ダイハツ ハイゼットカーゴ&ハイゼットトラックの年齢別保険料
ハイゼットは、国内の商用軽自動車の販売において、もっとも長い歴史を持つダイハツ自動車を代表する「軽バン軽トラ」です。
ハイゼットは、初代の販売が昭和35年(1960年)からですので、既に半世紀以上の歴史があり、現行モデルにて10代目となっています。筆者も免許取りたての時分にアルバイトで乗った記憶がありますが、それでも6代目モデルですから相当に長い歴史ということがわかります。
今回のマイナーチェンジでは、軽バンのハイゼットカーゴに大幅なデザインの刷新と予防安全性能の向上がはかられました
軽商用車初の対歩行者にも作動する衝突回避支援ブレーキ、オートハイビームなどが搭載されたことで、大幅に安全性能を高めました。
対してトラックは、2014年にフルモデルチェンジしており、今回は一部改良に留まりましたが、以前より農業女子をもターゲットにした販促やオプションなど、多くの軽トラユーザーのニードをつかみ7年連続軽トラNo1の販売実績を誇る人気のモデルです。
今回の記事では、ハイゼットカーゴとハイゼットトラックの自動車保険料について、それぞれ被保険者年齢を20歳の若者から、21歳、26歳、30歳、40歳、50歳、60歳、70歳まで試算し、年齢別に保険料の見積もりを見て参ります。
ハイゼットの購入時の保険選びと補償の付け方など、参考にして下さい。
目次
軽トラ軽バンのユーザーにおすすめ!ハイゼットの保険料と保険会社
今回ダイハツハイゼットの自動車保険は、法人名義の契約が可能で走行距離に制限が無く、さらに現場急行サービスやロードサービスも充実した「セコム損保」にて試算してみました。
40歳/20等級の人が乗るハイゼットカーゴ&トラックの保険料
ハイゼットカーゴ&トラックの自動車保険を、セコム損保にて見積もりしたところ次のように保険料が安くなりました。
見積もりでは、主な運転者40歳/20等級の運転者本人限定としたところ、年間保険料は「21,510円」になりました。この金額は国内大手損保の代理店見積もりと比べて2万円以上も安い見積もりです。
(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)
このハイゼットカーゴ&トラックの保険料見積もりでは、130万円の一般車両保険を付けて補償をフルカバーにしていますので万一の事故でも安心です。
単独事故やあて逃げを不担保にしても良いならば、さらに安いエコノミー車両保険で保険料を「16,790円」まで抑えることが可能です。
セコム損保を選んだ理由
セコム損保は、旧東洋火災を前身とする国内老舗損保として総合的に代理店型保険商品を取り扱い、その実績とノウハウを活かした「通販型自動車保険」をも販売する特徴ある損害保険会社です。
セコム損保を選んだ大きな理由は、法人契約、法人名義の軽バン軽トラでも契約可能(※1)なダイレクト型自動車保険だからです。 また、セコム損保には走行距離区分が無いので、仕事で走行距離を気にすること無く使うことができます。
法人名義の車両や契約ができるダイレクト損保は少なく、今回のセコム損保の他に、ソニー損保、チューリッヒの3社が取り扱っています。
しかし、ソニー損保はロードサービスが付かず、チューリッヒは走行距離区分があり、セコム損保がもっとも充実した内容で法人契約が可能です。
また、親会社が警備会社のセコムということもあり、事故や故障時に緊急対処員による現場急行サービスが提供されるのも特徴のひとつになっています。
現場急行サービスは、セコムが取り扱う「ココセコム」位置情報システム(別途有料サービス)を搭載した車両が盗難に遭った際、追跡から危険な現場への急行サービスにも対応し、有料になる一部の費用も車両保険から支払われます。
セコム損保の車両保険+ココセコムを付けておけば、意外と多い軽バンの盗難被害時でも他の損保商品より被害軽減が期待できます。軽バンを所有するユーザーにも心強い通販型自動車保険です。
セコム損保では、事故対応について旧東洋火災譲りのノウハウとサービスネットワークをいかし、高レベルの事故対応サービスを提供していることもおすすめのポイントです。
新型ダイハツ ハイゼットを選ぶ人は、ダイハツディーラーの自動車保険加入を検討されるかもしれません。しかしセコム損保なら保険料も安く、頼れる「セコムの現場急行サービスとロードサービス」も付いており安心です。
自動車保険料の各社比較は、当サイトのトップページにて「自動車保険14社の一括見積もり比較」にて確認できますので参考にして下さい。
保険料見積もりの被保険者と車について
ハイゼットの年齢条件ごとの保険料見積もりは、項目4の「ダイハツハイゼット の運転者年齢別の保険料と解説」を参考にご覧下さい。
また、今回見積もりを行った、被保険者の設定条件、被保険車両の使用方法、年間走行距離など諸条件の詳細は、「被保険者と補償の基本設定」にてご確認下さい。
新型ダイハツハイゼットの安全装備
軽バン軽トラといえば「国民的な働くクルマ」の代表的存在であり、中でもハイゼットカーゴ&トラックは、もっともポピュラーな軽商用車といってもいいでしょう。
ハイゼットカーゴの安全装備
ハイゼットカーゴは、既に10年経過しているモデルということもあり、モデルチェンジも期待されたのですが、クルマの基本的な骨格とエンジンがしっかりしていることもあり、今回は予防安全装備の充実によるマイナーチェンジに留まりました。
今回ハイゼットカーゴのマイナーチェンジで注目のポイントは、能力が格段に向上した衝突回避支援ブレーキ機能などバージョンアップした「スマアシ3」の搭載でしょう。
「スマアシ3」は、政府が事故防止対策の一環として普及啓発しているセーフティ・サポートカーS<ワイド>(サポカーS<ワイド>)にも適合した、年齢を問わず全てのハイゼットカーゴ購入者におすすめの予防安全運転支援装置です。
高年齢層の方に多いといわれている「ペダル踏み間違い事故」などは、高齢者に限った事故では無く、ほとんどのドライバーがヒヤッとした経験がある、といわれています。
こうしたヒューマンエラーによる事故を防ぐ、「誤発進抑制制御機能」も前方後方どちらにも対応しており、軽バンだからこそ欲しい予防安全装備も充実しています。
予防安全装備のメインともいえる、ソナーセンサーに加え世界最小の「小型ステレオカメラ」により、対車両・対歩行者への衝突回避支援ブレーキ機能のみならず、前後方向の誤発進抑制機能を支えています。
この優れた予防安全装置の「スマアシ3」は、ハイゼットカーゴの全グレードに装着車が設定されており、低いグレードの車種でも選択が可能です。
コーナーセンサーやオートマチックハイビームなどもセットされるので、「スマアシ3装着車は高い!」と考え、「軽バンは少しでも安いほうがいい」という意見の人もおられるでしょう。
しかし、5年後の買取価格では、購入価格差以上に査定価格の差が付くと考えられ、ハイゼット カーゴを購入するなら「スマアシ3」装備車を選ぶほうが賢明です。
自動車保険の観点から申し上げれば、ハイゼットカーゴの納車後に1度でも「スマアシ3」の運転支援により事故を防ぐことができれば、事故によるケガや損害、等級ダウンなども回避できることになり、十分コスパに優れた選択になるはずです。
スマアシ3搭載車の主な安全装備の内容
ハイゼットカーゴのスマアシ3は、世界最小の「小型ステレオカメラ」が採用されており、衝突回避支援ブレーキ機能を中心にさらに性能が向上しています。
ハイゼットカーゴには、FFと4WDが用意されておりますが、安全装備に大きな差はありません。スマートアシスト3を搭載した仕様車は、「SA 3」と表示され全グレードに設定されています。
今回追加になった安全装備を具体的に見てみましょう。
対車両・対歩行者への自動ブレーキ対応が可能になった、衝突回避支援システムの搭載。
前進時の急なアクセル操作に対し、前方障害物をステレオカメラが検知し急発進を抑制。
リヤに設置されたソナーセンサーにより、後方の障害物等があることを検知して後退時の急なアクセルペダルの操作時に急発進を抑制。
約60km/h以上で走行中に動作する「車線逸脱警報機能」では、ステレオカメラが車線を検知して車線から逸脱をドライバーへ警報し、車線の逸脱回避を促します。
夜間の安心・安全性能を向上する、オートマチックハイビームを搭載。
急なハンドル操作やペダル操作によるコーナリング時の横滑り抑止機能(VSC:Vehicle Stability Control)と、発進加速時に適切な駆動力を路面に伝える機能(TRC:Traction Control)により、安定した走行性能を実現。
また、ABS+EBD機能により、急なブレーキ操作や雨天時の悪路などで前後左右の制動力を適正に配分し、安定したブレーキ性能を発揮します。
オートハイビームは、先行者の存在や対向車のヘッドランプなど前方の明るさをステレオカメラが検知して、ハイビームとロービームを自動で切り替えます。
ヘッドランプ自動消灯システムにより、ヘッドランプを点灯したままでエンジンを切っても、一定時間後に自動消灯しバッテリー上がりを防ぐことができます。
ハイゼットトラックの安全装備
軽トラのハイゼットトラックは、キャブオーバー型の軽トラですが、国内衝突安全基準(前面、後面)に適合しており、最新基準の「56km/hオフセット衝突」にも対応し、運転席のエアバッグ装置も標準装備されています。(助手席はオプション)
ハイゼットSAⅢの予防安全性能アセスメント
スマアシ3が搭載されたハイゼットの予防安全性能試験については、今後の発表を待つことになります。 ここでは、2016年のダイハツタントの性能試験結果を参考に考察して参ります。
スマアシ3搭載のダイハツタントは、自動車事故対策機構の「JNCAP」によると最高ランクの「2016 ASV++」の評価を得ており、軽自動車としては満足の行く評価点が付いています。
今回は、タントSAⅢの評価を参考にしましたが、車重が920kgと重いこともあってか、動画では初期制動の調整がイマイチな感じが否めません。この試験より1年が過ぎ新たにハイゼットへ搭載されたスマアシ3は、チューニングも進みさらに進化しているものと期待できます。
【参考動画】
「タントカスタムSA3:被害軽減ブレーキ試験(対走行車両60km/h)」
【参考動画】
「タントカスタムSA3:被害軽減ブレーキ試験(対歩行者遮蔽物なし 35km/h)」
タントの試験動画だけでハイゼットの予防安全性能を語ることはできませんが、ダイハツ自動車では、タントをはじめ今回のハイゼットへのスマアシ3搭載など、軽自動車に最高レベルの予防安全性能を装備し、事故抑止能力の高い車を提供しています。
ダイハツハイゼットの自動車アセスメント(衝突安全試験)は?
ハイゼットは、同一ボディの2005年の試験データによると、JNCAP総合評価は運転席4つ星【★★★★】、助手席5つ星の高評価を獲得しており、軽自動車としては衝突安全性能の高い車です。
【参考動画】
「ダイハツ ハイゼットカーゴ オフセット前面衝突試験」
「ダイハツ ハイゼットカーゴ 側面衝突試」
注目のポイントは、軽自動車の小柄なボディで短いボンネット長にもかかわらず、時速64kmと高い速度からのオフセット衝突でも転倒すること無く、キャビンの変形も最小限に留まっています。
残念なのは、サイドエアバッグ、カーテンシールドエアバッグが未装備のため、横方向や斜め方向に身体が動いたとき、頭部へのダメージが懸念されることです。
実際の事故でこのような衝突に遭った場合、乗員へのダメージは想像を超えたひどい状況が予想されるので、サイドエアバッグとカーテンシールドエアバッグの装備が欲しいところです。
しかし残念なことは、ハイゼットのサイドエアバッグとカーテンシールドエアバッグのオプションは、今のところ設定がありません。
この点については、後手に回ること無く早期に対応されることを願ってやみません。
軽自動車の料率クラスが設定に
現在、自動車保険料率クラスの設定は、自家用乗用自動車に限られていますが、2018年以降にも最大で2倍程度の差を付ける料率クラス制度を、軽自動車にも導入する予定です。
今回のハイゼットでは、カーゴに性能の高い「スマアシ3」の搭載もあり事故の減少につながることでしょう。 事故による保険利用が減れば、いずれは保険料も安くなると期待が持てます。
仕事で使うハイゼットの自動車保険に必須の補償内容は?
軽バン軽トラといっても立派な自動車です。ひとたび事故を起こせば、他人や自分自身への被害補償も必要になるので任意保険への加入は必須です。
基本補償
賠償補償:ハイゼットの任意保険には、必須補償の対人と対物の賠償補償は「無制限」で付保するようおすすめします。
近年、死亡事故件数が減少しており自賠責保険の保険金拠出も減少したことから、「対人賠償の支払いは少なくなった」という意見もありますが、重い後遺障害により治療や介護が長期にわたって続く場合、死亡時よりも保険金支払い額は増える傾向にあります。
【参考記事】
対物賠償保険では、「無制限」の補償に疑問を示す人もいらっしゃいますが、事故が減っているにもかかわらず、1事故あたりの対物賠償額は増加傾向にあるようです。
車両保険も同様で、理由は、車の値段が上がっていることに伴い、修理費用や修理範囲が大きくなっていることが原因のひとつになっています。
対物賠償保険は、保険金額を2000万円に抑えても「無制限」との保険料差額は、月額200円程度です。(35歳20等級の一例)
【参考記事】
賠償保険は万一を考えて最大限で加入しておくほうが安心です。事故を起こしたときに被害者への補償が不足しないよう、備えを万全にしておきましょう。
搭乗者の保険として「運転者本人とその家族、友人、知人」への補償を「人身傷害補償」で3000~5000万円の範囲で付けておくと安心です。
人身傷害補償だけで治療費から休業損害までの実損害をカバーできます。 単独事故や相手からの補償が遅れるような場合でも、人身傷害補償を付保しておけば医療機関にも支払ってもらえるので安心です。
なお、搭乗者や高齢者ドライバーの利用が想定される保険契約の場合、今回の見積もりのように定額支払いの保険金が出る「搭乗者傷害補償(死亡1000万円程度)」の追加付保をしておけばさらに安心です。
理由は、高齢者が被害者となった場合、逸失する将来の所得が少なく見積もられ、死亡や後遺障害保険金の補償額が少なくなることが予想されるからです。 自衛手段として定額の補償を付けてカバーしましょう。
車両保険
車両保険は、一般、またはエコノミーの2択をおすすめします。 「単独事故とあて逃げ」をカバーしたければ一般車両保険を選び、必要なしと考えられるのならエコノミー車両保険を選びましょう。
軽バン軽トラとはいえ、今回のハイゼットカーゴ、ハイゼットトラックは、車両価格が130万円にもなる小型乗用車並の車両であり、事故の際には損害も車両価格に比例して高くなります。
実際、新車の軽バンは人気があり予期せぬ盗難被害に遭う可能性もあります。 また、水災害などで水没被害に遭えば車両価格に比例して損害が大きくなります。万一に備え、車両保険の付保を検討して下さい。
特約
「弁護士費用特約」
もらい事故などの被害事故での賠償請求を弁護士に頼む場合、高額な弁護士費用を最大300万円まで補償してくれる特約です。
「新価特約」
新車登録から一定期間付けることができる特約で、事故による車両損害の修理見積もりが保険価額の50%を超えた場合、新車の買替費用として保険金額を上限に保険金が支払われる特約です。
残念ながらセコム損保には、この「新価特約」が設定されていません。 取り扱いのある損保は、ダイレクトの「イーデザイン損保」、「セゾン自動車火災」、「ソニー損保」の他、国内代理店型自動車保険にて加入できます。
ダイレクト損保は、上記3社のみの取り扱いなので契約前に見積もり比較して確認してみましょう。
保険料を見積もりするときの注意点
自動車保険は、毎年更新の掛け捨て保険です。
新規契約、更新契約どちらの場合でも、被保険者の年齢条件や範囲、車両保険の有無など、無駄な補償を付けないように比較検討が必要です。
近年は、保険料改定が頻繁に行なわれていることからも、更新手続きの前に保険の見直しすることが賢明です。多少面倒でも早めに見積もり比較をして検討することが得策と考えましょう。
業務用途ハイゼットの年齢別保険料と解説
年齢別の年間保険料は、年齢を問わず補償(20歳)、21歳以上を補償(21歳)、26歳以上を補償(26歳)、30歳以上を補償(30歳、40歳、50歳、60歳、70歳)について見積もりました。
カーゴ&トラックの保険料率に違いはありません。 どちらもほぼ同じ車両価格(130万円)のグレードを選び試算しております。
試算は「セコム損保」にて、次項の設定条件で見積もっています。(カッコ内)のカラー表示は運転免許証の色です。
一般車両(年払):139,000円
エコノミー車両(年払):111,510円
一般車両(年払):73,820円
エコノミー車両(年払):59,370円
一般車両(年払):48,350円
エコノミー車両(年払):38,270円
一般車両(年払):33,540円
エコノミー車両(年払):26,750円
一般車両(年払):21,510円
エコノミー車両(年払):16,790円
一般車両(年払):21,250円
エコノミー車両(年払):16,540円
一般車両(年払):23,440円
エコノミー車両(年払):18,170円
一般車両(年払):27,790円
エコノミー車両(年払):21,460円
(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)
セコム損保なら35歳から69歳まで「高齢運転者対象外特約」でさらに割引できる!
セコム損保は、事故の少ない35歳から69歳のドライバー(主な被保険者)を対象に、高齢運転者対象外特約を付帯することができます。この特約により、優良ドライバーの保険料がさらに安くなります。
セコム損保の場合、保険料率は50代がもっとも安いのですが、平均的に40代から60代まで安く、その差もわずかとなっています。
走行距離が多い人注目!
業務使用により走行距離が多い人には、セコム損保の自動車保険がおすすめです。
現在、ダイレクト損保各社の自動車保険には、距離区分が設定されており、年間走行距離に応じ保険料に反映されます。 しかし代理店型損保譲りのセコム損保は、走行距離区分を導入していません。
そのため、走行距離が少ない人は、セコム損保以外のダイレクト自動車保険のほうが安い場合もありますが、走行距離が多い人はならセコム損保のほうが安くなる可能性が高くなります。
業務使用により走行距離が多い人は、保険会社の走行距離区分に注目しながら各社の見積もりを集め、セコム損保の見積もりと比較してみましょう。
割引が進んだら車両保険の免責金額を0円にしよう!
今回の見積もりでは、一般とエコノミー車両保険の免責金額を一律10万円で試算しました。
免責金額を設定すると保険料が安くなりますが、事故の際には自己負担となるため契約者の支払いが生じるデメリットがあります。
ノンフリート等級割引があまり進んでいない人は、保険料を抑え、少損害時の車両保険利用による等級ダウンを避けるためにも設定したほうが良いのですが、20等級の人など割引が進んでいる人なら、免責金額を0円に設定して車両保険の付保を検討して下さい。
自己負担を最小限にする「車両免責0円」
車両保険使用時の自己負担を抑えるために免責を0円にすることができます。割引が進んでいる人なら大幅な負担増にはなりません。
例えば、車両保険の免責を「1回目0円」と設定し、60歳の被保険者の保険料は、次のようになります。
60歳/20等級:35歳以上を補償(ゴールド) 車両免責0円
エコノミー車両(年払):21,010円
(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)
一般車両保険では、10万円の免責と比べて保険料が年間で5,780円ほどアップしますが、万一の事故の際には、自己負担を大幅に抑えられるので20等級の人など割引が進んでいる人には、検討をおすすめします。
被保険者と補償の基本設定
見積もり試算日:2017年11月29日
保険期間:2018年1月15日から1年間
被保険車両①(型式):ダイハツ ハイゼット カーゴ (S321V)
グレード:クルーズターボ SAⅢ(スマアシ3)2WD
被保険車両②(型式):ダイハツ ハイゼット トラック (S510P)
グレード:ジャンボ 3方開4WD
料率クラス:対人:- 対物:- 傷害:- 車両:-
用途・車種:自家用軽四輪乗用車
初度登録年月:2017年(平成29年)10月
年齢:被保険者ごとに設定
居住地(登録地):東京都
適用ノンフリート等級:
20歳の試算では8等級(-40%)
21歳の試算では9等級(-43%)
26歳の試算では14等級(-50%)
30歳の試算では17等級(-52%)
40歳、50歳、60歳、70の試算では20等級(-63%)
前年事故の件数:0件
前年事故あり係数:0年
年齢条件:
20歳は「年齢を問わず担保」
21歳は「21歳以上を補償」
26歳、30歳は「26歳以上を補償」
40歳、50歳、60歳、70歳は「35歳以上を補償」
※40歳、50歳、60歳は「高齢運転者対象外特約」を適用
運転者限定:被保険者本人のみ
運転免許証カラー:
20歳は「グリーン」
21歳、26歳は「ブルー」
30歳、40歳、50歳、60歳、70歳は「ゴールド」
使用目的:業務使用
年間走行距離区分:なし
対人賠償(基本補償):無制限
対物賠償(基本補償):無制限
人身傷害(基本補償):3000万円(契約車両搭乗中のみ)
車両保険価額(一般車両/エコノミー車両):カーゴ、トラック共に130万円
(免責金額:10万円)
特約:
対物超過修理費用補償特約(50万円)
他車運転危険補償特約
高齢運転者対象外特約(35歳~69歳まで付帯可能)
サービス:
示談代行サービス
ロードサービス
セコムの現場急行サービス
割引:インターネット、証券不発行、ゴールド免許(該当条件のみ)
保険料試算に際し、設定条件や補償内容の諸条件を可能な限り同じにしておりますが、保険会社によって補償や限定範囲の違いなどがあります。若干の差異については予めご了承下さい。
関連記事
-
業務使用の自動車保険が安い損保会社
業務使用の自動車保険は高くなる 業務で利用するクルマは走行距離が多くなり、比例して事故に遭う確率も...
-
マツダ アクセラの年齢別保険料
マツダ アクセラハイブリッドの保険料例 車名(通称名):マツダ アクセラハイブリッド 型式:BYE...
-
日産 デイズ ハイウェイスターに乗る37歳女性ドライバーの保険
日産 デイズの特徴と補償条件の設定 車名・通称名/グレード:デイズ ハイウェイスター/Gターボ2W...
-
セキュリティ緊急対処員が現場に急行するセコム損保
セコム損保の特徴 セコム損保は、総合セキュリティでお馴染みの「SECOM」グループの損害保険会社で...
-
ホンダ フィットシャトルハイブリッドの年齢別保険料
ホンダ フィットシャトルハイブリッドの保険料と保険会社 今回、セゾン「おとなの自動車保険」」にて試...