スポーツカーの保険料はすべてが高い?
なぜスポーツカーの保険料が高くなる
スポーツカーの保険料が最初から高いのか?と言うとそうとばかりもいえません。
現在の自動車保険では、クラス料率が採用されており、対人賠償クラス、対物賠償クラス、搭乗者傷害クラス、車両クラスの4つに区分され、損害保険料率算定会の算出するデータに基づいて毎年「型式別料率クラス」として、更新されています。
同様に、対人・対物の賠償クラス、搭乗者傷害クラスも事故と保険金支払いが関係するので、この部分に関して最新のクルマでは、相手への損害を軽減させる装置や車体を備えているもの無増えてきたので、一概にスポーツカーや高級車の保険料が高いとはいえなくなるでしょう。
また、搭乗者に関する、人身傷害保険と搭乗者傷害保険の支払いについても、上級なスポーツカーや高級車は安全性が高く、本来のクラス料率はそれほど高いわけではないのです。
保険料が上がる理由は、事故による損害率で決まっているのでスポーツカー、高級車が高いというのを頭から決めてかからないほうが良いクルマ選びができます。
スポーツカーの保険料が高くない
このページでは、あまり一般的な選択肢ではない、外国製のスポーツカーブランドのクルマ、ポルシェやフェラーリの保険料については、少し距離をおいてお話したいと思います。
ここでいうところのスポーツカーは、国産のスポーツタイプのクルマで考えてみたいと思います。
国産のスポーツタイプのクルマでは、車両クラスについて車種によっての差が大きく、必ずしもスポーツカーが高いとはいえません。
高級スポーツカーのGT-Rともなると、さすがに8クラスとなっていますが、意外にもフェアレディZは、5~6クラスです。
スポーツカーの場合、車両クラス以外の対人・対物賠償クラスや搭乗者傷害クラスは、以外に低いので、スポーツカーだから高いと短絡していうのは、ちょっと考えが浅いかもしれませんね。
ちなみに、輸入車でポピュラーな現行型ゴルフのスポーツモデルGTIを見てみると、7クラスでした。通常モデルが5クラス前後ですから、ちょっと高めかなと思います。
コレは、国内販売台数に対して事故と保険金支払いの割合から算出されますから、当然といえる結果です。
つまり、少ない販売台数のプレミアムモデルは、必然的に車両クラスが上がる傾向になります。量産モデルで多く売れていれば、それほどクラスはアップしません。
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