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自動車保険はいらない?自動運転や自動ブレーキで事故が減る!


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ヒューマンエラーを減らしてくれる「自動運転支援システム」には、数年前から普及が進んでいる「衝突被害軽減ブレーキ」から2016年注目を集める「自動運転支援技術」に至り、メーカー各社の競争が著しくなってきました。

運転支援技術が進むと事故は大きく減ると期待されています。

前方車両との追突事故や車線変更などに伴う並走車との接触事故を未然に防ぐことも可能になります。また、ペダルの踏み間違えやシフトの操作ミスなどを起因とする急発進事故も、多くの状況で運転支援システムが事故を未然に防いでくれることでしょう。

さて、自動運転や自動ブレーキにより事故を防ぐことができるなら「自動車保険をかけていなくても大丈夫なのでは?」と考える人もいるかもしれません。

しかし、それはまだ時期早々のようで、道路を走る車の大半が完全自動化するまでは難しい、と考えられます。

この記事では、「自動運転支援技術」によって数年後の未来に自動車保険が本当に不要になるのか? 自動車保険に求める補償目的の変化と価値を考察します。

これからの自動車保険は自分を守るために必要

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自動車保険の補償は、対人対物賠償保険、搭乗者用の傷害保険、車両保険の3つを軸に構成されています。保険加入する理由の第一が相手への賠償、そして第二に自身や家族を含む搭乗者への補償、第三が車両保険でした。

しかし、自動運転化が進むと自分の過失による事故を起こし相手に補償するという機会は、かなりの割合で減少すると考えられています。

自動運転と自動ブレーキシステム搭載車の追突事故が減少しますし、2020年までには、レーンチェンジや交差点を曲がるレベルまで自動化が進むと考えられています。

もちろん、賠償事故に備えての保険加入は必須といえますが、それ以上に迷うところが搭乗者用の補償と車両保険です。

交通事故は、相手の過失によるものであれば当然に相手から補償してもらうと考えますが、状況によっては、相手が保険に入っていなかったり、過失割合の交渉でもめてしまったりすることもあります。

つまり自動運転や自動ブレーキが付いて自分が事故を起こすことが無くても、追突されたり、接触事故を起こされたりする可能性はまだあります。

したがって、自身や家族を守るための搭乗者用の人身傷害補償、搭乗者傷害補償は、今後も必要不可欠な補償です。

また、現在の車の価格は上昇の一途を辿っており、自動運転技術が標準装備されれば価格はもっと高くなります。

自動運転や安全装置などのセンサー類は車両の前後左右に装備され、特に前面部分には、駆動システムなども含めて集約されますから、ちょっとした事故でも大きな出費になるでしょう。

なお、近年の車両の使用歴が長くなってきており、車の価値が数年で大幅に減少しなくなっています。

もちろん事故が起きれば修理費用は3年経過後でも同様にかさみますので、長く安心して乗り続けるなら車両保険も必須の補償となるでしょう。

自動運転車のメリットが自動車保険を安くする!

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自動運転技術は、搭載車が単独で事故を起こしにくいだけでなく、数が増えれば相互的にも事故が減っていくと期待されます。

もちろん、ドライバーへのストレスの緩和や操作ミスによる事故も防いでくれるので、保険会社の保険金支払いが少なくなり、保険料が安くなることを期待できます。

自動運転技術、自動ブレーキのとうさいにより、具体的に保険料が下がると期待できる理由は次の通りです。

・自動運転車は数年で保険料が下がる!?
現在、一般的な乗用自動車の自動車保険は、料率クラスによって保険料に差が付けられるように工夫されています。予定の損害率を20%上回れば料率クラスが1つ上がり、20%以上下回れば、料率クラスが1つ下がります。

料率クラスは、4つの補償に分けられ毎年算定されているので、自動化が進んだ車ほど事故による損害の発生が少なくなる可能性が期待できます。

高度な自動運転装置などを装備した車は、発売当初の料率から数年後に下がる可能性があります。

・うっかりミスの事故が少なくなる!
運転の自動化は、様々な事故を防いでくれると期待されています。

・事故が少ない運転支援システム
自動車メーカー各社の取り組み姿勢や開発の趣旨の違いもあるので一概にはいえませんが、スバルのアイサイトを例に見てみましょう。

アイサイトは、元々歩行者を含めた「人身死亡事故を減らしたい」という思いから開発が始まっているので、事故を未然に防ぐシステムとしてもっとも優れた自動運転支援技術といえるでしょう。

 

実際に「本当に止まる自動ブレーキ」として、他車よりも優れた結果を残しており、JNCAPによる予防安全アセスメントにて、予防安全の最高ランクをアイサイト搭載車が獲得しています。

2016年、歩行者用エアバッグシステムが搭載されるインプレッサでは、アイサイト3の搭載により、前方を横切る歩行者や自転車でも作動する優れた自動ブレーキを含む、運転支援システムが搭載されます。

自動運転のレベル3に相当するアイサイト3ですが、スバルでは敢えて快適になる自動運転をアピールせず、クルマの総合的な安全性の向上を前面に出してきています。

自動車保険のお客様を通じて多くの事故を見てきた筆者は、総合的に死亡事故を減らす目的で地道にアイサイトの開発と提供を進めてきた、スバルの姿勢に好感を持っています。

これから車を買うなら自動運転車がオススメの理由

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これから新車購入するなら、最新の自動運転支援技術が装備された車も視野に入れて検討してみると良いでしょう。お勧めの理由は次の3つです。

自動運転技術搭載車は運転がラク!

自動運転車は、間違いなく運転がラクになります。

特に、日産のセレナに搭載されるプロパイロットは、ミドルクラスのミニバンボディをハイテク技術で見事にコントロールしてくれます。

特に長距離ドライブで高速道路を利用する際、低速走行、渋滞時でもストレスフリーになること間違いなしです。

特に高速道路では、一瞬の判断ミスやわき見運転などが大事故に繋がることもあるので、自動運転車を選べるなら、検討したいところですね。

任意保険が安くなる可能性がある!

スバル発表の統計によると、1万台あたりの事故件数割合がアイサイト非搭載車154件に対し、搭載車61件と61%もの減少が確認されています。

したがって、自動運転技術などが搭載された新型車は数年後に保険料率が下がり、保険料が安くなる可能性が高くなります。

もちろん契約者個別の事故も減ることから、ノンフリート等級割引も進み保険料を抑えることに繋がります。

下取り価格が高くなる!

今後の中古車市場では、自動ブレーキや自動運転支援技術を装備された車の人気が高くなります。

従来の安全装備にはエアバッグなど事故が起きてから受動的に動作するものが主流でしたが、自動ブレーキ、自動運転支援技術は、車が安全を確保して自ら積極的にコントロールする、効果がとてもわかりやすい装備です。

中古車市場において既に自動ブレーキの分野では、抜群の性能を誇るスバルのアイサイトが搭載、非搭載によって買い取りや下取り価格にも目に見えて違ってきています。

中古車を選ぶ際もメーカー各社の違いはありますが、衝突軽減自動ブレーキ装備車を選ぶことをお勧めします。

自動運転技術によって自動車保険が不要になる条件

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さて、事故の軽減が見込める自動運転支援技術ですが、自動車保険が不要になるにはまだいくつものハードルを超える必要があるようです。

現時点では、確実に自動車保険が不要になる状況まで判断はできませんが。イメージとしては次のような条件が必要になるでしょう。

・人が運転操作に関与しない完全自動運転車(自動化レベル4)だけの交通社会の実現
・完全自動運転車のメーカーによる賠償保険加入(傷害・車両保険は別途必要)
・自動車損害賠償責任法の運行供用者責任の改正(運行により利益を供する人の責任)

自動運転車でも事故の被害を受けることはありますし、盗難や自然災害に遭う危険もあるでしょう。自動運転技術搭載車と非搭載車の混在が見込まれるうちは、事故は減少しても保険が不要になるということは無いと考えられます。

近い未来、間違いなく損害低下により保険料は下がっていく傾向になるので、自動運転技術の革新に期待しましょう。

なお、自動化レベルについては、別の記事にて詳細に説明しているので、そちらをご覧ください。
「自動運転化のレベルと定義について」


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