まさかの保険引受拒否を防ぐ3つの方法
保険がかけられなくリスクを防ぐには?
自動車保険は、1年の間に2回事故を続けておこすと、翌年の保険継続を引き受けてもらえなくなる、ということが現実に起こってきます。
事故のための保険なのだから、事故が起きて使うのは「アタリマエ」のことですし、そのための保険です。
それでは、複数回事故を起こす可能性が高い若い初心者ドライバーの場合、どのようにすれば「複数回の事故による保険引き受け拒否」の2次的リスクを回避すればよいのでしょう?
その答えは、シンプルに保険を使わないことに他なりません。自動車保険の引受拒否を防ぐための方法は、意外とかんたんです。
つまり、引受拒否を防ぐ3つの方法として「高額なリスクのみ付保する」「現金の予備資金で備える」、そして「小さな損害には保険を使わない」ということになります。
少々乱暴ですが、保険を使わないようにするためにあらゆる策を講じることが、損害を最小限にし、結局は事故そのものを防ぐ事にもつながります。
大事故の際に「人生の致命傷」にならないように、自動車保険に本来求められる補償を確実に付保しておくことで社会的な責任を全うすることもできるでしょう。
自動車ローンの債務リスク
クルマの購入方法で自動車ローンを利用していれば、車両保険を利用して負債に対するリスクをカバーしておくことも必要でしょう。
しかし、この車両保険は保険料がとても高く、特に若い人の保険ではその傾向が顕著です。
ところが、この15年で自動車保険もすっかり様変わりして車両保険も小さなリスクを外すこと、つまり自己負担額の設定をすれば保険料を下げることができます。
また、車両保険料そのものが「コスト増加というリスク」になると考えるなら、低価格な中古車を購入して大きな事故では、車両修理をスッパリとあきらめるようにしましょう。
最低限として他人への賠償補償や搭乗者のケガのリスクなど、最悪の事態にだけ対応した補償を備えておけば安心です。
小さな補償は、自己資金による現金でカバーすることで一時の精神的な痛みは伴いますが「保険契約の継続ができなくなる」という大きなリスクを抑えることができるようになります。
高額なリスクに保険を付ける
翌年の保険料への影響を勘案して保険支払いを検討することは、ノンフリート等級が進み割引が有る契約者が行うならば、その有効性も高くなります。
しかし保険加入期間が短い初心者ドライバーならば、その後の保険期間中に発生する2回目の事故リスクも考慮しましょう。
最初の事故の際には、最終的な保険金請求に際して慎重に判断する必要があります。
相手のある過失事故であっても、自身の保険からの最終的な支払いが10万円程度になっていた、というような話もあるからです。
確かに自腹で修理代を支払いすることは、とても痛みがともない、損をした気にもなることでしょう。
しかし、保険がかけられなくなれば、「マイカーを諦めるか無保険で乗るか」という二者択一になり、どちらの選択も現状よりはるかに厳しい状況を強いられることになります。
わずかな我慢や痛みで支払いのリスクを乗り越えられる範囲は、自腹でまかなう覚悟をもって慎重な運転を心がけることが大切です。
それにより、事故防止と保険契約拒否というリスクを防ぐことに繋がります。
別の記事にて具体的な、保険引受拒否を受けない自動車保険選びと補償内容、そして保険料比較と検討方法を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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