1番安い自動車保険教えます

1番安い自動車保険の探し方を紹介しています。

トヨタ86の自動車保険はいくら?新車中古車を年齢別に調べました


今回は、2012年にトヨタ自動車とスバルの共同開発で生まれたスポーツカー「トヨタ86」の新車と中古車の保険料について、年齢別に調べてみました。

保険料見積もりは、東京海上グループの事故対応品質をダイレクト自動車保険の低価格で実現した「イーデザイン損保」の見積もり例と共に、ソニー損保、楽天損保、三井ダイレクトなど、他社の自動車保険と比較しながら解説します。

→トヨタ 86の保険料例
ダイレクト自動車保険で見積もりした「トヨタ86」の車両保険付き保険料は、年間 30,660円でした。

車名:トヨタ 86
型式:ZN6
初度登録:平成31年5月
車両保険金額:335万円
被保険者条件:30歳~39歳、20等級、運転者限定なし
自動車使用条件:日常レジャー、走行距離 年間5,000㎞

同じ条件で見積もりした代理店型自動車保険「楽天損保」の保険料 58,640円と比べて、27,980円も安くなりました。

(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)

今回の記事では、86の保険料について4つの見積もりを例に詳しく解説します。

① 現行モデルの新車、平成26年式(2016)中古車の年齢別保険料
② 更新時の乗りかえ保険料を、21歳から65歳まで年代別に見積もり比較
③ 20代30代の人がはじめて自動車保険に加入する際のダイレクト3社比較
④ 86を親子で共用する際の保険料をダイレクトと代理店型で3社比較

見積もり結果は、自動車保険3社の保険料比較だけでも大きな違いが見られ「保険料の差を知らず損をしている人も多いのではないか?」と考えられます。

あなたの86でも、条件に該当する見積もり例から保険料の違いを確かめてみましょう。

見積もりの「記名被保険者と補償内容の基本設定」は、本文の終わりにまとめておりますので必要に応じて確認して下さい。

なお、本文中に記載の保険料は、あくまでも参考目安としていただき、契約時に必ずあなたの車に合わせた見積もりを取り比較検討して下さい。

86の新車中古車購入時、契約の更新時など自動車保険選びの参考にお役立て下さい。

トヨタ86の自動車保険はいくら?【年齢別・新車】

「トヨタ86」新車の年齢別保険料は、いくらくらいでしょう?

今回は、東京海上グループのダイレクト自動車保険「イーデザイン損保」にて、一般車両保険とエコノミー車両保険でそれぞれ見積もりしました。

年齢の設定は、20歳、20歳、21歳、26歳~39歳、40歳~49歳、50歳~65歳、65歳~69歳、70歳~74歳と、各年齢別に試算を行い一覧表にまとめました。

ご覧の際は、該当する型式を選び、表記の年齢別保険料を参考にして下さい。

所有する車のグレードやオプションの違いにより、車両保険金額が違っていても同じ型式なら保険料に大きな違いは生じませんので、この保険料例を参考にして下さい。

また、新車購入から1~3年目の車も、同じ型式のモデルならこちらの保険料例が参考になります。それより旧年式の86の場合は、後述する「86 旧年式車の自動車保険はいくら?【年齢別・中古車】」をご覧下さい。

→トヨタ 86の新車型式モデル
ピュアFRスポーツのトヨタ86には、同一型式ながら様々な仕様が用意されており、そのままサーキット走行を楽しめるプレミアムスポーツモデルまで用意されています。

さて、このようにスポーツ性の高い86の新車ですが、果たして自動車保険はいくらくらいになるのか、見積もりを見てみましょう。

今回保険料見積もりを行った型式は、以下のとおりです。
型式:ZN6(現行モデルの新車・旧年式車)

年齢別保険料表をご覧になる際は、該当する型式モデルの保険料を参考にして下さい。なお、該当車種の「型式別料率クラス」は、表の下に掲載しておりますので参考にして下さい。

トヨタ86【新車】の年齢別保険料の見積もり

(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)

人気のトヨタ86の年齢別保険料は、保険料を決定づける「型式別料率クラス」の車両クラスが[5]となっており、スポーツカーとしては低めにとどまっています。兄弟車のBRZは、車両クラス[6]なので86ユーザーの損害率が低いといえるかもしれません。

特にハイパーモデルのGRでは、車両価格が約500万円であるにもかかわらず、車両クラスが[5]で収まっています。

しかし、5の車両クラスは、車の性質や車両価格から見て「それほど高くない」という印象であり、標準的な車両クラス[4]と比べれば、86の保険料が高めになることは否めません。

20歳前後の人や等級ダウンした人、10代20代の子供と共用する人は、事故の危険が高いのでやや保険料が高くなります。はじめて自動車保険を契約する若い人にとっても、少しハードルの高い車となるでしょう。

なお、今回20歳ドライバーの等級は、無事故で3年目の更新契約を想定し8等級(-40%)で見積もりしましたが、21歳9等級まで進むと保険料はさらに下がります。

その後も事故を起こさず順調に更新していけば、26歳、30歳の段階で保険料はさらに下がり、35歳までには最高等級の20等級に達するので、表のように安い保険料で契約が可能になります。

イーデザイン損保の場合は、26歳から低価格の保険料水準が64歳まで続きますが、65歳を超え70歳に達すると35歳時の保険料と比べて1.4倍近い保険料になるので、65歳を超える人は他社の見積もりと比べて見ましょう。

自動車保険は、契約する運転者の年齢やノンフリート等級、運転者範囲、補償内容など、条件ごとに異なり、また保険会社ごとに保険料が大きく異なるのが現実です。

今回見積もりしたイーデザイン損保でも、概ねダイレクト自動車保険の平均額を下回っていますが、各年齢層の最安値というわけではありません。

したがって「この保険会社が1番安い!」と安易に断言できないのが現在の自動車保険ですから、契約時にはいくつかの保険会社から見積もりを集め、補償内容と保険料の比較検討を行いましょう。

この記事では、後述の「86 自動車保険の乗りかえ保険料比較」にて、21歳~65歳、それぞれの年代の保険料を3社で比較しました。更新時の乗りかえを検討している人は、そちらも参考にして下さい。

新車のトヨタ86で対象になる割引と適用条件

自動車保険は、新車登録時から一定期間適用になる割引があります。新車時のみの主な割引は次の3つです。

①新車割引
②エコカー割引
③ASV割引

①新車割引は、車検証に記載されている新車の「初度登録年月」から25か月間適用になる割引です。

具体的には、「保険開始日が車の初度登録年月から25ヶ月以内の契約」と定められているので、保険の開始日が登録から30日以内であれば、1年目から3年目の契約まで適用になるので最大3年間割引が受けられます。

保険会社により期間や割引率の規定が異なる場合があるので、見積もり時に確認しましょう。

②エコカー割引は、いわゆる低公害・低燃費車を対象とした割引で、電気自動車(EV)、燃料電池自動車(FCV)、ハイブリッド自動車(HV、PHV)、メタノール自動車、天然ガス自動車(LPG)などが該当します。対象車種、取り扱いの有無は、保険会社により異なるので見積もり時に注意して確認しましょう。

エコカー割引は、保険会社ごとに適用期間も異なり、初度登録年月より13か月以内、25か月以内などがあり、対象車種が異なるなど、保険会社ごとに規定が異なるので見積もりを取る際に必ず確認しましょう。

③ASV割引は、一般に「自動ブレーキ割引」とも呼ばれ、その名の通り先進安全技術の「衝突被害軽減ブレーキ」の搭載が前提です。

ASV割引の適用には、以下の2つの要件を満たす必要があります。

AEB(衝突被害軽減ブレーキ)が搭載されていること
契約車両の型式の発売年月が「保険始期日の年から3年前の4月以降」であること

上記①②③の割引規定により新車の86では、①が適用になり、②と③は適用対象外です。

毎年見直される!86の型式別料率クラス

型式別料率クラスは、保険金支払い実績による「損害率」により、毎年見直しが実施されます。

近年、車両保険金の支払い単価は、登録車全体を見ると上昇傾向にあります。

凝ったエクステリアデザインを持つトヨタの86は、思った以上に車両修理費用が高くなる可能性もあるので、車両保険も必ず検討して下さい。

ちなみに86の車両保険の場合、小損害の免責額を上げると保険料が安くなります。自動車保険選びにおいてひと工夫すれば、保険料を抑えることが可能になるでしょう。

最新の型式別車両クラスを調べるなら、次の記事カテゴリーから該当の新しい記事をご覧下さい。

 

新車の自動車保険選びで注意するポイント

新車を購入した際や購入後の保険選びについて、注意点をご案内します。

保険料の事前見積もりは必須!

新車購入時は、現在契約中の自動車保険に記載されている車両を入れ替える手続きが必要です。

自動車が変わる場合、一般的に「型式別料率クラス」をはじめ、車両条件や被保険者条件、補償内容などが変わるので、変更点を確認し、保険会社への速やかな通知と条件が変わることによる、保険料の追徴(返還の時もある)を試算してもらう必要があります。

また、現在の保険を中途更改して新たに入り直す場合は、「旧契約の解約日と新規加入の保険始期日を納車日に合わせて同日付で」事前に手続きを完了させておく必要があります。

また、純新規で加入する際も納車日に保険始期日を合わせて、契約手続きを完了させておきましょう。

保険料の事前見積もりは、車両入替、中途更改、新規加入とともに、必要な事柄は、該当する車の型式と自動ブレーキ装着の有無です。通常、売買契約書に記載がありますが念のため販売店に確認しましょう。

補償内容と契約条件の見直し

購入時、継続更新に限らず新車から3年以内は、新車だけの割引や車両保険の新価特約など、特別な割引や選べる補償があるので、各社の見積もり内容をしっかり確認し検討して下さい。

特に車両保険の保険金額や免責、「新価特約」、「車両無過失事故に関する特約」など、新車に必須の特約は、車両入替時に検討が必要です。ドライバーの範囲や年齢条件なども含めてしっかり確認しましょう。

 

86 旧年式車の自動車保険はいくら?【年齢別・中古車】

86の中古車には、走行性能に磨きをかけた「GR」を中心に発売初期の「14R」などもあります。

また、レアなモデルとして、GRMNや14R-60などもありますが、中古車の販売価格がプレミア価格となっており、車両保険金額が足りなくなることもあるので、その点は気を付けましょう。

今回は、中古車市場において割安感が進んだ標準的な86を例に、年齢別保険料をご案内します。

今回試算した年式モデルから2~3年くらい前後にずれていても、車両保険金額による保険料差は少ないので参考にはご覧いただけます。契約前には、必ず正確な見積もりを改めて取り寄せ検討して下さい。

年式別の年齢別保険料表をご覧いただく際は、あなたの車と同じ型式モデルの保険料を参考にして下さい。また該当車種の「型式別料率クラス」は、表の下に掲載しておりますので参考にして下さい。

トヨタ86「平成26年式(2016)」の年齢別保険料

今回保険料見積もりを行った型式は、以下の2車種です。

型式:ZN6(旧年式車・中古車)

旧モデルの「86」は、中古車販売価格を踏まえ車両保険金額を185万円(車両標準価額)としましたが、新車時の車両価格やオプション品を保険金額に加えて調整も可能です。

ただし、希少性の高いGRMNや14R-60に関しては、中古市場のプレミア価格を車両保険で設定することはほぼ不可能です。したがって車両保険金額は、保険会社が提示する補償範囲の最高額で加入することがベストな選択になるでしょう。

見積りの際は、あなたの86のグレードやオプションに合わせて車両保険金額を決めましょう。

旧モデルの86は、経過年数により新車割引、エコカー割引、ASV割引の対象にはなりません。それゆえ同じ型式の新車よりも若干保険料が高めになります。

車両保険金額は大幅に下がっていますが、現行型中古車の保険料は新車と比べて実質的に高くなります。これから現行型86の中古車を購入するなら、この点も踏まえて自動車保険を検討して下さい。

なお、旧年式車の86を選ぶ際は、毎年更新される型式別料率クラスが「上がってるか?下がってるか?」についても、ぜひ確認して欲しいポイントです。

今年と前年の型式別料率クラスを比べるなら、次の「損害保険料率算出機構」のWEBサイトが便利です。

【参考ページ】
→型式別料率クラス検索

旧年式車と中古車の車両保険

86の車両保険金額は、「購入価格+オプション品+消費税等」の合算が補償の対象になります。

新車から数年経過した旧年式車や中古車の場合、保険料がかさむ車両保険を付けることに躊躇される方もいらっしゃるでしょう。

しかし、近年は車の構造や安全装置の多様化が進み、ちょっとした事故でも思った以上に修理費用がかさみます。

また、台風や洪水などの自然災害による被害も無視できない地域の方もおられるでしょう。(地震災害の車両補償は、別途特約追加が必要です)、GRMNやGRスポーツに関していえば盗難被害も侮れません。

したがって低価格の中古車であっても車両保険を付けておく方が安心です。

車両保険は、「一般車両保険」のほか、単独の自損事故や当て逃げの補償をしない代わりに保険料が安い「エコノミー車両保険」もあります。

車両保険金額の上手な選び方

車両保険の保険金額は、保険会社ホームページの見積もりシミュレーターにて、提示される標準価額の範囲内で任意に設定が可能です。

車両保険金額が足りない場合、保険金不足となり損害を十分カバーできない恐れもありますが、逆に多すぎると無駄な保険料を払うことになります。車両保険金額の過不足は、見積もり時に任意入力し調整しましょう。

なお保険金額を必要以上に高くつけると、全損時の保険金支払いの際に「損害の実態と異なる」という観点から、保険金支払いに難色を示す保険会社もあります。

車両保険金額は、実損害のてん補が基本ですから、状況次第では、時価額相当に減額されることもあるので気を付けましょう。

特に代理店を介さない、通販型ダイレクト自動車保険の契約では、保険金請求時のトラブル回避のためにも保険金額の設定には注意して下さい。契約前に必ず見積もりを取って保険料の比較検討を行いましょう。

車両保険の正しい金額目安は?車両金額を決める3つの注意点!

 

86 自動車保険の乗りかえ保険料比較

トヨタ86の自動車保険では、型式別料率クラスが車両クラス「5」と少し高めのレンジとなっており、車両価格並みとなっています。

また、対人、対物、傷害の型式別料率クラスが標準的な「3~4」に指定されていることから、保険会社の選び方次第で保険料に大きく差が生じます。

今回の3社比較では、保険料が安くなる26歳以上にもかかわらず、保険会社の違いだけで5万円近い差が生じたこともあり、保険会社選びがいかに重要かを考えさせられる結果になりました。

更新時の保険会社乗りかえの参考に、21歳、26歳、35歳、45歳、55歳、65歳のドライバーの保険料例を3社比較の表にまとめてご案内します。

今回の見積もりは、通販型ダイレクトの「ソニー損保」、「イーデザイン損保」、そして代理店型自動車保険の「楽天損保」の試算例を比較してみました。

「21歳の被保険者」更新時の乗りかえ見積もり3社比較

今回は8等級からの継続更新を前提に9等級で試算しました。年齢条件が「21歳の場合」、まだ保険料が安いと感じられるほどではありません。

しかし、代理店型とダイレクト型では、ここまで差が生じるので現在ディーラーや専業代理店で契約しているなら、ダイレクト自動車保険も検討してみれば、今よりも安い保険が見つかるはずです。

今回、21歳の更新保険料比較(9等級 -43%)では、一般車両保険で比べた場合、イーデザイン損保(100,810円)と楽天損保(168,800円)の保険料差は 67,990円と、大きな違いが生じました。

車両保険なしの基本契約でも 20,970円の差があります。21歳~25歳のドライバーは、ダイレクト自動車保険の保険料を一度確認してみましょう。

「26歳の被保険者」更新時の乗りかえ見積もり3社比較

代理店型とダイレクト型の保険料の違いは、数字で見るよりグラフを見てもらう方がその差がわかりやすいです。

26歳の更新保険料比較(14等級 -50%)では、ご覧のとおり一般車両保契約の場合、イーデザイン損保(61,420円)と楽天損保(117,690円)の保険料差は、56,270円でした。

車両保険なしの基本契約でも 16,330円の保険料差が生じているので、26歳~29歳のドライバーは、ダイレクト自動車保険も加えて比較検討しましょう。

「35歳の被保険者」更新時の乗りかえ見積もり3社比較

代理店型と通販型の保険料の違いは、今回の比較表を見れば一目瞭然です。

ご覧のとおり車両無しの基本契約では、イーデザイン損保だと15,060円のところ、楽天損保では23,450円となり、差額が8,390円でした。

車両保険なしの基本契約の場合、両社の差は1万円以内なので許容される方もいらっしゃるでしょう。

しかし、一般車両保険を付ける場合は、イーデザイン損保なら30,660円で済むところ、楽天損保だと58,640円と約2倍近くの差となり、許容の範囲を超えているのではないかと考えられます。

こうして見ると楽天損保の保険料が相当に高い印象となりますが、実は代理店型自動車保険の中では安い保険料水準です。貴方がもし、その他の代理店型自動車保険で契約しているなら、これよりも高い保険料を払っている可能性があります。

30代になるとダイレクト自動車保険の方が大幅に安くなるので、一度比較して検討してみることをおすすめします。

「45歳の被保険者」更新時の乗りかえ見積もり3社比較

代理店型とダイレクト型の差は、保険料が最低水準となる40代でもかなり違います。

40代に限ったことではありませんが、代理店型との違いもさることながら、ダイレクト型同士でも価格に差が生じており、次のように無視できない金額差となってあらわれています。

一般的にダイレクト自動車保険の代表格とされている「ソニー損保」なら、「間違いなく安いはずだ!」と信じて疑わない人も多いようですが、それは大きな誤りです。

今回の比較で示した通り、車両保険を付けた条件だとイーデザイン損保が 31,130円のところ、ソニー損保では 41,810円になり、10,680円の差が生じました。

また条件次第では、イーデザイン損保よりも安いダイレクト自動車保険があります。できるだけ見積もりを集めて比較すれば、より安い自動車保険を確実に見つけられるでしょう。

「55歳の被保険者」更新時の乗りかえ見積もり3社比較

代理店型と通販型商品の保険料の違いは、保険料が安い55歳のドライバーでもかなり差がつきます。

ご覧のとおり一般車両保険の場合、イーデザイン損保なら32,510円で済むところ、ソニー損保では 43,690円となり、楽天損保では56,750円になりました。

代理店型自動車保険の楽天損保が高いのは「予想通り」ですが、一般的に安いイメージのある「ソニー損保」が予想外に高くなりました。もちろん補償内容は同じです。

ダイレクト2社で比べた場合でも、今回のように1万円を超える差が生じることもあり「ダイレクトだから安い」と安易に選ぶと損をすることがあります。

今回に限らず「保険会社ごとに保険料が異なる」ということをしっかり認識し、必ず見積もりを比べて見ましょう。

特に車両保険が含まれる場合、各社の保険料の違いが顕著になるので、一度、あなたの自動車保険契約について、他社の見積もりと比べて見ることをおすすめします。

実際に見積もりを比べてみれば、安い自動車保険が必ず見つかります。

「65歳の被保険者」満期更新時の乗りかえ3社比較

自動車保険も65歳ドライバーの契約となると、3社すべてが35歳時の保険料と比べてかなり高なります。

例えば一般車両保険付きの契約を比べると、代理店型の楽天損保では、35歳が 58,640円のところ、65歳で 65,470円となり、6,830円ほど高くなりました。

また、ダイレクト型のソニー損保では、35歳が 41,930円のところ、65歳で 49,580円となり 7,650円も高くなります。

同様にイーデザイン損保の場合では、35歳の 30,660円が、65歳 34,320円となり 3,660円のアップだけで済みました。

このように保険会社によって値上がりの幅は異なり保険料も違うので、60代になって保険料が上がった人は、今回と同じように見積もりを比べて、値上がりを最小限に抑えられる保険会社を探すと良いでしょう。

自動車保険は掛け捨てです!

ムダな保険料を抑えるためにも、現在、代理店型自動車保険で契約されている方、また通販型のダイレクト自動車保険の契約者も、今一度、現契約の見直しをおすすめします。

特に代理店型自動車保険に加入している人は、ダイレクト自動車保険のWEBサイトに設置された「見積もりシミュレーター」を利用して、ご自身の契約内容と比べてみるだけでも違いがわかります。

また「一括見積もり比較サービス」を利用して、複数社の見積もりを集めて検討することもかんたんで良い選択となるでしょう。

もちろん、保険料の多少の違いは気にしない方もおいでになるかもしれません。しかし保険会社ごとの保険料に大きな違いがあることを、情報としてしっかり押さえておいて下さい。

今回の保険料比較で3社を選んだ理由

ソニー損保:ダイレクト自動車保険人気No1.の実績と事故対応顧客満足度が高い。

ソニー損保自動車保険の評判|ダイレクト売上No1に選ばれる3つの理由

イーデザイン損保:業界内でも群を抜く割安な保険料と東京海上グループの事故対応力と信用力がある。

イーデザイン損保自動車保険の評判|安い保険料と高い事故対応力3つの理由

楽天損保:代理店型の中では低価格な保険料で、7年長期契約、満額補償の車両地震特約など、大手国内損保でも無い、補償や割安な契約方法がある。(注:旧社名「朝日火災」)

朝日火災自動車保険の評判|車両地震特約と長期保険が人気の理由!

今回は、保険料比較をご案内しますが、自動車保険を選ぶ際は、損保各社のサービスや補償内容、事故対応、顧客対応も考慮して検討しましょう。

 

20代30代ではじめて契約するトヨタ86の自動車保険はいくら?

この章では20代30代でトヨタ86を購入し、はじめて自動車保険に加入する場合の保険料を比較してみました。

自動車保険は、20代の新規契約の場合、代理店型、通販型ダイレクトを問わず高額な保険料になるので、保険選びには細心の注意をして次の保険料比較を参考に検討して下さい。

20代30代ドライバーが新規加入する場合の保険料

はじめての自動車保険選びの参考例として、実際の保険料で比較してみます。

今回の見積もりでは、21歳、26歳、30歳のドライバーを対象に、3社同じ補償条件で試算しましたが保険料にあらためて驚かされます。

若い人がはじめて入る自動車保険では、代理店型より高くなるダイレクト型もあり、実際に見積もりを比べて見なければわかりません。必ず見積もりを取り自分の目で確認しましょう。

20歳前後の若い人が自動車保険に入る際は、代理店型、ダイレクト型を問わず保険料は高額になります。また、ダイレクト型同士でも今回のように7万円を超える差が生じることもあるので、しっかり比べて見極める必要があります。

代理店型自動車保険も加えて見積もりを比較し、できるだけ安い保険会社を見つけましょう。

はじめての自動車保険を安くする具体的な対策

今回のように新規契約者の1年目保険料は、純新規割増のルールによりとても高額になるので、次のように補償の内容や範囲を限定すると保険料を抑えられます。

対策1:運転者本人限定(割引率7~8%)
注意点「記名被保険者本人の運転以外は補償されない!」
対策2:車両保険免責額の引き上げ(1回目 5万円⇒10万円)
注意点「車両保険を使うとき自己負担額が増える!」
対策3:エコノミー車両保険の選択
注意点「単独事故やあて逃げの補償が除外される!」

対策後の保険料は次の表のとおりです。

上記2つの保険料見積もりを比べて見るとわかりとおり、20代のドライバーが純新規契約する自動車保険は、加入条件や補償内容で保険料に大きな差が生じます。

20代の新規加入に限らず、すべての契約で保険料を抑える対策を施せば保険料は安くなります。

補償範囲が限定されるエコノミー車両保険や免責金額の設定については、賛否両論ありますが、1年目の事故に対し、小損害では保険を使わない内容で契約することで、保険料を抑えることが可能になります。

実際、自動車保険にもっとも求められる補償部分は、高額な賠償補償です。もちろん高額車の車両補償や搭乗者の補償も必要ですが、全損や高額な修理補償が必要な場合にこそ使う価値のある保険です。

数万円の損害を若いうちから自動車保険でまかなうようにすると、保険料が高くなるばかりでなく、実際に契約の引き受け制限を受けてしまうことにもなりかねません。

矛盾しますが、できるだけ使わない補償内容にすることが、はじめての自動車保険では大切なポイントになります。

はじめての車として「86」の購入が決まったら、このように各社の見積もりを集めて比較してみましょう。

保険会社選びで保険料に差がつくことを忘れぬよう、必ず複数の保険会社から見積もり集めて比較検討を行って下さい。

20代の新規契約で安い自動車保険を見つけるには?

20代の新規契約では、車両保険を付けるとかなり高額な保険料となり、必ずしも通販型ダイレクトの自動車保険が安くなるとは限りません。

「20代の人が安い保険を見つけるには、どうしたらいいのか?」というと、各社の保険料を手っ取り早く調べられる「自動車保険一括見積もり比較サービス」を利用するのが、簡単で間違いのない方法です。

なにより面倒なデータ入力が一度で済むので、入力ミスなどの失敗を最小限に抑えることができますし、見積もりを依頼後に「しつこくないか?」と危惧される、代理店型自動車保険の見積もりも一緒に取って比較できるからです。

見積もりをまとめて請求すれば、比較漏れもなくなり損をしないで1番安い自動車保険を見つけられます。

もちろん保険選びでは、保険料だけでなく補償内容にも注目し、しっかり比較検討していただくことが大切です。運転を開始する前に、良い自動車保険を見つけて準備しておきましょう。

 

トヨタ86を親子で共用する場合の自動車保険

首都圏などの都市部では「車庫スペースの維持費や確保が難しい」など様々な事情から、親の車を子供と共用するケースも少なくありません。

子供と車を共用する場合は、現在契約している自動車保険の運転者限定を外し、子供の年齢まで補償できるよう年齢条件を引き下げる必要があります。

しかしご存じのとおり自動車保険は、20歳以下の運転を補償する場合、代理店型、通販型ダイレクトを問わず高額な保険料になるので注意が必要です。

この章では、子供が免許を取得し親の車を使用する場合の保険料比較例、代替案としての「1日自動車保険」利用時のメリットとデメリットをご案内します。

親50歳、子18歳が共用する場合の保険料比較

最初に自動車保険選びの参考例として、通販型ダイレクト損保と代理店型損保の自動車保険を、実際の保険料を例に比較して参ります。

親の車を子供と共用する場合の保険料3社比較

3社同じ補償で見積もりましたが、保険料の違いに多くの方が驚かれたのではないでしょうか?

今回の見積もりでは、親50歳、子18歳の設定としました。18歳19歳20歳の子供が運転する際には、もっとも保険料が高い「年齢を問わず補償」を年齢条件にして試算します。

今回は「イーデザイン損保」と、ダイレクト自動車保険の老舗「三井ダイレクト」、ユニークな補償や長期契約もできる代理店型自動車保険「楽天損保」で見積もり比較を行っています。

契約内容は、主な被保険者を親50歳として、子18歳を年齢の最低基準に条件を設定しました。

そのため、ノンフリート等級が最高の20等級まで進んだ50歳の優良ドライバーでも、18歳の子と86を共用する場合「年齢を問わず補償」の保険料が適用になり保険料が上がります。

自家用車を子供と共用することが決まったら、保険会社の乗りかえも視野に入れて今回のように各社の見積もりを集めて比較してみることをおすすめします。

免許取りたての子供と86を共用する場合の自動車保険は、加入条件や補償内容で保険料に大きな差が生じます。親子共用による運転者の条件変更で損をしないよう、複数の保険会社からも見積もりを取ってしっかり比較検討を行って下さい。

「1日自動車保険が便利で安い?」メリットとデメリット

緊急時の対応策として子供が使用するときだけ「1日自動車保険」の契約を、最寄りのコンビニエンスストアやスマートフォンから簡単な手続きだけで契約できます。

トヨタ86を、月当たり1~3日程度の割合で子供運転するなら、500円から契約が可能な1日自動車保険の利用で保険料を抑えることができます。

しかし1日自動車保険は、都合の良いことばかりではありません。次の点に注意して利用は慎重に行って下さい。

1日自動車保険が500円で補償できる範囲は、①対人対物賠償:無制限、②対物超過補償:50万円、③搭乗者傷害補償:1000万円(一時金10万円)④ロードアシスト・事故アシストの4項目のみです。

つまり、通常の車両保険に相当する「車両修理補償」は付いてきません。

さらに車両修理補償を付ける場合は、「1日あたり1,500円から」となるので、毎月複数日数利用するなら、親の保険に子供を加える方がお得になり補償内容も万全です。なにより、付保漏れを防ぐことができます。

車両修理補償では、補償額が最大300万円までとなっています。86の新車車両価格は、200万円台半ばから500万円近いものまであります。 中心価格帯も300万円台なので、グレードにより補償額が不足するので注意が必要です。

さらに車両修理補償は、利用する日より8日前に事前登録手続きをさせる必要があり、乗り始める直前では車両修理補償付き契約でないのでチョット面倒です。

車両補償以外にもデメリットがあり、基本補償の搭乗者補償が「定額払いの搭乗者傷害補償1000万円」だけで、人身傷害補償が付きません。

つまり1日型の自動車保険では完全な搭乗者補償を望めないということになります。自分自身はもちろん、家族や友達を乗せる機会のある人は、搭乗者保険の補償不足は深刻な問題です。

したがってトヨタ86を親子で共用するなら、万全な補償が期待できる現契約の年齢条件と運転者限定を変更し、車両保険の補償内容も含めて見直すことが万全の保険対策になるでしょう。

親や友人から借りた車に500円から加入できる1日自動車保険とは?

親子共用の86に安い保険を見つけるには?

86を親子で共用する場合の保険料が、保険会社によって大幅に異なることがわかりました。

いずれの場合も車両保険を付ければ相応の保険料となりますが、通販型ダイレクト自動車保険も比較考慮すれば代理店型よりもかなり安くなります。

「親子共用で安い保険を見つけるには?」どうしたらいいのかというと、もっとも手っ取り早く確実なのは「自動車保険一括見積もり比較サービス」を利用するのが「適切な手段」といっても良いでしょう。

何より、データ入力の失敗を最小限に抑えることができますし、見積もりを依頼するのに「後でしつこくないか?」などが危惧される、代理店型自動車保険の見積もりも一緒に比べることができるからです。

もちろん、通販型ダイレクト自動車保険の見積もりもまとめて請求できるので比較漏れもなく、もっとも簡単で損をしない保険選びの方法といえるでしょう。

もちろん見積もり比較では、保険料だけでなく補償内容にも目を向けて、しっかり見比べて検討していただくことが大切です。

 

記名被保険者と補償内容の基本設定

保険期間:2019年7月10日から1年間
損害保険会社:イーデザイン損保、ソニー損保、楽天損保、三井ダイレクト

被保険車両:トヨタ86
型式:ZN6

用途・車種:自家用普通乗用車(3ナンバー)
初度登録年月:平成31年5月(2019年)、平成26年4月(2016年)

年齢:被保険者ごとに設定
居住地(登録地):東京都

適用ノンフリート等級:
20歳は8等級(-40%)
21歳は9等級(-43%)
26歳は14等級(-50%)
30歳以上は20等級(-63%)

前年事故の件数:0件
前年事故あり係数:0年

年齢条件:
20歳は「年齢を問わず補償」
21歳は「21歳以上を補償」
26歳は「26歳以上を補償」
30歳以上は「30歳以上を補償」

運転者限定:被保険者本人のみ

運転免許証カラー:
20歳は「グリーン」
21歳、26歳は「ブルー」
30歳以上は「ゴールド」

使用目的:日常生活・レジャー
年間走行距離区分:3,000㎞~5,000km

対人賠償:無制限
対物賠償:無制限
人身傷害:3000万円(搭乗中のみ補償)
車両保険:保険金額は表を参照(免責:1回目5万円-2回目以降10万円)

特約:
対物超過修理費用補償特約、他車運転危険補償特約、
弁護士費用等補償特約、車両無過失事故に関する特約(車両保険に付帯)

付帯サービス:示談代行、ロードサービス、提携修理工場サービス

割引:インターネット、ASV割引、早期契約、証券不発行、新車、ゴールド免許(該当条件のみ)
※:20等級の契約に2年目以降の継続割引は反映されていません

保険料試算に際し、設定条件や補償内容の諸条件を可能な限り同じにしておりますが、保険会社によって補償や限定範囲の違いなどがあります。若干の差異については予めご了承下さい。


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