1番安い自動車保険教えます

1番安い自動車保険の探し方を紹介しています。

トヨタ パッソの自動車保険|型式・年齢別保険料


トヨタの小型乗用車パッソがマイナーチェンジを受け、安全装備が充実しました。

トヨタでは、軽自動車のピクシスシリーズを除いてもっとも小さな乗用車パッソですが、OEM供給元のダイハツ自動車の名車「シャレード」、「ストーリア」の流れをくむ「ブーン」の姉妹車です。

今回のマイナーチェンジでトヨタパッソは、歩行者を検知してブレーキをアシストするなど、衝突回避支援装置「スマートアシスト3(以下:スマアシ3)」の性能向上が実現されています。

今回は、デザインと質感がさらに向上した「MODAシリーズ」から駆動方式により異なる2つの型式について、通販型ダイレクト自動車保険の「イーデザイン損保」にて見積もりしてみました。

では、さっそく保険料の一例から見て参りましょう。

→トヨタ パッソの保険料例
車名:トヨタ パッソ
車種・グレード:MODA
型式:M700A
初度登録:平成30年12月
車両保険金額:185万円

今回見積もりした「パッソ」の保険料は、年間21,580円でした。この保険料は、ディーラーの代理店型自動車保険と比べると2万円近く安い試算結果です。

(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)

被保険者の設定は、35歳20等級、運転者本人限定、日常レジャーで使用、走行距離は年間5,000㎞と、一般的な内容で設定しました。

その他、記事内では「パッソ」の型式別料率クラスと年齢別保険料の見積もりを、20歳の被保険者から、21歳、26歳、30歳、35歳、40歳、50~69歳、70歳のドライバーごとに、一般車両保険付き(※1)の自動車保険見積もりをご案内しています。

また、より具体的な見積もりとして補償内容をさらにグレードアップした3つのプランのご紹介と、パッソを21歳のドライバーがはじめて自動車保険契約する場合の保険料について、人気の通販型のダイレクト損保2社と代理店型1社の比較見積もりを併せてご紹介します。

トヨタ パッソの購入時や満期更新の際、自動車保険の選び方、補償の付け方などの参考にお役立て下さい。

※1:一般車両保険付きは、基本補償に一般車両保険(フルカバー)をセットして加入する自動車保険です。

トヨタ パッソの型式・年齢別保険料[2018年12月更新]

今回の保険料は、「イーデザイン損保」にて一般車両保険付きで見積もりしました。

年齢の設定は、年齢を問わず補償(20歳)、21歳以上を補償(21歳)、26歳以上を補償(26歳)、30歳以上を補償(30歳、35歳、40歳、50歳~69歳、70歳)としました。

現行のパッソには、いくつかの車種とグレードがあります。今回は、表の2モデルについて試算しました。それぞれの詳細は以下のとおりです。

グレード名称(型式)車両保険金額料率クラス
MODA FF 5人乗(M700A*)185万円対人4 対物4 傷害4 車両3
MODA Gパッケージ 4WD 5人乗(M710A*)200万円対人3 対物4 傷害4 車両3

*マークは、ASV割引対象車

「トヨタ パッソ」型式・年齢別保険料の見積もり

(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)

型式別料率クラスの違いが保険料の差に!

今回イーデザイン損保の見積もりは、一般車両保険付きの補償内容で年間保険料の一括払い、クレジットカードによる分割払いをご案内しております。

新型のパッソは、型式・グレードごとに料率クラスと車両保険金額が異なるため、保険料に差が生じます。特に、車両料率クラスの違いは、保険料に大きな影響が出てきます。

なお、型式別料率クラスは、損害による保険金支払いにより毎年変化します。今回試算の料率クラスは2018年のデータによるものです。

パッソの保険料は、年ごとに減額する車両保険の保険金額のだけでなく、毎年1月に更新される「型式別料率クラス」の見直しにより変化します。

つまり、保険料は毎年変わるので、満期更新時に必ず見積もり内容を確認することが大切です。

なお、今回試算したパッソは、ASV割引対象車種です。割引の適用には自動ブレーキの搭載と型式の登録年度から約3年以内が条件となっているので、型式ごとに毎年確認したほうが良いでしょう。

したがって今回イーデザイン損保の見積もりでは、ASV割引された試算結果となっています。保険会社によっては、ASV割引を導入していないところもあるので、比較見積もりを取って確認した方が良いでしょう。

なお、2台の型式別料率クラスでは、対人賠償料率クラスが低い「MODA Gパッケージ4WD」の方が、車両保険金額が高いにもかかわらず、保険料が安くなっています。

トヨタの他車種の料率クラスについて

今回試算した新型パッソ以外にも、トヨタ自動車が過去10年以内に国内で販売してきた車の「型式別料率クラス」を、次のページでかんたんに調べることができます。

2018年版:自動車保険料率クラス一覧「新車販売ランキング50車と過去10年販売計216車

料率クラスがわかると、その車種の保険料が他の車と比べて高くなるか? 安くなるか? おおよその見当が付きます。

パッソほか、車を購入の際は、比較車種と合わせて料率クラスで比べて見るだけで、どちらの保険料が安くなるかがわかります。

車が決まったら保険料について、比較見積もりを取って安い自動車保険を選びましょう。

車両保険が高い!無駄!という人には?

車両保険には、オールリスクカバーの「一般車両保険」の他に、補償範囲を絞った「エコノミー車両保険」があります。

このエコノミー車両保険で削られる補償の範囲は「自損の単独事故」と「相手がわからない当て逃げ事故」です。

おおむね大事故につながるのは、自損の単独事故ですが「無理、無茶、ムラ」の無い運転を心がけていれば、多くの自損事故は発生率を下げることができます。したがって、安全運転に努めるパッソのオーナーならエコノミー車両保険という選択肢もあるでしょう。

ちなみにエコノミー車両保険は、一般車両保険に対して3割から4割近く安くなりますが、トヨタ パッソの所有者が心配な、もらい事故や盗難、台風など風水災に関する損害は、エコノミー車両保険も補償の対象なので安心です。

また、車両保険を無しで基本契約のみという選択もありますが、割引の進んでいる人なら車両保険の負担額は、月当たり千円程度です。あまりに保険料コストを絞り、万一の際のリスクを拡大することはおすすめできません。

トヨタパッソは、コンパクトな車ですが予防安全装備が充実したことからも、フロント部分に多くのセンサーや制御装置が設置されており、事故時の修理費用は決して安くありません。

様々なトラブルを回避するためにも、最低限エコノミー車両保険の加入を検討して下さい。

車両保険や基本補償の保険料については、各損保WEBサイトに設置された「見積もりシミュレーター」や「自動車保険一括見積もり」を利用すればかんたんにわかります。

パッソに必須の補償とおすすめの自動車保険

新型パッソは、ダイハツ自動車が開発した、定評のある3気筒1Lガソリンエンジンと伝達効率の良いCVTにより、エコノミーで快適な走りが楽しめます。

排気量にして1,000cc以下のパッソは、現在人気の軽自動車との比較が多いと思いますが、軽自動車と比べて車体のサイズ制限が小型乗用車枠(5・7ナンバー)になるため、衝突安全性能において格段に優れています。

動力性能は、軽自動車のターボ付きと同等以上の出力・トルクをそなえており、実走行においての余裕は、パッソの方が1枚上手といっても良いでしょう。

また、価格や任意保険料について大きな差は無く、高価格化が進む軽自動車と比べればむしろ安く感じる部分もあることでしょう。

パッソは、デザイン面においても軽自動車と比べて車体サイズのバランスが良く、無理のないパッケージも所有者が満足できるポイントです。

以前は「女性向けの車」というイメージが作られていたパッソですが、現行モデルになってからは、デザインも変わり安全性能の向上も相まって、女性に限らずビギナーから高齢者ドライバー、もちろんベテランドライバーにもおすすめの1台に仕上がっています。

パッソの必須補償

いつでも愛車のパッソの運転を楽しめるよう、自動車保険は、各グレード共に次のような補償内容で加入しておくと安心です。

対人賠償保険:無制限
対物賠償保険:無制限
人身傷害補償:3000~5000万円
搭乗者傷害補償:0~1000万円
車両保険:車両価格+消費税+オプション価格(価格協定範囲内の適正な価格で設定)

各グレードで補償内容に差をつける必要があるのは、車両保険金額です。それ以外の補償内容について基本的に差をつける必要はありません。

対人対物賠償

対人賠償保険は、運転者の過失による事故でケガをした人、車や自転車、家屋、路側の施設や建造物など他人の財物を損壊、破損させた際、相手への補償となる保険なので不足が無いように「無制限」とするのが一般的です。

現在の個人向け自動車保険の多くは、対人賠償無制限となっており、対物賠償も無制限を自動セット(任意選択も可)としているところが増えました。

搭乗者補償

搭乗者への補償は、人身傷害補償をメインに不足を搭乗者傷害補償で補うようにしましょう。

通常は、人身傷害補償のみで十分と考えられますが、死亡時の逸失利益などが低く見積もられてしまう、高齢者や無職の人が運転したり、乗せたりする機会が多い場合、搭乗者傷害の定額補償を追加することをおすすめします。

車両保険

車両保険の保険金額は、購入価格を元にWEB見積もりシミュレーターに提示される標準価額の範囲内で設定します。

トヨタ パッソのようなコンパクトカーの場合、実際の購入価格と自動車保険見積もりシミュレーターの表示価格と大きく差が開くこともあります。

車両保険金額は、多ければ無駄な保険料を払うことになりますし、全損時の保険金支払いの際に「実態と異なる」ことから、保険会社が難色を示すことがあります。(車両保険金額は実損害のてん補が基本)

また、保険金額が足りない場合、保険金が不足となり損害を補てんできないことも考えられます。見積もり時の保険金額の過不足は、シミュレーター上で任意入力し調整しましょう。

もちろん購入先ディーラーや専業代理店にて保険加入するなら間違いは無いと思いますが、自分でダイレクト自動車保険に加入する際は、保険金額の設定に注意して下さい。

なお自動車ローンを利用しているなら、支払い期間中だけは車両保険を付けておくことを強くおすすめします。できればフルカバータイプの一般車両保険に加入しましょう。

先ほどから、車両保険付保のおすすめばかりで「縁起でもない!」と、お叱りを受けそうですが、万一全損事故を起こした場合に車両保険に入っていなければ、ローンだけが残ってしまうからです。

皆さんの記憶にも新しい、2018年の西日本各地を襲った台風や豪雨による災害による損害では、車両保険が付いていた車は、ほとんどが保険金支払い対象となり保険金が支払われています。

また、パッソは、コンパクトカーとはいえ安全装備が充実した車です。予防安全システムのセンサーや制御装置や、衝突時の乗員保護の装置が数多く搭載されたことにより、事故時の修理費用も予想を超えた額になるので車両保険を付ける方が賢明です。

その他の特約

弁護士費用特約

もらい事故などにより被害者となった場合、賠償請求など、相手との交渉を弁護士に依頼する費用を、最大300万円まで補償する特約です。

新価特約

新車登録から一定期間付帯可能な特約です。大きな事故により修理見積もりが車両保険金額の50%を超える場合、新たな車の買替費用として、全損と同じように保険金額を上限に保険金が支払われる特約です。

新車のパッソを大破した場合でも「新価特約」を付けておけば、修理費が保険金額の50%以上かかる場合、買い替えの費用保険金として支払われるので安心です。

通常、修理費が車両金額の50%を超えるような事故の場合、車体の骨格部にまで事故の影響が及ぶので、見た目は完全に修理をしてもその車は「修復歴あり」と見なされ、その後の価値を著しく損なうことにもなります。

またそのような車に乗り続けることも苦痛ですから、車両保険に新価特約が付帯できる間は付けておくとより安心です。

【保存版2016】ダイレクト自動車保険9社の特約一覧(補償種類別)

イーデザイン損保のおすすめ理由

パッソおすすめの自動車保険として今回は、保険料が安くても事故対応に強い「イーデザイン損保」を選びました。

イーデザイン損保は、国内有数のメガ損保であり損害保険の名門「東京海上日動火災」を中心とする「東京海上グループ」に属する自動車保険の通販(ダイレクト)に特化した損害保険会社です。

ダイレクト自動車保険の会社としては、歴史も浅く規模も小さいイーデザイン損保ですが、保険料価格は業界でも屈指の低価格水準となっており、事故対応もグループ企業の「東京海上日動火災」のサービス網を利用して、リーズナブルな保険料と高い事故対応力を両立しています。

最大の特徴は、ダイレクト自動車保険の新参ながらネットを中心とした通販など合理化を追求し、各年齢層の保険料がライバル他社よりも安くなっています。

したがって若い初心者ドライバーからベテランの高齢者ドライバーにいたるまで、リーズナブルな保険料が魅力です。

また、契約から2年目以降の継続契約者には、イーデザイン損保独自の継続割引や無事故割引制度も用意されており、優良ドライバーならさらに保険料が安くなることも期待できます。

また、2017年より導入された「セコム事故現場急行サービス」では、事故現場にいち早くかけつけ契約者を直接サポートするなど、非常時に頼りになるサービスが提供されています。

トヨタ パッソを選ぶ人は、トヨタのディーラー代理店、または専業の保険代理店にて自動車保険に加入する方も多いと思います。

しかしダイレクト自動車保険のイーデザイン損保なら、頼れる「東京海上グループの事故対応」を格安の保険料で契約できます。他のダイレクト損保を含めて一度検討してみてはいかがでしょうか?

パッソの購入時や現契約の更新時、手続前に参考でも見積もりを取り補償内容や保険料を比較してみることをおすすめします。

イーデザイン損保自動車保険の評判|安い保険料と高い事故対応力3つの理由

トヨタ パッソの自動車保険|3つの補償追加プラン[2018年12月更新]

自動車保険は、特約の追加により補償のアップグレードができます。

対人対物賠償保険の補償を多くの人が「無制限」とする中で、近年注目されている「自分と家族を守るため」の補償と、車を確実に守れる車両保険について、補償アップの具体例を挙げて解説いたします。

今回の見積もり例では「パッソ」を選ぶ「35歳のドライバー」を例に、特約を追加した場合の内容を比較してみました。

特約補償を追加した場合の見積もりは、それぞれプラン「A・B・C」の3パターンにてご紹介します。

なお、特約追加の内容は、パッソに乗るすべてのユーザーを対象におすすめできます。購入を検討している車に置き換え、保険料の目安としてご覧下さい。

トヨタ パッソ MODA(M700A)自動車保険 特約追加プラン

(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)

プランA:車両保険の充実プラン

プランAでは、新価特約と車両全損時諸費用特約、さらに1回目の免責金額を0円とし、事故修理時の代車費用補償も付けました。割引が進んでいる人が事故に遭った際、車両保険を使いやすいように設定しました。

新価特約は、大きな事故で車両保険を使うときに、修理見積もりが保険金額の50%を超えるような場合には、車両保険金額を上限として新車の再購入費用が補償される、新車時にはぜひ付けておきたい特約です。

また車両全損時諸費用特約では、全損支払い時に車を再調達する際にかかる諸費用をカバーできるようにした特約です。

また自動車を日常の足として使っている人は、事故により修理中パッソが使えなくなることはとても不便になるでしょう。

そこで事故による修理期間中は、レンタカーのよる代車費用が補償されるようにして普段の足が無くなる不便が無いよう「事故代車費用補償」も追加しました。

4つの補償を追加拡張する車両保険の充実プランは、年間26,580円です。保険料の追加費用は、5,000円となり月当たりわずか420円ほどです。

パッソの新車購入時には、「新価特約」をプラスした車両保険の充実プランで車両保険を強化しましょう。

プランB:家族向き補償拡張プラン

このプランBでは、「人身傷害補償の拡大と搭乗者傷害の追加」により、パッソの同乗者への補償をより手厚くした内容です。

搭乗者への基本補償は、実損害をほぼフルカバー可能な「人身傷害保険」の補償額を最大2億円(※1)まで拡大し、さらに、契約車両への搭乗中のみならず、他の自動車への搭乗中や他車との衝突事故など、補償範囲を拡張して家族の危険に備えています。

「搭乗者傷害保険」の追加加入により、搭乗者全員に定額補償が得られるようにもしました。

搭乗者傷害補償の追加をおすすめしたい人は、パッソに「高齢者、主婦、無職の人」を乗せる、または該当者が運転する機会がある場合が対象です。

理由は、高齢者・主婦・無職の人など、低所得・所得が無い人の場合、損害発生時点での収入が低く見なされることから、実損払いの「人身傷害保険」では、死亡補償や後遺障害時に「逸失利益損害」の補償が不足する可能性があるからです。

そのような場合に備え、死亡・後遺障害保険金を定額で補償する「搭乗者傷害補償」を特約追加しておけば、補償不足を補うことが可能になります。

なお「搭乗者傷害補償」は、自分や家族はもとより家族以外の友人・知人を乗せる機会の多い人にもおすすめです。

また「身の回り品補償」により、車両保険のお支払い対象となる事故に伴い、契約車両の室内やトランクなどに積まれた個人所有の身の回り品に関して損害が生じた際、30万円を上限に保険金が支払われます。(免責3千円)

プランBは、基本的な一般車両保険付きの保険料(21,580円)と比べて、わずか3,410円アップの24,990円です。一か月あたり290円ほどの追加負担で車内外の自動車事故などから家族をワイドに補償します。

※1:人身傷害補償の最高金額は、死亡・後遺障害時にてん補される実損害額の補償です。一律定額補償ではないのでご注意下さい。

プランC:車両保険の充実プラン+家族向き補償拡張プラン

プランCは、新車のパッソを毎日の足として活用し、大切な家族を持つ優良ドライバーにおすすめするプランです。

内容は、プランAとBをセットした内容ですから、ほとんどのトラブルを補償可能になります。

プランCは、基本的な一般車両保険付きの保険料(21,580円)と比べて、年間8,410円アップの29,990円です。一か月あたり700円の追加負担で様々な事故から家族と車を守ります。

3つのプラン比較では?

各補償の範囲を拡張し、様々な事故の際にも対応できるおすすめのプランは「C」です。

このようにリスクに合わせて特約を上手に追加すれば、イザというときに使いやすく安心な補償内容にグレードアップできます。自動車保険見直しの際に一度検討してみてはいかがでしょうか?

なお保険会社ごとに用意される特約の内容は異なります。イーデザイン損保には無い「自転車事故補償、個人賠償責任保険」など、日常生活のリスクをカバーできる自動車保険もあるので、保険料は元より補償の違いも比較して、あなたにフィットする補償を見つけましょう。

現在、代理店型の自動車保険に加入している場合、ダイレクト自動車保険に乗りかえるなら補償内容をアップしながら保険料をも大幅に抑えることが可能です。

自分で保険会社ホームページから見積もりを集めて比較することもできますが、複数の損保から見積もりを一度の作業で集められる「一括見積もり比較」を利用する方が早くて便利なのでおすすめします。

自動車購入時は、保険見直しのチャンスです。安易に代理店に任せきりっで継続することなく、自分で理解して補償特約を選びましょう。

軽より安心!パッソの安全性能を検証考察!

自動車保険以上に重要ともいえる車の安全性能、トヨタパッソは、JNCAPの厳しい衝突安全テストでファイブスターを獲得するなど、優れた安全性能を持ったコンパクトカーです。

今回のマイナーチェンジでは、予防安全システム「スマアシ3」のバージョンアップにより、安全性能が高まりました。

今回バージョンアップした標準搭載された(一部グレードを除く)「スマアシ3」には、対歩行者も含めた衝突回避支援ブレーキシステムになりました。

また、衝突警報機能、車線逸脱警報機能、前後どちらの方向にも対応した誤発信抑制制御機能、先行車発進お知らせ機能、オートハイビームなど、一般的な予防安全システムがすべて網羅されています。

なおパッソは、国が推奨する交通事故防止対策において「セーフティ・サポートカーS:ワイド」に適合しています。初心者、女性、高齢者を含む全てのドライバーの安全運転を、しっかりサポートしてくれるでしょう。

しかし、もっとも気になるのは、実際の事故に遭ったとき搭乗者に直接影響する衝突安全性能です。

この項では、パッソの安全性能について、日本のテスト機関にて行われた衝突安全試験の評価について、動画を交えて考察してみます。

これからパッソの購入を検討している人は、安全性能試験の評価も考慮して検討してみてはいかがでしょうか?

トヨタ パッソの衝突安全性能アセスメントは?

独立行政法人「自動車事故対策機構(NASVA)」による試験機関「JNCAP」にて公表されている、「パッソ」の衝突安全性能試験の評価を、衝突試験の動画を交えて見て参りましょう。

(映像には、衝突試験の衝突映像と大きな音から始まるので、心臓の弱い方、自動車事故映像などに弱い方は、消音にするなど十分に気を付けてご覧下さい)

はじめにフルラップ前面衝突試験では、時速55㎞の速度からバリアに衝突しています。

トヨタ パッソ:フルラップ前面衝突テスト2016

続いて車体前面からの部分衝突を再現したオフセットテストでは、対向車や路側帯の障害物などとの衝突を想定し、アルミハニカムに時速64㎞で運転席側全面の一部分(40%)を衝突させます。

車体全体の変形によるダメージ、エアバッグの展開状態などを観察し、乗員保護性能を確認します。

トヨタパッソ:オフセット前面衝突テスト 2016

側面衝突試験では、サイドカーテンエアバッグ付き(SCA付)と無し、2つの動画を見比べて下さい。

側面からの衝突試験では実車との衝突を想定し、アルミハニカムで全面部分を覆った950㎏の台車を停車している車の横方向から、時速55㎞で衝突させています。

サイドエアバッグとカーテンエアバッグの有無により、搭乗者の頭部へのダメージに大きな差が生じることは、映像を見れば明らかです。

トヨタ パッソ:運転席側 側面衝突テスト 2016(SCA無し)

トヨタ パッソ:運転席側 側面衝突テスト 2016(SCA付)

SCA付と無しの違いにより乗員保護性能の評価は、10ポイント以上もの差が開き、総合評価が以下のようになりました。

トヨタ パッソ(SCA付)
総合 179.2点(☆☆☆☆☆:ファイブスター)
トヨタ パッソ(SCA無し)
総合 168.5点(☆☆☆☆ :フォースター)

パッソの衝突安全性能まとめ

全体的に見ると、サイドエアバッグ、カーテンエアバッグなど、安全装備の有無で乗員保護性能に大きな差が生じることが良くわかる結果になりました。

特にコンパクトカーのパッソには、少し厳しい試験内容ですが、それでもファイブスターを獲得しているのは、大いに評価できる結果といえるでしょう。

ちなみにライバルとなる軽自動車では、唯一「ホンダ N-WGN」が178.8点(☆☆☆☆☆:ファイブスター)を獲得しておりますが、それ以外は軒並み140~150点台の評価となり、スリースターからフォースター評価です。

ほぼ同じ予算で安全性能に注目するなら、パッソの方が安心といえるかもしれません。

パッソ所有者が注目したい!その他の自動車保険

自動車保険は、毎年更新される掛け捨て保険です! だからこそ必要補償を絞って可能な限り安く契約することが賢い選択といえます。

これからの自動車保険選びでは、代理店や保険会社任せにすることなく、契約者自身が保険会社ごとの異なるサービスや保険料の差を自分で比較して確認することが賢明な方法です。

そこで、パッソの所有者に検討してほしい特徴のある保険会社をご紹介します。あなたの使い方に合った自動車保険を選ぶための参考にして下さい。

比較ランキングの順位が高い保険会社はどこ?

自動車保険のランキングには、保険料・事故対応力・補償内容・ロードサービスなど、様々な項目のランキングがあり、また、総合的なランキングもバランスの良い保険会社を知る手掛かりとなります。

ランキングや保険会社の比較については、別の記事で詳しく解説しておりますので、そちらを参考にご覧下さい。

自動車保険18社のおすすめ比較ランキング|安い保険料と事故対応が良い損保を徹底調査

「現場急行サービス」のあるダイレクト自動車保険は?

どんなベテランドライバーでも、ひとたび事故に巻き込まれれば大なり小なり動揺することに違いありません。それが、初心者ドライバーや女性ドライバー、高齢者ドライバーなら、なおさらのことです。

そこで、いくつかのダイレクト損保は、サービスの拡充をはかるために2016年、2017年に相次いで「現場急行サービス」を導入しました。

2017年末時点で「セコム」の緊急対処員が現場急行してくれるのは、セコム損保、ソニー損保、イーデザイン損保が追加になりました。

また、ほぼ同じ内容で「ALSOK」の緊急対処員による「現場かけつけサービス」の提供を開始したのは、セゾン自動車火災保険「おとなの自動車保険」です。

「おとなの自動車保険」の場合、つながるボタンとアプリによる事故時の緊急通報サービスとの連動による積極的なサービス運用が行われており、より安心です。

車両地震特約が付けられる車両保険は?

現在、車両保険に付けられる地震特約には2つの種類があります。

大手中堅の代理店型損保と外資系ダイレクト損保2社が取り扱う、「地震等による車両全損一時金特約(50万円)」と、楽天損保(旧朝日火災)、チャブ保険が取り扱っている「分損補償あり・全損時満額補償の車両地震特約」の2種類です。

この特約の違いですが、前者は、全損時のみ保険適用となりますが最大50万円までしか支払われません。後者の補償は、通常の車両保険補償とほぼ同様で、分損の修理補償から全損時には、保険金額まで補償されます。

当然に保険料負担がちがってきますが、大きな地震が予想されている地域なら、楽天損保、チャブ保険の「分損補償あり・全損時満額補償の車両地震特約」がベストチョイスです。

問題点は、どちらの保険会社も小規模な代理店型損保なので、身近で加入できる代理店を見つけることが難しい点です。しかし、どちらの損保も「一括見積もり比較サイト」から、見積もり代理店の紹介、加入が可能なので、実際の保険料見積もりを見ながら検討することができます。

地震の被害が予想されている地域にお住いの人は、次回更新時に検討してみてはいかがでしょうか?

地震保険付きの自動車保険は必要?取り扱い11社で安い損保は?

エコノミー車両保険でも「あて逃げ補償が可能な自動車保険」がある?

意外と知られていないのですが「日新火災」のエコノミー車両保険なら当て逃げ補償が可能です。

日新火災は、中堅規模の代理店型損保ですが、東京海上ホールディングスに属しながらも独立して運営を続けている、事故対応に定評のある保険会社です。

保険会社の規模からか、あまり代理店を見かけませんが「一括見積もり比較サイト」から、見積もりと代理店の紹介、加入ができるので、実際の保険料見積もりを見ながら検討することができます。

日新火災自動車保険の評判|CSランキングとあて逃げ対応のエコノミー車両保険とは?

もらい事故対応!「車両無過失事故に関する特約」付きの車両保険

この特約は、相手方の追突などによる「100%無過失のもらい事故」の際に、翌年の等級に影響せずに自分の車両保険を使える特約です。保険会社により、自動付帯と任意付帯の違いがあります。

「車両無過失事故に関する特約」とは、100%無過失の事故で被害者となった場合に限り、相手との交渉結果を待たず「自分の車両保険で修理をしても翌年等級ダウンすることない」という、もらい事故の対策に有効な特約です

つまり、100%もらい事故なら等級ダウンを気にせず自分の車両保険を使えるので、煩わしい事故の相手に賠償請求を行い、支払いを待つ必要もありません。

もちろん、相手方の保険会社がスムーズに手続きしてくれるならその限りではありませんが、相手が任意保険に入っていない「無保険車」など一癖も二癖もありそうな場合、自分の車両保険でリカバーが可能です。

相手が100%悪い事故で、賠償手続きをしっかり進めない非常識な人も世の中にはたくさんいます。パッソの所有者なら「面倒な相手と関わらずに修理ができる」ということも大きな安心になるはずです。

したがって新車購入する「新型パッソ」の場合、「車両無過失事故に関する特約」がセットされている車両保険を選ぶことが、最善のもらい事故対策になるでしょう。

一般的に代理店型損保では各社この特約を備えていますが、ダイレクト自動車保険では次の4社の車両保険にのみ自動付帯されます。

イーデザイン損保
セゾン自動車火災「おとなの自動車保険」
そんぽ24
セコム損保

ちなみに代理店型損保では、自動付帯と任意付帯の違いがあるので、契約手続きの際に必ず確認しましょう。

なお、もらい事故の際には「弁護士費用特約」を使用して、弁護士を雇い入れて相手から賠償金を回収する方法が一般的となっており、ソニー損保やSBI損保では、その方法を薦めていますが、対物賠償保険にも加入していない輩から賠償金を回収するのにはそれなりに時間がかかります。

つまり、相手が無保険の車の場合や大きな事故の際は、賠償金の回収に時間がかかりすぎるという欠点をカバーするために、「車両無過失事故に関する特約」が付いた車両保険に加入することがもっとも適切な方法といえるでしょう。

したがって「車両無過失事故に関する特約」と「弁護士費用補償特約」をセットに加入しておけば、イザというときでも車両保険を不安無く使えるのでより安心ですね。

【保存版2016】ダイレクト自動車保険9社の特約一覧(補償種類別)

パッソで21歳新規加入!安い自動車保険は? [2018年12月更新]

若い初心者ドライバーの場合、保険料が大きな負担になります。

パッソを選ぶ人は、低価格で充実した装備内容から、初心者のドライバーが初めて乗る車として検討する人もいるでしょう。

この項では、今回ご紹介した「イーデザイン損保」と比較するため、次の自動車保険2社と比較検討してみます。

人気ナンバー1の通販型ダイレクト自動車保険「ソニー損保」、
一般的なトヨタディーラーで取り扱いの代理店型自動車保険「あいおいニッセイ同和損保」

保険加入の前提条件は、21歳の人がパッソを購入し「はじめて自動車保険に入る場合」の見積もりを比較してみました。

21歳の初心者ドライバー「パッソ」の保険料3社比較

(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)

表だけでは、あまりピンと来ない保険料差額ですが、代理店型と通販型商品の保険料の違いは、グラフで見るとかなりの差が見て取れます。

イーデザイン損保とあいおいニッセイ同和損保の保険料差額は、車両保険なしの契約でも26,360円もの開きがあり、車両保険を付けると37,110円となり、かなりの保険料差が生じるとわかりました。

掛け捨てとなる確率が高い自動車保険の場合、この保険料差額は注目すべきポイントです。

また、微妙な違いですが、通販型ダイレクト自動車保険でも、車両保険の有無によって多少差が広がることがわかりました。

なお保険料は、この3社だけに限らず各社異なるので、可能な限り多くの保険会社から見積もりを集めて、比べて見ることが賢明な保険の選び方になります。

しかし、主だった自動車保険会社は20社近くあり、見積もりを集めるだけでかなり大変です。特に初心者ドライバーなら専門用語だけでも「ちんぷんかんぷん」になるはずです。

ところが今は、ネット上に「自動車保険の一括見積もり比較」、という便利なサービスがあり、不慣れな人でも10分程度の時間で1回入力すれば、ほぼ同じ条件で揃えた損保各社の自動車保険見積もりを一度に集められます。

パッソの自動車保険加入の際にはぜひ試してみて、安くて良い自動車保険を見つけて下さい。

被保険者と補償の基本設定

見積もり試算日:2018年12月1日
保険期間:2019年1月10日から1年間
損害保険会社:イーデザイン損保 他

被保険車両:トヨタ パッソ
車種:X Gパッケージ、モーダGパッケージ
型式:M700A、M710A、

用途・車種:自家用小型乗用車
初度登録年月:2018年(平成30年)11月

年齢:被保険者ごとに設定
居住地(登録地):東京都

適用ノンフリート等級:
20歳の試算では8等級(-40%)
21歳の試算では9等級(-43%)
26歳の試算では14等級(-50%)
30歳の試算では16等級(-52%)
35歳、40歳、50歳~69歳、70歳の試算では20等級(-63%)

前年事故の件数:0件
前年事故あり係数:0年

年齢条件:
20歳は「年齢を問わず補償」
21歳は「21歳以上を補償」
26歳は「26歳以上を補償」
30歳、35歳、40歳、50歳~69歳、70歳は「30歳以上を補償」

運転者限定:被保険者本人のみ

運転免許証カラー:
20歳は「グリーン」
21歳、26歳は「ブルー」
30歳、35歳、40歳、50歳~69歳、70歳は「ゴールド」

使用目的:日常生活・レジャー
年間走行距離区分:3,000㎞~5,000km

対人賠償(基本補償):無制限
対物賠償(基本補償):無制
人身傷害(基本補償):3000万円(契約車両に搭乗中のみ補償)

車両保険価額:車種・型式ごとに設定(表を参照)
(免責:1回目5万円-2回目以降10万円)

特約:
対物超過修理費用補償特約、
他車運転危険補償特約、
弁護士費用等補償特約、
車両無過失事故に関する特約、

サービス:
示談代行サービス
ロードサービス
提携修理工場サービス

割引:
インターネット、早期契約、証券不発行、新車、ゴールド免許(該当条件のみ)、
ASV(自動ブレーキ搭載車のみ適用)

保険料試算に際し、設定条件や補償内容の諸条件を可能な限り同じにしておりますが、保険会社によって補償や限定範囲の違いなどがあります。若干の差異については予めご了承下さい。


  関連記事