事故を2回続けて起こすと車両保険に入れなくなる?
事故の発生原因を検討します
自動車保険会社には、社会な責任もあるので単純に事故を2回起こしたからと、回数だけで判断して保険の引受をしないという結論は出しません。
不運にももらい事故が多いという人も聞きますが、やはり、危険予測運転に努めている人と、そうでない人の差は、事故件数や保険を使わない少損害事故でも件数に差が出てきます。
現実的に事故を起こす人とそうでない人の差は顕著です。
実際、クルマの販売現場で10年近く顧客対応をさせて頂いた経験の中で、年間に4万キロを超えるお客様が二人いらっしゃいましたが、どちらの方も自動車保険請求が一度も有りませんでした。
意外に感じられるかもしれませんが、自動車事故は、走行距離には比例しません。
走行距離区分型のリスク細分型がどのような根拠を元に作られているのか、もう少し研究してみないと判りませんが、私的には、距離だけでは、判断がつきにくいと思います。
そうした中で、事故を起こす人は、やはり多いです。不注意や油断と言った要因なのだと考えられますが、やはり運転者本人の気持ちが重要な要素だと思います。
ダイレクト型の加入はとても難しい
ダイレクト型自動車保険では、その多くが2回の事故と一桁の等級の人の場合、引受を検討するケースが増えてきています。
ダイレクト型損保の場合、少し失礼かもしれませんが自分に都合の良い、優良な顧客だけを安い保険料で集めているという一面がやはり感じられます。
確かに事故がなければ、保険会社の加入のドアは開いているが2回事故を起こすと、有無をいわさず門を閉められてしまうのでは、怖くて付き合えないといった意見も聞かれます。
事実は、なんでも拒絶ということではないと思いますが、顧客にそうしたイメージを持たれているのには、何か要因があるのかもしれません。
微妙なところですがそうした恐れも有ってか、価格が安くてもダイレクト型損保への加入が集まらないのかもしれません。
条件付きで代理店型に依頼する
代理店は、さすがに百戦錬磨です。
お客様の状況を鑑みて保険会社が引受に難色をしめしても、さらに交渉を進めて条件付きででも加入ができるように道筋をつけるようにします。
保険会社も代理店という受け皿が、お客様の管理を含めてカバーしているので、難色を示しながらも、引き受けているのが現状です。
自動車保険に入れない、保険難民などができないように代理店には、がんばってもらいたいところです。
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