伝統の4損保がひとつなったあいおいニッセイ同和損保
伝統ある4つの保険会社がひとつに
現在MS&ADホールディングスの中核を担う「あいおいニッセイ同和損保」は、「三井住友海上火災保険」と共に、日本の損害保険分野を支える、総合的な代理店型の損害保険会社です。
損害保険会社としての歴史は、千代田、大東京、同和の3社がそれぞれ、明治の時代まで遡れるほど歴史の長い会社と言えます。
会社概要を見てみると、1918年設立となっていますが、1897年に創業した千代田火災の源流「小樽貨物火災」と、同和火災の源流「横浜火災海上」から始まっています。
動産3社と言われた「東京動産火災」を源流とする大東京火災も併せて、3社に共通するのは、動産、貨物、倉庫、海上保険などの分野に精通している会社と言うことです。
しかし、戦後は一転して、自動車分野に3社ともが取組ました。この3社が築いた代理店は、事故対応にも長けたプロの代理店が存在します。
自動車保険の代理店教育という点でも「あいおいニッセイ同和損害保険」は、優れた能力を発揮しています。
また、千代田火災は、1990年代に資本の50%近くまでをトヨタ自動車に保有された経緯から、「東富士テクノセンター(現在の東富士センター)」という施設を作りました。
この施設では、クルマを実際衝突させて実験し実損害を調査する施設を作り、独自の自動車保険商品作りに役立てています。
こうした施設を自社で持つ保険会社は、ほとんどありません。今後もトヨタ車を中心に独自の商品開発に期待できそうです。
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タフTOUGHクルマの保険
あいおいニッセイ同和損害保険では、代理店型自動車保険の取り扱いという側面から、自動車保険を専門的にコンサルティングできるように作っています。
「タフTOUGHクルマの保険」は、対人対物の基本的な賠償保険に搭乗者のケガの補償とクルマの補償をそれぞれ希望に合わせてセットして保険を組み立てます。
実際の事故では、全国規模で展開する事故センターの担当者が親密にサポートをしてくれます。多くの代理店で事故対応は、事故担当者のみならず代理店も直接対応します。
事故当事者も代理店という顔が見えるサポートも有れば、より安心することができるでしょう。
昨今は、ロードサービスも普及したことから、事故の対応で代理店の出番も少なくなってきましたが、やはり身近な専業代理店ならより安心して保険を預けることができるでしょう。
少々保険料は高いようですが、コンサルティングが可能な代理店のサポートや相談料込の保険と考えれば、「安い」と言う人も多くいるのも事実です。
見直しの際には、1つ検討に加えてみてください。
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