今さら聞けない!アクティブセーフティとパッシブセーフティってなに?
アクティブ・セーフティとパッシブ・セーフティとは?
アクティブ・セーフティは積極的に働く安全装置、パッシブ・セーフティは受動的な安全装置です。
これでは、ちょっと分かり難いですね。
アクティブ・セーフティは、事故を未然に防ぐための安全装置です。
パッシブ・セーフティは、事故発生時に搭乗者やぶつかった人や物への衝撃を最小限に留め、被害を最小限にする安全装置です。
多少イメージが付くと思いますが、要は、事故を防ぐための装置がアクティブ・セーフティ、そして、事故被害を軽減させる装置がパッシブ・セーフティと覚えておいて下さい。
アクティブ・セーフティの種類
アクティブ・セーフティは、昨今話題の衝突を回避防止するシステムを始めとした、事故予防システムのこと指します。
ABSや横滑り防止装置(DSCなど)、トラクションコントロール装置などもこれに含まれています。
居眠りの抑止アラーム、車線内の走行を維持するシステムも同様です。
左右のミラーに映らない死界に隠れたクルマの存在をアラームで知らせてくれるシステムなども、アクティブ・セーフティ装置のひとつとして数えられます。
パッシブ・セーフティの種類
パッシブ・セーフティの代表は、シートベルトです。
そして、フロントデュアルエアバッグシステムから、カーテンとサイドに設置された横方向の衝突に備えたエアバッグも同様です。
ちょっと意外かもしれませんが、シートのヘッドレスト、コラプシブルステアリングコラム、バンパー、安全合わせガラスもパッシブ・セーフティのひとつとして挙げるメーカーも有ります。
最新のものでは、対人事故で歩行者等の頭部への衝撃を緩和するためにぶつかるとわずかの浮き上がるボンネットをボルボが採用しています。
安全なクルマ選びで注目するポイントは?
このように安全装置は、日進月歩で開発され装着が進んでいます。
クルマを選ぶ際には、可能なかぎり安全装置が組み込まれたクルマを選んで下さい。
特に大きな事故で積極的に乗員を保護してくれる、エアバッグシステムはサイドとカーテンを含めたフル装備が必須の条件です。
昨今も新聞記事にあった、暴走車の起こす事故から身を守る術は、徹底した安全装備の装着です。
近年は、軽自動車が人気を博していますが、安全を求めるのであれば、BセグメントからCセグメント以上の車種を検討することをオススメします。
確かに軽自動車も良い車になっていますが、欧州や米国でも認められる基準で作られているクルマとは、根本的に違いがあります。
特に強力なライバルが居並ぶCセグメントなら安心です。
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