スズキスイフトの自動車保険はいくら?新車中古車を調べました
スズキ自動車のベストセラーカー、第3世代の「スイフト」について、自動車保険を見ていきましょう。
現在のスイフトは、優れたハンドリング性能と共に、2種類のハイブリッド、2種類のターボエンジンなど、豊富な動力ユニットと駆動システム、軽量高剛性の新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」の採用など、ドライバーの好みに合わせて豊富な選択肢を持った車になっています。
今回は、安全性能も向上したスイフトの自動車保険について、現行モデルの新車と、平成26年式(2014)第2世代の旧モデルにもスポットを当て、新車と中古車の年齢別保険料を調べてみました。
保険料見積もりは、ダイレクト自動車保険「イーデザイン損保」の試算例と共に、ソニー損保、三井ダイレクト、楽天損保など他社の自動車保険と比較しながら解説します。
→スズキ スイフトの保険料例
通販型ダイレクト自動車保険で見積もりした「スイフトRS」の車両保険付き保険料は、年間 25,540円でした。
車名:スズキ スイフト スポーツ
型式:ZC83S
初度登録:平成31年6月
車両保険金額:185万円
被保険者条件:30歳~39歳、20等級、運転者限定なし
自動車使用条件:日常レジャー、走行距離 年間5,000㎞
この見積もりでは、代理店型自動車保険(楽天損保)の保険料 47,310円と比べて 21,770円も安くなりました!
(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)
今回スズキスイフトの保険料では、次に挙げる5つの保険料について、それぞれ保険料見積もりを例に詳しく解説します。
② スイフトの旧モデル、平成26年式(2014)中古車の年齢別保険料
③ 更新時の乗りかえ保険料を、21歳から65歳まで年代別に見積もり比較
④ 20代30代の人がはじめて自動車保険に加入する際のダイレクト3社比較
⑤ スズキスイフトを親子で共用する際の保険料をダイレクトと代理店型で3社比較
保険料比較では、驚くような違いもあり、知らないで損をしている人も多いと思います。
ぜひ最後までご覧いただき、スイフトの新車中古車購入時、自動車保険更新の乗りかえの検討など、自動車保険選びの参考にお役立て下さい。
今回の「記名被保険者と補償内容の基本設定」は、本文の終わりにまとめましたので必要に応じて確認して下さい。
なお、本文中に記載の保険料は、あくまでも参考目安としていただき、契約時に必ずあなたの車に合わせた見積もりを取り比較検討して下さい。
目次
スズキスイフトの保険料はいくら?【新車の自動車保険】
「スズキスイフト」新車の年齢別保険料は、いくらくらいでしょう?
スイフトには、低燃費型のハイブリッドモデルから、走りを追求したモデル「スイフトスポーツ」までありますが、それぞれ型式が独立しており、保険料に関わる型式別料率クラスへの影響はありません。
しかし、優れた予防安全システム「スズキセーフティパッケージ」の搭載により、いずれの車種でも事故の発生と損害は低く抑えられているようです。
結果として、保険料を決定づけるスイフトの型式別料率クラスは、ライバル車と比べて低くなっており、相対的に保険料も抑えられています。
新車のスイフトの保険料は、低価格ながら東京海上グループの事故対応が評判の「イーデザイン損保」にて、一般車両保険とエコノミー車両保険でそれぞれ見積もりしました。
年齢の設定は、20歳、21歳、26歳、30歳~39歳、40歳~49歳、50歳~65歳、65歳~69歳、70歳~74歳と、各年齢別に試算を行い一覧表にまとめています。
ご覧の際は、該当する型式を選び、表記の年齢別保険料を参考にして下さい。
所有する車のグレードやオプションの違いにより、車両保険金額が違っていても、同じ型式なら保険料に大きな違いは生じませんので、そちらの表にある保険料を参考にして下さい。
また、新車購入から1~3年目の車も、同じ型式のモデルならこちらの保険料表が参考になります。
1世代前のスイフトの場合は、後述の「スイフト 旧年式車の保険料はいくら?【中古車の自動車保険】」をご覧下さい。
→スズキ スイフトの新車型式モデル
それぞれのグレードに個性的なプレミアムモデルも設定されていますが、保険料を決定づける型式は、それぞれの車種ごとに7つに分類され構成されています。
今回保険料見積もりを行った型式は、以下のとおりです。
型式:ZC53S、ZD53S、ZC13S、ZC83S、ZD83S、ZC43S、ZC33S
年齢別保険料表をご覧になる際は、該当する型式モデルの保険料を参考にして下さい。なお、該当車種の「型式別料率クラス」は、表の下に掲載しておりますので参考にして下さい。
スズキスイフト&スイフトスポーツ【新車】の年齢別保険料の見積もり
(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)
スズキスイフトの年齢別保険料ですが、このように年齢ごとの保険料を比べて見ると、等級の違い以上に保険料差があることに驚かされます。
車種ごとの保険料を決定づける「型式別料率クラス」については、賠償傷害クラス[3~5]、車両クラス[4]となっており、直接のライバルとなる国内外のBセグメント車と比べて平均水準の車です。
このことからスズキスイフトは、ライバル車と同等の保険料ですが、現在はASV割引の適用により安くなり、標準的な国産車より少し安くなっています。
また、運転者の年齢が26歳以上で等級も進んでいる人なら、ノンフリート等級別割引制度により保険料負担はさらに少なくなります。
なお、年齢が若い人や等級が高い人、10代20代の子供と共用する場合など保険料が高くなる人は、今回のようにダイレクト自動車保険を選ぶことで費用を抑えることができます。
なお、今回20歳ドライバーの等級は、無事故で3年目の更新契約を想定し8等級(-40%)で見積もりしましたが、21歳9等級まで進むと保険料はグンと下がります。
その後も事故を起こさず順調に更新していけば、26歳、30歳の段階で保険料はさらに下がり、35歳までには最高等級の20等級に達するので、表のように安い保険料で契約が可能になるので無事故で継続していくことが重要です。
なお今回のイーデザイン損保では、26歳から比較的低い保険料水準が64歳まで続きます。
しかし、70歳を超えると35歳時の保険料と比べて1.4倍近い保険料になることがわかります。今後も増え続ける高齢者ドライバーの人口とそれに伴う事故により、保険金支払いも増大し保険料の値上がりにつながるでしょう。
自動車保険は、契約する運転者の年齢やノンフリート等級、運転者範囲、補償内容など、条件ごとに異なり、また保険会社ごとに保険料が大きく異なるのが現実です。
今回見積もりしたイーデザイン損保でも、概ねダイレクト自動車保険の平均額を下回っていますが、各年齢層の最安値というわけではありません。特に若い人の保険料は、あまり安くないのも事実です。
したがって「この保険会社が1番安い!」と安易に断言できないのが現在の自動車保険なので、契約時にはいくつかの保険会社から見積もりを集め、補償内容と保険料を比べて見ることをおすすめします。
この記事では、後述の「スイフト 自動車保険の乗りかえ保険料比較」にて、21歳~65歳、それぞれの年代の保険料を3社で比較しました。更新時の乗りかえを検討している人は、そちらも参考にして下さい。
新車のスズキスイフトで対象になる割引と適用条件
自動車保険は、新車登録時から一定期間適用になる割引があります。新車時のみの主な割引は次の3つです。
②エコカー割引
③ASV割引
①新車割引は、車検証に記載されている新車の「初度登録年月」から25か月間適用になる割引です。
具体的には、「保険開始日が車の初度登録年月から25ヶ月以内の契約」と定められているので、保険の開始日が登録から30日以内であれば、1年目から3年目の契約まで適用になるので最大3年間割引が受けられます。
保険会社により期間や割引率の規定が異なる場合があるので、見積もり時に確認しましょう。
②エコカー割引は、いわゆる低公害・低燃費車を対象とした割引で、電気自動車(EV)、燃料電池自動車(FCV)、ハイブリッド自動車(HV、PHV)、メタノール自動車、天然ガス自動車(LPG)などが該当します。対象車種、取り扱いの有無は、保険会社により異なるので見積もり時に注意して確認しましょう。
エコカー割引は、保険会社ごとに適用期間も異なり、初度登録年月より13か月以内、25か月以内などがあり、対象車種が異なるなど、保険会社ごとに規定が異なるので見積もりを取る際に必ず確認しましょう。
③ASV割引は、一般に「自動ブレーキ割引」とも呼ばれ、その名の通り先進安全技術の「衝突被害軽減ブレーキ」の搭載が前提となっています。
ASV割引の適用には、以下の2つの要件を満たす必要があります。
契約車両の型式の発売年月が「保険始期日の年から3年前の4月以降」であること
以上、新車のスイフトでは、上記①②③の割引規定により、①が全車適用になり、②はハイブリッド車が対象です。③のASV割引は、表のとおり対象となります。(2019年度)
毎年見直される!スイフトの型式別料率クラス
型式別料率クラスのアップダウンは、毎年の保険金支払いによる損害率を勘案し見直しが実施されます。スイフトの場合は、予防安全運転支援システムの搭載が進んだ、事故を起こしにくい車へと進化しています。
しかし近年、車両保険金の支払い単価は、登録車全体を見ると上昇傾向にあります。ハイブリッド車も含むスイフトのような高級モデルは、思った以上に車両修理費用が高くなる傾向にあるので、車両保険も必ず検討して下さい。
スイフトは、自動車保険選びにおいて見積もり比較などを利用しひと工夫すれば、保険料を抑えることが可能になるでしょう。
最新の型式別車両クラスを調べる場合、次の記事カテゴリーから該当の新しい記事をご覧下さい。
新車の自動車保険選びで注意するポイント
新車を購入した際や購入後の保険選びについて、注意点をご案内します。
保険料の事前見積もりは必須!
新車購入時は、現在契約中の自動車保険に記載されている車両を入れ替える手続きが必要です。
自動車が変わる場合、一般的に「型式別料率クラス」をはじめ、車両条件や被保険者条件、補償内容などが変わるので、変更点を確認し、保険会社への速やかな通知と条件が変わることによる、保険料の追徴(返還の時もある)を試算してもらう必要があります。
また、現在の保険を中途更改して新たに入り直す場合は、「旧契約の解約日と新規加入の保険始期日を納車日に合わせて同日付で」事前に手続きを完了させておく必要があります。
また、純新規で加入する際も納車日に保険始期日を合わせて、契約手続きを完了させておきましょう。
保険料の事前見積もりは、車両入替、中途更改、新規加入とともに、必要な事柄は、該当する車の型式と自動ブレーキ装着の有無です。通常、売買契約書に記載がありますが念のため販売店に確認しましょう。
補償内容と契約条件の見直し
購入時、継続更新に限らず新車から3年以内は、新車だけの割引や車両保険の新価特約など、特別な割引や選べる補償があるので、各社の見積もり内容をしっかり確認し検討して下さい。
特に車両保険の保険金額や免責、「新価特約」、「車両無過失事故に関する特約」など、新車に必須の特約は、車両入替時に検討が必要です。ドライバーの範囲や年齢条件なども含めてしっかり確認しましょう。
スズキスイフト 旧年式車の保険料はいくら?【中古車の自動車保険】
スイフトの中古車は、新車価格から比べると手ごろな値段に落ち着き、ライバル車と比べても買いやすく魅力ある選択肢になっています。
今回は、中古車市場において割安感が進んだ第2世代モデル、平成26年式(2014年)のスイフトの3つの型式モデルを例に年齢別保険料をご案内します。
今回試算した年式モデルから2~3年ずれている場合でも、車両保険金額による保険料差は少ないので参考にはご覧いただけます。契約前には、必ず正確な見積もりを改めて取り寄せ検討して下さい。
→スズキ スイフトの中古車型式モデル
年式別の年齢別保険料表をご覧いただく際は、あなたの車と同じ型式モデルの保険料を参考にして下さい。また該当車種の「型式別料率クラス」は、表の下に掲載しておりますので参考にして下さい。
今回保険料見積もりを行った型式は、以下のとおりです。
型式:ZC72S、ZD72S、ZC32S
スズキスイフト「平成26年式(2014年)」の年齢別保険料
「スズキスイフト」は、中古車販売価格を踏まえ車両保険金額を80万円~115万円(車両標準価額)としました。
新車時の車両価格やオプション品も保険金額に加えて調整することが可能です。見積りの際は、あなたのスイフトのグレードやオプションに合わせて保険金額を設定しましょう。
なお、平成26年式のスイフトは、経過年数により新車割引、エコカー割引、ASV割引の対象ではありません。それゆえ同じ型式の新車よりも保険料が高くなることがあります。
車両保険金額は大幅に下がっているので、実質的に現行型スイフトの中古車は、保険料が高くなるものもあるでしょう。
これから旧モデルのスイフトの中古車を購入する場合、この点を踏まえて自動車保険を検討して下さい。
なお、旧年式車のスイフトを選ぶ際は、型式別料率クラスが「上がってるか?下がってるか?」ぜひ確認して欲しいポイントです。今年と前年の型式別料率クラスを比べるなら、次の「損害保険料率算出機構」のWEBサイトが便利です。
旧年式車と中古車の車両保険
スイフトの車両保険金額は、「購入価格+オプション品+消費税等」の合算が補償の対象になります。
新車から数年経過した旧年式車や中古車の場合、保険料がかさむ車両保険を付けることに躊躇される方もいらっしゃるでしょう。 しかし、近年は車の構造や安全装置の多様化が進み、ちょっとした修理でも思った以上に修理費用がかさむみます。
また、台風や洪水などの自然災害による被害も無視できない地域の方もおられるでしょう。(地震災害の車両補償は、別途特約追加が必要です)
したがって低価格の中古車であっても車両保険を付けておく方が安心です。
車両保険は、「一般車両保険」のほか、単独の自損事故や当て逃げの補償をしない代わりに保険料が安い「エコノミー車両保険」もあるので、具体的に見積もりを取って検討しましょう。
車両保険金額の上手な選び方
車両保険の保険金額は、保険会社ホームページの見積もりシミュレーターにて、提示される標準価額の範囲内で任意に設定が可能です。
車両保険金額が足りない場合、保険金不足となり損害を十分カバーできない恐れもありますが、逆に多すぎると無駄な保険料を払うことになります。
車両保険金額の過不足は、見積もり時に任意入力して調整しましょう。
なお保険金額を必要以上に高くつけると、全損時の保険金支払いの際に「損害の実態と異なる」ことから、保険会社が保険金の支払い額に難色を示すことがあります。
車両保険は、実損害の補償が目的なので、保険金額の内容次第では、保険金支払いが時価額相当に減額されることもあるでしょう。
特に代理店を介さないダイレクト自動車保険の契約では、保険金請求時のトラブル回避のためにも保険金額の設定に注意して下さい。契約前に必ず見積もりを取って保険料の比較検討を行いましょう。
スズキスイフト 自動車保険の乗りかえ保険料比較
スズキスイフトの自動車保険では、保険料を決定づける「型式別料率クラス」の車両が「4」と、車両価格相応となっており、対人、対物、傷害が「3~5」まで指定されている車種もあることから、保険会社によってかなり保険料が高くなります。
今回調べた3社の中で保険料が安くなる26歳以上の場合でも、保険会社が異なるだけで4万円以上の差が生じたので、保険会社選びは特に重要です。
そこで、年齢別の各社の保険料差が気になる方に、更新時の保険会社乗りかえの参考に、21歳、26歳、35歳、45歳、55歳、65歳のドライバーの保険料例を3社比較の表にまとめてご案内します。
今回の見積もりは、通販型ダイレクトの「ソニー損保」、「イーデザイン損保」、そして代理店型自動車保険の「楽天損保」の試算例を比較してみました。
なお、今回は「保険料の比較」に絞ってご案内しますが、実際に自動車保険選びでは、各社のサービスや補償内容、事故対応、顧客対応も考慮して自動車保険選びを進めて下さい。
「21歳の被保険者」更新時の乗りかえ見積もり3社比較
今回は8等級からの継続更新を前提に9等級で試算しましたが、21歳のドライバーの場合、保険料が安いと感じられるほどにはなりません。
しかし、代理店型とダイレクト型では、こんなに差があるので現契約を自動車ディーラーや代理店で加入しているなら、ダイレクト型との見積もり比較をしてみれば現状よりも安い保険が見つかるかもしれません。
今回、21歳の更新保険料比較(9等級 -43%)では、ご覧のとおり一般車両保険で比べた場合、イーデザイン損保(81,240円)と、楽天損保(134,370円)の保険料差は 53,130円も開きました。
車両保険なしの基本契約でも22,180円の保険料差が生じるので、21歳~25歳のドライバーは、見積もり時にダイレクト自動車保険を加えて比較検討することがおすすめです。
「26歳の被保険者」更新時の乗りかえ見積もり3社比較
代理店型とダイレクト型の保険料の違いは、数字で見るよりグラフを見てもらう方がその差がわかりやすいです。
26歳の更新保険料比較(14等級 -50%)では、ご覧のとおり一般車両保契約の場合、イーデザイン損保(50,550円)と楽天損保(94,020円)の保険料差は、43,470円でした。
車両保険なしの基本契約でも 17,200円の保険料差が生じるので、26歳~29歳のドライバーは、ダイレクト自動車保険の見積もりも加えて比較してみましょう。
「35歳の被保険者」更新時の乗りかえ見積もり3社比較
代理店型と通販型の保険料の違いは、今回の比較表を見れば一目瞭然です。
ご覧のとおり一般車両保険の場合は、イーデザイン損保なら25,540円で済むところ、楽天損保だと47,310円と2倍近い保険料になっています。
また、車両無しの基本契約では、イーデザイン損保だと15,330円のところ、楽天損保では24,220円となり、その差は 8,890円でした。
つまり、楽天損保とイーデザイン損保の保険料差は、車両保険を付けた場合、倍近い差になります。同じ補償内容なら「通販型ダイレクトの方がかなり安い」ことがわかります。
「45歳の被保険者」更新時の乗りかえ見積もり3社比較
代理店型とダイレクト型の保険料差は、各社が最低水準に達する45歳時においてもなお違いは明らかです。
ご覧のとおり、代理店型との差はもちろんですが、通販型のダイレクト自動車保険2社の間でも、次のように車両保険付きの保険料差が大きく開きます。
一般的に通販型ダイレクトの代表格である「ソニー損保なら安い!」と思われている方が多いようですが、車両保険を付けた場合、イーデザイン損保なら25,900円で済むところ、ソニー損保だと33,490円となるため、7,590円ほど差が生じました。
なお条件次第では、今回のイーデザイン損保よりもさらに安い自動車保険もあるので、できるだけ見積もりを集め、自分の目で確かめてみることをおすすめします。
「55歳の被保険者」更新時の乗りかえ見積もり3社比較
代理店型と通販型商品の保険料の違いは、保険料が安い55歳のドライバーでもかなり差がつきます。
一般車両保険の場合、イーデザイン損保なら27,010円ですが、ソニー損保だと34,720円となり、楽天損保に至っては 45,610円になりました。
楽天損保は代理店型自動車保険ゆえに保険料が高くなってしまうのは想定内でしたが、ダイレクト自動車保険売上No1.を誇る「ソニー損保」が想像以上に高い保険料でおどろきました。
今回のようにダイレクト2社で比べた場合も、1万円近い差が生じることもあり「ダイレクトだから安い」と安易に決めてしまうとムダな保険料支払いで損をしてしまうかもしれません。
今回に限らずですが「保険会社ごとに保険料が違う」ことをしっかり覚えておいて下さい。
特に車両保険が含まれる場合、各社保険料率の違いが顕著になるので、一度、あなたの自動車保険契約の補償内容と保険料について、他社の見積もりと比べて見ることをおすすめします。
「65歳の被保険者」満期更新時の乗りかえ3社比較
65歳ドライバーの自動車保険では、3社すべてが55歳時の保険料と比べて高くなります。
例えば、一般車両保険付きの契約をソニー損保で比べてみると、55歳では 34,720円のところ、65歳だと 38,910円になり、4,1900円ほど高くなります。
また同様にイーデザイン損保の場合では、55歳 27,010円だったのが、65歳 28,440円と、1,430円しかあがりません。
このように保険会社によってこの値上がり幅は大きく異なるので、65歳の人は、保険料が上がっても保険会社をしっかり選べば、値上がり分を最小に抑えられます。
自動車保険は掛け捨てです!
近年、高齢者ドライバーの事故が注目されていますが、実際のところ60代ドライバーの多くは、1年間無事故でほとんどの人が保険料を掛け捨てにしています。
60代になったら、おつきあいよりも支出を抑えて保険料が無駄にならないように選ぶことが重要と考えましょう。
ムダな保険料を抑えるためにも、現在、代理店型自動車保険で契約されている方、また通販型のダイレクト自動車保険の契約者も、今一度、現契約の見直しをおすすめします。
特に代理店型自動車保険に加入している人は、ダイレクト自動車保険のWEBサイトに設置された「見積もりシミュレーター」を利用して、ご自身の契約内容と比べてみるだけでも違いがわかります。
また「一括見積もり比較サービス」を利用して、複数社の見積もりを集めて検討することもかんたんで良い選択です。
もちろん、保険料の多少の違いは気にしない方もおいでになるかもしれません。しかし保険会社ごとの保険料に大きな違いがあることを、情報としてしっかり押さえておいて下さい。
今回の保険料比較で3社を選んだ理由
ソニー損保:ダイレクト自動車保険人気No1.の実績と事故対応顧客満足度が高い。
イーデザイン損保:業界内でも群を抜く割安な保険料と東京海上グループの事故対応力と信用力がある。
楽天損保:代理店型の中では低価格な保険料で、7年長期契約、満額補償の車両地震特約など、大手国内損保でも無い、補償や割安な契約方法がある。(注:旧社名「朝日火災」)
20代30代新規加入のスズキスイフトの保険料はいくら?
この章では20代30代でスイフトを購入し、はじめて自動車保険契約する際の保険料を、見積もり比較してみました。
自動車保険は、20代の純新規契約の場合、最初の6等級からスタートするにあたり、1年間のみ純新規の割増が加算されるため、通常よりも高い保険料になります。
割増規定は、代理店型、通販型のダイレクトを問わず設定されるため、すべての保険会社で高額な保険料になります。保険選びには細心の注意をして次の保険料比較を参考に検討して下さい。
20代ドライバーが新規加入する場合の保険料
はじめての自動車保険選びの参考例として、実際の保険料で比較してみます。
今回の見積もりでは、21歳、26歳、30歳のドライバーを対象に、3社同じ補償条件で試算しましたが、保険料にあらためて驚かされます。
また今回の見積もりで20代新規の場合、30代以上では安いと評判のダイレクト自動車保険でも、かなり保険料差が生じ高くなることがわかります。
一般車両保険の契約では、イーデザイン損保の219,660円に対し、三井ダイレクトでは 152,570円となり、6万円以上も差が生じます。
こうした違いを知る方は意外にも少なく、実際に見積もりを取って比較してみなければわかりません。今回は、比較対象に加えませんでしたが、場合によっては、代理店型の方が安くなることもあります。
したがって「ダイレクトなら安い」と妄信されている方や、アドバイスには要注意です。代理店型自動車保険も加えて見積もりを比較し、できるだけ安い保険会社を見つけましょう。
20代の保険料を安くする具体的な対策
今回のように20代の新規契約者の1年目保険料は、純新規契約の割増規定により高額になので、次のように補償を制限した対策を施せば保険料を抑えることが可能です。
注意点「記名被保険者本人の運転以外は補償されない!」
注意点「車両保険を使うとき自己負担額が増える!」
注意点「単独事故やあて逃げの補償が除外される!」
対策後の保険料は次の表のとおりです。
上記2つの保険料見積もりを比べて見るとわかりとおり、20代のドライバーが純新規契約する自動車保険は、加入条件や補償内容で保険料が大きく違ってきます。
20歳の契約の場合、イーデザイン損保が 142,210円まで下がりましたが、三井ダイレクトの保険料はさらに下がり 95,750円まで抑えることができました。
なお、三井ダイレクトなら「車両保険の免責額を15万円まであげられる」ので、さらに保険料を抑えることも可能です。
20代の1年目の保険契約で注意することは「むやみに保険を使わない!」ことが、将来に割引を進めていくための大切なポイントになってきます。
とても厳しい話ですが1年目の自動車保険契約では、人身事故や相手に多大な損害を与えるような事故で「大きな損害が生じた場合にのみ使う」というような覚悟が必要となり、小規模な単独の自損事故で車両保険などを使わないようにする(自己負担する)ことが、今後の割引を進めるためにも有効な方法です。
したがって、車両保険の免責を上げることや、自損単独事故を補償しないエコノミー車両保険を選ぶことは、現実的な選択としておすすめします。
自動車保険を選ぶうえで補償内容は、もちろん大切です。しかし保険会社選びで保険料に差がつくことも忘れないようにしましょう。
はじめての車として「スイフト」の購入が決まったら、このように各社の見積もりを集めて比べてみて下さい。
初心者は中古車のほうが良い?
保険料や維持費、予防安全性能の観点から、最新の新車の方が初心者ドライバーにはおすすめです。
車を選ぶ際は、自動車保険の差額にも注目しましょう。
例えば新車なら、登録から約3年間の保険料は新車割引が適用になるので、中古車を選ぶより保険料が割安です。
また、型式ごとに異なる「型式別料率クラス」の違いで、最初から数年の保険料で大幅なちがいが生じることもあります。
もちろん予算の限りはあると思いますが、新車中古車の見積もりを比べながら慎重に選んで下さい。
自動車保険は、保険会社の選び方によってグレードの価格差が埋まってしまうこともあるので、「一括見積もり比較」などを利用して、保険会社ごとの補償内容や見積額を比べてみることが大切です。
20代の新規契約で安い自動車保険を見つけるには?
20代の新規契約では、車両保険を付けるとかなり高額な保険料となり、必ずしも通販型ダイレクトの自動車保険が安くなるとは限りません。
「20代の人が安い保険を見つけるには、どうしたらいいのか?」というと、各社の保険料を手っ取り早く調べられる「自動車保険一括見積もり比較サービス」を利用するのが間違いのない方法です。
なにより面倒なデータ入力が一度で済むので、入力ミスなどの失敗を最小限に抑えることができますし、見積もりを依頼後に「しつこくないか?」と危惧される、代理店型自動車保険の見積もりも一緒に取って比較できるからです。
もちろん、通販型ダイレクト自動車保険の見積もりもまとめて請求できて比較漏れもなくなるので、もっとも簡単で損をしない保険の選び方になるでしょう。
もちろん保険選びでは、保険料だけでなく補償内容にも注目し、しっかり比較検討していただくことが大切です。運転を開始する前に、良い自動車保険を見つけて準備しておきましょう。
スズキスイフトを親子で共用する場合の自動車保険
首都圏などの都市部では「車庫スペースの維持費や確保が難しい」など様々な事情から、親の車を子供と共用するケースも少なくありません。
子供とスズキスイフトを共用する場合は、現在契約している自動車保険の運転者限定を外し、子供の年齢まで補償できるよう年齢条件を引き下げる必要があります。
しかしご存じのとおり自動車保険は、20歳以下の運転を補償する場合、代理店型、通販型ダイレクトを問わず高額な保険料になるので注意が必要です。
この章では、子供が免許を取得し親のスイフトを使用する場合の保険料比較例、代替案としての「1日自動車保険」利用時のメリットとデメリットをご案内します。
親50歳と子18歳が共用する場合の保険料比較
最初に自動車保険選びの参考例として、通販型ダイレクト損保と代理店型損保の自動車保険を、実際の保険料を例に比較して参ります。
親の車を子供と共用する場合の保険料3社比較
3社同じ補償で見積もりましたが、保険料の違いに多くの方が驚かれたのではないでしょうか?
今回の見積もりでは、親50歳、子18歳の設定にしました。18歳19歳20歳の子供が運転する際には、もっとも保険料が高い「年齢を問わず補償」を年齢条件にして試算します。
今回は「イーデザイン損保」と、ダイレクト自動車保険No1.の「ソニー損保」、ユニークな全額補償の車両地震特約や長期契約もできる、代理店型自動車保険「楽天損保」で見積もり比較を行いました。
今回のケースでは、ノンフリート等級が最高の20等級まで進んだ50歳の優良ドライバーでも、18歳の子と車を共用する場合「年齢を問わず補償」の保険料が適用となるため保険料がかなり高くなります。
自家用車を子供と共用することが決まったら、保険会社の乗りかえも視野に入れて今回のように各社の見積もりを集めて比較してみることをおすすめします。
なお今回取り上げた3社では、いずれも新車に必須の「車両新価特約」と「車両無過失事故に関する特約」の付保が可能となり、充実した補償がスズキスイフトの所有者におすすめできるポイントです。
免許取りたての子供とスイフトを共有する場合、自動車保険は、加入条件や補償内容で保険料に大きな差が生じるので、親子共用の際は条件変更で損をしないよう、複数の保険会社からも見積もりを取ってしっかり比較検討を行って下さい。
「1日自動車保険が便利で安い?」メリットとデメリット
緊急時の対応策として子供が使用するときだけ「1日自動車保険」の契約を、最寄りのコンビニエンスストアにて簡単な手続きだけで補償を確保することが可能です。
スズキスイフトを、毎月2~3日程度の割合で子供運転するなら、500円から契約が可能な1日自動車保険の利用で保険料を抑えることができます。
しかし1日自動車保険は、都合の良いことばかりではありません。次の点に注意して利用は慎重に行って下さい。
1日自動車保険が500円で補償できる範囲は、①対人対物賠償:無制限、②対物超過補償:50万円、③搭乗者傷害補償:1000万円(一時金10万円)④ロードアシスト・事故アシストの4項目のみです。
つまり、通常の車両保険に相当する「車両修理補償」は付いてきません。
さらに車両修理補償を付ける場合は、「1日あたり1,500円から」となるので、毎月複数日数利用するなら、親の保険に子供を加えるよう手続きした方がお得かもしれません。
なお車両修理補償ですが、補償額が最大300万円までとなっています。スズキスイフトの新車車両価格は、100万円台半ばから200万円台が中心となっており、いずれのグレードも1日自動車保険の補償でまかなえます。
ただし車両修理補償は、利用する日より8日前に登録手続きをさせる必要があり、乗り始める直前で車両修理補償付き契約はできないところが面倒でもあり、補償漏れを引き起こす要因にもなります。
車両補償以外にもデメリットがあり、基本補償の搭乗者補償が「定額払いの搭乗者傷害補償1000万円」だけで、人身傷害補償が付きません。
つまり1日型自動車保険では完全な搭乗者補償を望めないということになります。
したがってスズキスイフトを親子で共用するなら、万全な補償が期待できる現契約の年齢条件と運転者限定を変更し、車両保険の補償内容も含めて見直すことが万全の保険対策になるでしょう。
親子共用のスイフトに安い保険を見つけるには?
スイフトを親子で共用する場合の保険料が、保険会社によって大幅に異なることがわかりました。
いずれの場合も車両保険を付ければ相応の保険料となりますが、通販型ダイレクト自動車保険も比較考慮すれば代理店型よりもかなり安くなります。
「親子共用で安い保険を見つけるには?」どうしたらいいのかというと、もっとも手っ取り早く確実なのは「自動車保険一括見積もり比較サービス」を利用するのが「適切な手段」といっても良いでしょう。
何より、データ入力の失敗を最小限に抑えることができますし、見積もりを依頼するのに「後で売り込みがしつこくないか?」などが危惧される代理店型自動車保険の見積もりも、一括見積もりで一緒に取り寄せが可能だからです。
もちろん、通販型ダイレクト自動車保険の見積もりもまとめて請求できるので比較漏れもなく、もっとも簡単で損をしない保険選びの方法といえるでしょう。
もちろん見積もり比較では、保険料だけでなく補償内容にも目を向けて、しっかり見比べて検討していただくことが大切です。
記名被保険者と補償内容の基本設定
保険期間:2019年7月10日から1年間
損害保険会社:イーデザイン損保、ソニー損保、楽天損保、三井ダイレクト
被保険車両:スズキスイフト
型式:ZC53S、ZD53S、ZC13S、ZC83S、ZD83S、ZC43S、ZC33S【新車】
型式:ZC72S、ZD72S、ZC32S【旧モデル 中古車】
用途・車種:自家用普通乗用車、自家用小型乗用車
初度登録年月:平成31年4月(2019年)、平成26年式4月(2014年)
年齢:被保険者ごとに設定
居住地(登録地):東京都
適用ノンフリート等級:
20歳は8等級(-40%)
21歳は9等級(-43%)
26歳は14等級(-50%)
30歳以上は20等級(-63%)
前年事故の件数:0件
前年事故あり係数:0年
年齢条件:
20歳は「年齢を問わず補償」
21歳は「21歳以上を補償」
26歳は「26歳以上を補償」
30歳以上は「30歳以上を補償」
運転者限定:被保険者本人のみ
運転免許証カラー:
20歳は「グリーン」
21歳、26歳は「ブルー」
30歳以上は「ゴールド」
使用目的:日常生活・レジャー
年間走行距離区分:3,000㎞~5,000km
対人賠償:無制限
対物賠償:無制限
人身傷害:3000万円(搭乗中のみ補償)
車両保険:保険金額は表を参照(免責:1回目5万円-2回目以降10万円)
特約:
対物超過修理費用補償特約、他車運転危険補償特約、
弁護士費用等補償特約、車両無過失事故に関する特約(車両保険に付帯)
付帯サービス:示談代行、ロードサービス、提携修理工場サービス
割引:インターネット、ASV割引、早期契約、証券不発行、新車、ゴールド免許(該当条件のみ)
※:20等級の契約に2年目以降の継続割引は反映されていません
保険料試算に際し、設定条件や補償内容の諸条件を可能な限り同じにしておりますが、保険会社によって補償や限定範囲の違いなどがあります。若干の差異については予めご了承下さい。
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