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今さら聞けない!ABSってなに?どういうときに使えるの


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ABSってなに?

ABSとは、アンチロック・ブレーキ・システム(Antilock Brake System)の略称で、急ブレーキを踏んでもスリップしないようにブレーキの踏力をコントロールするブレーキ装置のことを言います。

現在販売されている、新車の乗用車のすべてに標準装備が義務付けられています。
中古車にいたっても、21世紀に入ってからの乗用車には、ほとんどが装着されていますが、中古車購入時には、確認したほうが良いでしょう。

ABSの装置の工夫

自動車のブレーキは、スリップする直前の状態がもっともブレーキが効いた状態なので、ブレーキがロックする手前で、油圧のリリーフバルブの開閉を断続的に繰り返すことで、もっともブレーキの利く状態を維持継続します。
ブレーキを踏んだ状態で油圧を維持するために、電動の油圧ポンプを作動させて、ブレーキ踏力と油圧を維持し続けます。

ABSがスリップすると判断されるのは、各車輪の回転状態を読み取るセンサーが装着されていて、そのセンサーが車輪の停止を読み取ると断続的に油圧のリリースを自動で行い、「高速ポンピングブレーキ」の動作を行います。

車輪が止まる信号とクルマが走行減速中であることを示すGセンサー、スリップしていない車輪のセンサーからクルマの動きを読み取り、ABS動作を行っています。

ABSはどんなときに使えるの?

ABSは、任意で動作させるという装置ではありません。
作動はブレーキを踏んだときにスリップしそうになると自動的に動作が開始します。

したがって、運転者は、ABS装着を意識せず使うことが可能です。

ABSの故障とは?

ABSは、通常のブレーキシステムに、ブレーキフールドを電動ポンプで油圧を掛けて動作を維持しています。
各車輪のセンターとGセンサーから構成されています。

ABSが無いとどんな危険がある?

もしABSが無ければ、スリップの発生と伴う車両接触事故は増加するだろうと考えられています。

ABSは、数ある安全装置の中でも歴史は比較的古く、また効果は絶大です。
もし装着なしの車両を使うとすれば、相応のリスクを覚悟して乗っていると判断されてもおかしくありません。

ABSの効果が高いのは立証済みなので、ぜひABS付きのクルマに乗りましょう。
なお、このABSのセンサーとブレーキを車載端末で接続させマルチコントロールすることで、横滑り防止装置やトラクションコントロール装置にも利用されています。

既に多くのドライバーがABS付きのクルマを所持、または走行の経験があるので、現時点でABSなしのクルマに乗ることは、それだけで危険を感じることでしょう。


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