マツダアクセラの自動車保険が安い損保は?年齢別保険料の見積もり
2016年12月1日、2016年度(前期分)の自動車アセスメント(JNCAP)の評価結果が発表されました。
近年注目されている自動ブレーキシステムの「予防安全性能」の試験に、対歩行者用の自動ブレーキ評価が追加され、試験にエントリーした11車種の結果に注目が集まりました。
例年、自動ブレーキをはじめとした予防安全性能試験の評価は、スバル車の独壇場が続いていましたが、2016年のNo.1評価のクルマは、なんと、この夏にマイナーチェンジが行われた「マツダアクセラ」でした。
ちなみに今回の評価では、先鋭のスバル4車種、新型トヨタプリウス、レクサス3車種など上位車種を含むライバル車に対し、明確な差をつけてトップの評価を獲得しています。
この記事では、アクセラを選ぶ理由と注目の安全装備を総括し、保険料を考察して参ります。
注目が集まるマツダアクセラの自動車保険が安いのは、どの損保会社なのか? 損保会社14社の保険料を安い順にランキングしてみました。
また、ランキングトップの損保会社にて年齢別保険料を見積もりしましたので参考にご覧下さい。
目次
安全なクルマ、マツダアクセラを選ぶ理由!
マツダアクセラをはじめとするCセグメントを中心とするクルマには、2016年カーオブザイヤー(COTY)にも輝いたスバルインプレッサ、同2位の評価を集めたトヨタプリウスなどもあり、アクセラの選択には迷うところがあるかもしれません。
しかし、今回の予防安全性能テストによる結果により、アクセラを選ぶ価値が高まっています。
まずは優れた安全装備をはじめとするアクセラを選ぶ理由を列挙してみます。
i-ACTIVSENSEの搭載
・ミリ波レーダー+単眼カメラによる自動ブレーキの性能向上、急発進の防止
・G-ベクタリング コントロールによる総合的な走行性能向上
・ハイビームを自動調整するアダプティブLEDヘッドライトにより夜間視認性の向上
・交通標識を読み取りアクティブ ドライビング ディスプレイに表示警告
・車線逸脱の監視、及びステアリングアシストと警報システム
・前方車両との高い追従能力マツダ レーダー クルーズ コントロール搭載
・ドライバーの疲れの信号をキャッチして警告
・走行中に後方から接近する車両を検知してドアミラー上に警告表示
・駐車場などの後退時に後方左右のクルマを検知し警告
その他
運転席助手席エアバッグ、カーテン&フロントサイドエアバッグが全車標準
アクセラには、いま考えられる安全運転の支援システムのほとんどが用意されており、パッケージ化されたクルマには、すべてが標準で付いている車種もあります。(例:1.5XD Lパッケージなど)
マイナーチェンジ発表時に話題となったG-ベクタリング コントロールは、一般走行時の走行安定性向上はもちろんですが、緊急回避などの動作においても優れたGコントロールが可能となり、運転者のドライビングを総合的にサポートしてくれます。
インプレッサやプリウスより優れた安全面のポイントは?
ライバル2車と比べて安全面で優れたポイントを見てみましょう。
予防安全性能試験で証明された!優れた自動ブレーキ
アクセラでは、単眼カメラとミリ波レーダーの2つの異なるセンサーを用いて、緊急時のより正確な作動を実現しています。
スバルインプレッサには、ステレオカメラをセンサーに用いた高い実績と評価のアイサイト3、トヨタプリウスのセーフティセンスPは、アクセラ同様の単眼カメラとミリ波レーダーを用いたシステムです。
このライバル2車と違いはわずかでしたが、アクセラだけが40km/h走行時に、クルマのかげから飛び出した子供のダミーに対し、ぶつからずに止まれました。
「アクセラ:被害軽減ブレーキ試験 CPNO40km/h」
「JNCAP予防安全性能アセスメント2016年度評価 マツダアクセラ」
※独立行政法人 自動車事故対策機構サイトにて発表されている、平成28年度(前期)予防安全性能評価結果の添付資料より一部抜粋。
恐らく、3車のエマージェンシーブレーキの性能差は、わずかなものと考えられますが、対人事故において「止まれるか?止まれないか?」の差は、天と地ほどの差になるので、優れたポイントとして評価しました。
自然にストレスを軽減!G-ベクタリング コントロール
このシステムは、運転者や同乗者がほとんど意識せずに機能するのですが、常に安定方向にGをコントロールしてくれるので、長距離ドライブでも疲れず運転に集中できることから、事故の軽減にもつながります。
なお、先の緊急時ブレーキにおいても、クルマがもっとも安定して止まれる姿勢を維持するように機能するため、制動時にも大きく影響を与えています。
自然な動作で安全レベルを向上してくれる点を高く評価しました。
夜間の視認性をアップ!アダプティブLEDヘッドライト
昨今話題に登るハイビームの常時点灯を可能にしてくれるのが、このシステムです。
他のメーカーでは上位車種にしか搭載されていない高価なシステムですが、マツダはアクセラに搭載してきました。
アダプティブLEDヘッドライトの主な機能は、ハイビームで走行中でも対向車の有無をセンサーで確認し、対向車ドライバーがまぶしくないよう配光の一部をカットして照射するシステムです。
夜間の走行でも歩行者や障害物を早く発見することで、より快適で安全なドライブが楽しめることでしょう。
今後は欠かせない機能の1つと考え、優れたポイントとしました。
予防安全性能が高いアクセラは保険料が安くなる!
2018年以降、アクセラをはじめとする「とまれる自動ブレーキ搭載車」は、保険料の割引が受けられるようになります。
具体的には、9%程度の割引率と発表されていますが、保険会社によりその金額は異なってきます。
また、アクセラは、その卓越した予防安全性能により今後事故の発生率が、大幅に少なくなると予想されるので、事故発生による翌年の等級ダウンも少ない傾向のクルマになるでしょう。
また、予想される損害率よりも実損害が低い場合、1年ごとに見直される型式別料率クラスが下がることも期待できます。
ちなみにマツダアクセラの現在の料率クラスは、車両5、対人4、対物4、傷害4となっています。
同じクラスで比べた場合、事故を起こしにくいクルマの料率クラスは安くなる可能性があります。
アクセラの自動車保険が安い損保は?保険料の安い順ランキング!
さて、気になるアクセラの自動車保険ですが、各社同じ条件で一括見積もりしたところ、以下のような結果になりました。
・被保険者と補償の基本設定
見積もり試算日:2016年12月10日
被保険車両(型式):マツダ アクセラスポーツ 15XD Lパッケージ(BMLFS)
料率クラス:対人:4 対物:4 傷害:4 車両:5
生年月日(年齢):1989年3月4日(27歳)
居住地(登録地):東京都
性別:男性
適用ノンフリート等級:10等級(-45%)
年齢条件:26歳以上を補償
運転者限定:本人(または夫婦)
運転免許証カラー:ブルー
使用目的:日常生活・レジャー
年間走行距離区分:~5,000km
対人賠償(基本補償):無制限
対物賠償(基本補償):無制限(超過修理費用特約:50万円)
人身傷害(基本補償):3000万円(契約車両搭乗中のみ)
一般車両保険:270万円(免責1回目5万円-2回目以降10万円)
弁護士費用補償特約:300万円
割引は、各社規定により最大限適用
設定条件や補償内容の諸条件は、可能な限り同条件にそろえて試算しておりますが、保険会社によって自動付帯の補償や限定範囲の違いなどがあります。若干の差異については予めご了承下さい。
(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)
保険会社によって、これほど差が付くのは本当に驚きです。今回の見積もり結果では、1番安い損保と一番高い損保で2倍以上の保険料差が生じました。
補償内容は、ほぼ同じとしているのでダイレクト系の損保の方が圧倒的に安い保険料で加入できます。
では、次に一番安かった「イーデザイン損保」にて、年齢別保険料を見てみましょう。
アクセラの年齢別保険料をイーデザイン損保で見積もり
マツダアクセラの年齢別保険料については、26歳以上の保険料が安かったイーデザイン損保にて見積もりし、表のような結果となりました。
保険料は、年齢条件に限らずノンフリート等級や運転者限定など、様々な要素によって変わってきます。
補償内容をさらに検討していくと、「契約者ごとに保険料は違う」と言ってもよいでしょう。
まとめ:マツダアクセラの安い自動車保を選ぶには?
まず、今回の見積もり比較については、一例として参考にとどめていただき、マツダアクセラの保険加入の際は、必ず補償内容を再検討して見積もりを取るようにして下さい。
アクセラで安い自動車保険を見つけるためには、まず、「必要補償は何か?」を必ず検討し、その上で見積もりを依頼します。
損保会社のWEBサイトで直接見積もりする
ダイレクト損保や一部の代理店損保でも、インターネットで見積もりすることもできますが、一般の人が自分で手続きするとなると、正直相当骨の折れる作業になります。
また、損保各社のサイトごとに見積もり試算の条件や手続きが異なり、氏名住所の登録が必要な会社もあります。
自動車保険の一括見積もりを利用する
そこで、使いたいのが一括見積もりです。当サイトでもよく利用していますが、同じ条件で多くの保険会社から一度に見積もりを集めることができるので比較検討するなら使わない手はありません。
自動車保険に限らず、比較見積もりサービスの利用が当たり前の昨今、便利に使ってできるだけ安い自動車保険を見つけて下さい。
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