1番安い自動車保険教えます

1番安い自動車保険の探し方を紹介しています。

自動車保険プランのおすすめは?保険のプロが選んだ5つのプラン


自動車保険の比較見積もりや満期更改案内を見て、どなたでも必ず迷うのが自動車保険おすすめプランの選択です。

現在ほとんどの保険会社WEBサイトで保険料試算ができるシミュレーターが用意されていますが、いずれの結果もおすすめプランが3つほど用意され、最終的な決定は契約者の選択に委ねられています。

この記事では、ズバリ!自動車保険のおすすめプランを5つ、具体的な付保内容とともにご案内します。

契約者の状況を考慮し5つのプランを用意しました。保険会社おすすめのプラン選択に迷っている人、どのような補償を付けておけば良いのかわからない人でも、ひとまずこれを選べば大丈夫!というプランも用意しました。

ぜひ、ご一読いただき自動車保険選びにお役立て下さい。

わかりやすい自動車保険のおすすめ5つのプラン

今回のテーマ、おすすめする保険プランは、次の5つです。

自動車保険は、補償内容、付保の範囲や保険金額で独身者と家族向けの違いが生じます。(個人向け自動車保険の場合) したがって5つのプランも家族構成の状況により向き不向きが生じます。

標準プラン:独身者と夫婦、家族
超々節約プラン:独身者向け
万全プラン:独身者と夫婦、家族
充実家族プラン:家族向け
節約家族プラン:夫婦、家族向け

状況などを考慮した5つのプランなので、独身の人に「家族プラン」はおすすめしませんし、またその逆として家族のある人の「超超節約プラン」チョイスもおすすめしません。

それぞれの項にて、該当のプランに向いている人を詳しくご案内しているので、ご一読願います。

なお、保険会社各社が独自で販売する傷害保険特約のプランについては、各社補償内容に差があるため考慮しておりませんが、筆者の率直な意見としてその他の傷害保険特約は不要と考えております。

損保会社独自の傷害保険特約について詳しくは、以下の記事をご覧下さい。

迷ったらコレ!標準プラン

自動車保険には、最低限このくらいの補償を付けて加入しておけば、「ほとんどの事故で困ることは無い」というプランです。

対象は、自損事故(相手のいない事故)の確率が減る26歳以上の独身者からご夫婦、ご家族に幅広く対応できる内容になっています。

若年層で自損事故の恐れがある場合は、アレンジの1つとして一般車両保険に付け替え、免責10万円に設定すると良いプランになるでしょう。

対人賠償(基本補償):無制限
対物賠償(基本補償):無制限
人身傷害(基本補償):3000万円(契約車両搭乗中のみ)

車両保険:車両価額(エコノミー車両を選択)
(免責:1回目5万円-2回目以降10万円)

特約
車両新価特約
対物超過修理費用補償特約
弁護士費用特約

筆者が代理店からFPを通じて顧客におすすめしている標準プランがコレです。自身も概ねこのパターンで20年以上付保しており、不足を感じることはありません。

車両保険選びは、以下にある「車両保険付保の決め方」をご覧下さい。

無保険よりマシ!超々節約プラン

少々乱暴に「無保険よりマシ!」としましたが、任意保険に入っているのといないのとでは、被害者に対しての対応が大きく違ってきます。

まず、相手との示談交渉や対人事故被害者への一括支払い対応など、多くの部分で保険会社が契約者に変わって、示談交渉と保険金支払いに対応してくれるので安心です。

万一、大事故を起こした場合でも賠償責任保険を対人対物ともに補償を「無制限」としておくことで、事故被害者の印象も大きく違ってくるでしょう。

もちろん運転者としての自分を含む搭乗中の人にも治療費など、完全な内容でカバーされるので、超超節約プランですが、最低限必要な補償はこれで確保できます。

なお、無過失事故で賠償交渉を求める際、弁護士との相談から交渉依頼の費用を保険でまかなえる、「弁護士費用特約」を付帯しました。コレは最低限付けておいて欲しい特約なので、外さずに検討してみて下さい。

とにかく保険料を安くしたい人におすすめの、必要補償を絞り込んだ節約プランです。

対人賠償(基本補償):無制限
対物賠償(基本補償):無制限
人身傷害(基本補償):3000万円(契約車両搭乗中のみ)

特約:弁護士費用特約

事故は保険会社にお任せ!万全プラン

家族を養う大黒柱にもおすすめできる万全の補償プランです。

プラベートだけに限らず仕事などでもお忙しいことを考慮し、万一事故を起こした際にも多くの対応と補償を保険会社にてカバーしてもらえる、心強い内容です。

万全の自動車保険というと、代理店型自動車保険をイメージする人が多いのですが、この内容ならばダイレクト型自動車保険でも十分安心できる内容です。

近年のダイレクト損保は事故対応にも力を注いでおりますから、保険料を抑えながら万全の補償を得ることも難しいことではありません。20等級近くまで等級が進んでいる人なら意外にも保険料が安いので検討してみましょう。

大黒柱に限らず、忙しい独身者にもおすすめする万全の補償プランです。

対人賠償(基本補償):無制限
対物賠償(基本補償):無制限
人身傷害(基本補償):無制限(車外の自動車事故も補償)

車両保険:車両価額(一般車両を選択)
(免責:1回目以降0万円)

特約
車両新価特約
対物超過修理費用補償特約
弁護士費用特約
個人賠償責任保険

子どもや高齢者も安心!充実家族プラン

子どもや高齢者のいるご家庭では、自転車の利用や徒歩での外出時の自動車事故でも対応可能な人身傷害補償を付けたこのプランがおすすめです。

搭乗時の小さな事故でも一時金受取が可能になり、万一、子どもや高齢者の死亡事故による補償不足を補うため、搭乗者傷害保険も付保しました。

車両保険は、自損事故は元より当て逃げ事故でも損害が大きくなる高級車ならば、一般車両保険も検討すると良いでしょう。20等級近くまで等級が進んでいる人なら意外にも保険料が安いので検討してみましょう。

家族のいる人におすすめする究極の補償プランです。

対人賠償(基本補償):無制限
対物賠償(基本補償):無制限
人身傷害(基本補償):5000万円(車外の自動車事故も補償)
搭乗者傷害補償:500~1000万円(一時金払いタイプ)

車両保険:車両価額(一般車両/エコノミー車両どちらかを選択)
(免責:1回目0万円-2回目以降10万円)

特約
車両新価特約
対物超過修理費用補償特約
弁護士費用特約
個人賠償責任補償特約

車両保険選びは、以下にある「車両保険付保の決め方」をご覧下さい。

家計の保険料負担減!節約家族プラン

小家族で自動車保険には、最低限で加入しておきたいというご希望の人におすすめする、節約型家族プランです。

搭乗者の補償を人身傷害補償の搭乗中のみを担保する契約に絞りました。

また車両保険の免責額を1回目から10万円とし、少損害で保険を使わないことを前提に大きな損害だけを確実にカバーできるように付保しています。

節約型のプランですが契約者が100%過失の事故から無過失事故まで、相手との交渉トラブルなどで家族のある人が精神的なダメージを負うことの無いよう、弁護士費用から対物超過費用までしっかり補償されます。

少損害は、自己負担で対応し大損害のみを保険でカバーする、損害保険付保の基本に則った補償プランです。

対人賠償(基本補償):無制限
対物賠償(基本補償):無制限
人身傷害(基本補償):3000万円(契約車両搭乗中のみ)

車両保険:車両価額(一般車両/エコノミー車両どちらかを選択)
(免責:1回目10万円-2回目以降10万円)

特約
車両新価特約
対物超過修理費用補償特約
弁護士費用特約
個人賠償責任保険

車両保険選びは、以下にある「車両保険付保の決め方」をご覧下さい。

人それぞれ!車両保険付保の決め方

車両保険は自由選択のようにいう人もいますが、一定の選択基準があります。

自動車ローンの利用による負債のある人や、新車や高級車、ハイブリッド車、EV車など事故が起きた際、損害額が高くなると予想される人などは、車両保険を付保するようにおすすめします。

また、一般車両とエコノミー車両の選択は、自損事故と当て逃げ事故の補償の有無がポイントです。

自損事故が比較的多い若い人や高齢者ドライバーや、高級車など当て逃げ事故でも相当額の被害が予想されるなら、一般車両保険を検討しましょう。

そうしたリスクについて、皆無に等しい状況で利用されるならエコノミー車両保険で十分といえます。

自損事故による大事故は怖いが保険料を抑えたい人は、少損害時は自己負担となる免責金額を増やして、保険料を抑えることも可能です。

まとめ:おすすめプランを自分で作る!

まとめると、以上のような補償プランは、保険会社のシミュレーターでもすべて手動で入力する必要があります。

したがって、「おすすめプランは自分で作る」という作業が不可欠となりますが、比較の際に保険会社ごとに入力するのが面倒な人は、自動車保険一括見積もりサイトを賢く利用して、自分にあったおすすめプランで見積もりを集めましょう。

迷ったら、最初の標準プランが筆者1番のおすすめです。


  関連記事