地):東京都

適用ノンフリート等級:
20歳の試算では8等級(-40%)
21歳の試算では9等級(-43%)
26歳の試算では14等級(-50%)
35歳、40歳、50歳、60歳~69歳の試算では20等級(-63%)

前年事故の件数:0件
前年事故あり係数:0年

年齢条件:
20歳は「年齢を問わず補償」
21歳は「21歳以上を補償」
26歳、35歳、40歳、50歳、60歳~69歳は「26歳以上を補償」

運転者限定:被保険者本人のみ

運転免許証カラー:
20歳は「グリーン」
21歳、26歳は「ブルー」
26歳、35歳、40歳、50歳、60歳~69歳は「ゴールド」

使用目的:日常生活・レジャー
年間走行距離区分:3,000㎞~5,000km

対人賠償(基本補償):無制限
対物賠償(基本補償):無制限
人身傷害(基本補償):5000万円(自動車事故補償)

車両保険価額:車種・型式ごとに設定(表を参照)
(免責:1回目5万円-2回目以降10万円)

特約:
対物超過修理費用補償特約、
他車運転危険補償特約、
被害者救済費用等補償特約(*1)、

サービス:
示談代行サービス
ロードサービス
提携修理工場サービス

割引:
インターネット、証券不発行、新車、ゴールド免許(該当条件のみ)、ASV(自動ブレーキ搭載車のみ適用)

*1:被害者救済費用等補償特約とは?
契約自動車の欠陥・契約自動車への不正アクセス等により生じた、人身事故または物損事故において、被保険者に過失責任がない場合でも、被害者に保険金を支払う特約です。

保険料試算に際し、設定条件や補償内容の諸条件を可能な限り同じにしておりますが、保険会社によって補償や限定範囲の違いなどがあります。若干の差異については予めご了承下さい。


  関連記事