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セコム損保自動車保険の評判|口コミ「盗難事故対応に強い」は真実か?


あなたの加入するダイレクト自動車保険に「現場急行サービス」は付いていますか?

2017年、ようやく「現場急行サービス」がダイレクト自動車保険の付随サービスとして、一般化しつつあります。保険料も一応に安くなり、ロードサービスも各社が提供するようになった今、注目されているのが「現場急行サービス」です。

この「現場急行サービス」を、約20年前の1998年より提供し続けてきたのが、セコム損保の自動車保険です。現場急行サービスを人気のダイレクト各社が採用するに連れ、サービスの開祖セコム損保にも注目が集まっています。

2017年11月現在、警備会社の「現場急行サービス」を提供するダイレクト損保は、セコム損保、セゾン自動車火災保険、ソニー損保、イーデザイン損保の4社ですが、今後多くのユーザーが現場急行サービスの有無を選択条件の1つとして検討することでしょう。

現場急行サービスの老舗、セコム損保は、既に多くの現場急行サービスについて実績を重ねています。 そして一部口コミでは、「盗難事故対応に強い」といった評判も広がっていますが、なぜか、毎年の顧客満足度調査においてセコム損保の名前を見ることはありません。

はたして「セコム損保は盗難事故対応に強い」とする評判は、口コミどおり真実なのでしょうか?

実態があまり知られていない少しマイナーなセコム損保について、代理店損保とダイレクト損保の良さを併せ持った、事故対応の真実と優れた商品についてご案内します。

この記事では、セコム損保が提供する独自のサービスと自動車保険の特徴をご案内するとともに、顧客満足度調査の評価結果と過去3年間の業績内容から顧客サービスへの影響を、独自の視点で考察しています。

また、セコム損保の保険料は、ダイレクトとしては少し高いといわれていますが、本当のところはどうなのか? 40代50代の保険料が安くなるとCMでおなじみの「おとなの自動車保険」、セゾン自動車火災保険と見積もり比較をして検証してみました。

セコム損保の自動車保険を知ってる?

自動車保険ランキングなどでは、あまり見ないセコム損保ですが、ネットの口コミでは事故対応など評判も上々の保険会社です。

ルーツは独立系中堅損保の東洋火災

セコム損保は、ルーツをたどると代理店型損保の老舗、旧東洋火災(1950年2月設立)が前身です。

東京発の中堅損保として、積立型の火災保険などを得意とする保険会社で、昭和の時代から新商品の開発力で、大手のライバル損保からも一目置かれていた損害保険会社でした。

セコム損保に生まれ変わる

警備ニーズとともに火災保険、自動車保険、動産保険などをリスクマネジメントのサービスとして、一体で提案したいセコム株式会社による資本参加を受け、セコム損保として、生まれ変わりました。

代理店型損保としてのセコム損保、そしてダイレクト型の顔を持った、ネット申し込み完結型の自動車保険や火災保険を直販するセコム損保があります。

近年は、インターネットを通じた販売を強化しながら、代理店型損保として企業へのサポートまで行う、セコムの保険会社としてグループの一翼を担っています。

後の項目で解説してまいりますが、特約にも特徴があり、車両保険の盗難時追跡費用等の支払いなど、グループ企業のセコムの商品「ココセコム:位置情報サービス」と連動した補償で、盗難事故への対応にも強い保険会社になっています。

昨今、ダイレクト各社で採用が拡大している「現場急行サービス」などは、既に20年ほど前からサービス提供するなど、数ある損害保険会社の中では、商品、サービスともに優れた特徴のある損保の一つといえるでしょう。

顧客満足度調査ランキングで見るセコム損保の評判

顧客満足度調査の結果から、セコム損保の名前をあまり見ることはできません。 自動車保険契約の顧客数が他社と比べて少ないためか、有効なサンプル数が集まらないようです。

しかし、2017年の顧客満足度調査のいくつかには、セコム損保もランクインしていましたので、少ないデータですが考察してみましょう

J.D. パワー アジア・パシフィック(以下:J.D.パワー)の顧客満足度調査(2017)

契約者満足度「ダイレクト部門」:7位
事故対応満足度「ダイレクト部門」:サンプル規定数以下のため未評価
新規加入者満足度「ダイレクト部門」:サンプル規定数以下のため未評価

J.D.パワーのCS調査では、総合的な顧客満足度をはかる、「契約者満足度調査」において、ダイレクト部門で第7位にランクインしています。 残念ながらそれ以外の2つの調査は、規定サンプル数99件以上に達しなかったため未評価になっています。

契約者満足度調査の結果について、代理店型損保も含めたポイントで見た総合的な順位、項目ごとの評価についてなど、詳しく見てみましょう。

顧客満足度ランキングの評価点は、各項目に割り振られ1000ポイント満点中何点獲得したかでランキングされます。

セコム損保は、619ポイントを獲得し、ダイレクト損保中第7位となり、ダイレクト損保平均の636ポイントを大幅に下回る結果となっています。

しかし、一方の代理店型損保の各社ポイントを見てみると、第5位の損保ジャパン日本興亜が619ポイントと同点になっており、代理店型損保との比較では、平均の616ポイントを上回っており決して大きく劣っているわけではありません。

項目別評価の詳細を見ると、「顧客対応」、「事故対応/保険金支払」においては、アベレージレベルとなっています。 保険料や保険証券については、アベレージ以下の評価点となっていますが、代理店型損保全社と比べても十分に安く、いくつかのダイレクト損保よりも安い保険料です。

証券発行についての到着時期、内容のわかりやすさについてですが、証券発行をしない契約が主流の現在、この項目で一概に平均以下の評価と見るのは、ちょっと早計だと思います。

契約内容や契約手続きについても同様で、保険商品の補償内容や特約の充実度、契約時の見積もりや手続きのわかりやすさは、代理店型損保並みにそろっており他社と比べて大きく劣っていることはなく、この点において評価が平均以下になったのは少し疑問が残る評価でした。

オリコン日本CS顧客満足度調査(2016)(以下:オリコンCS)

「総合」、ランク外
項目別「加入/更新手続き」、ランク外
項目別「商品内容の充実度」、ランク外
項目別「保険料」、ランク外
項目別「事故対応」、ランク外
項目別「調査/認定結果」、ランク外
項目別「受取額・支払いスピード」、ランク外
項目別「サポートサービス」、ランク外

再利用意向の意識調査、ランク外

年代別「20代~30代」、ランク外
年代別「30代」、ランク外
年代別「40代」、ランク外
年代別「50代」、ランク外

ダイレクト損保満足度、第5位/9社中

比較的ダイレクト損保にひいき目な結果の出るオリコン日本CS調査ですが、ほぼ全項目でランク外となり、ダイレクト損保満足度においてのみ5位のランクインでした。

全てがランク外となっているからといって、だめな損保というわけではなく、これは単に規定のサンプル人数に達しなかったためと考えられます。

実際、ダイレクト損保満足度では中段の5位にランクインしていますが、実は1位のイーデザイン損保(75.69点)に対し、5位セコム損保(75.20点)となっており、ポイント差は、わずか0.49点の差です。

こうしてみると、顧客数が少ないため規程のサンプル数には達しないが、ダイレクト損保において概ね平均的な満足度が得られていると見てもいいでしょう。

価格.com 自動車保険満足度 2017

セコム損保は調査対象外となっており、評価が示されておりません。

当サイトでは、「価格.com CS」のかなり偏向した調査結果と評価を疑問視しておりますが、老舗の損害保険会社であるセコム損保を調査対象外とするところからも、調査に公平性がないことがうかがえます。

【参考記事】

価格コムの自動車保険ランキングは信じてはいけない!?

顧客満足度調査結果の総評

セコム損保は、ダイレクト損保に数えられていますが、元は国内中堅代理店損保だったことからも、商品に独自性があり、代理店型損保商品の良さを併せ持った特徴のある損保です。

顧客満足度調査を行なった各社の評価が得られなかったのは、セコム損保を対象にしたアンケートサンプル数が規定に達しないからです。

しかし、これは、セコム損保の営業努力が足りていない、と見ることもできるので、今後の顧客獲得努力のため、積極的な対応を期待したいところです。

ダイレクトは自社に甘い?セコム損保の苦情対応

セコム損保では、事故対応や顧客対応などのアンケート調査を行なっておらず、自社で顧客満足度をはかる方法として、お客様相談室への苦情内容と件数について実数を公表しています。

セコム損保の苦情は、損害調査SC、営業店舗や代理店などへの意見も本部に吸い上げられるようになっていますが、本社内の統括部門に直接電話で申し入れることも可能となっており、アンケートよりも直接的にとどきます。

ソニー損保にも似たようなシステムがありますが、このように直接に顧客の声が反映される部署を明確にしている損保では、概ね、既契約者の満足度は高くなります。

少なくとも、苦情を真摯にうかがおうとする姿勢は、今後のサービス向上につながると確信できます。

将来は大丈夫?セコム損保の過去3年間の業績をチェック!

セコム損保の顧客満足度の低下によるものか、この3年間、毎年の収入保険料(売上高に相当)もわずかながら下がっています。

他のダイレクト損保は、各社の差はありますが一様に増収しており、各社顧客対応の向上に取り組み積極的な販売姿勢が業績にも表れています。

まずは、過去3年間の業績について、自動車保険売上を表す「正味収入保険料」と保険金支払いの割合を示す「損害率」のデータを見てみましょう。

事業年度:収入保険料/損害率
2014年度:7,709百万円/48.0%
2015年度:7,765百万円/45.9%
2016年度:7,696百万円/48.1%

セコム損保は、元々、火災保険に強く代理店型損保としての運営もあることから、自動車保険の販売実績は、他のダイレクト損保の数字よりも小さくなっています。

それを証明するように、保険会社全体の損害率については、他社のそれよりも小さくロスが少なう保険会社と見ることができます。

しかし、2016年度は、自動車販売に活気が戻り、市況では、事業撤退したアメリカンホーム契約者が他社に更改契約が流出するなど、新規獲得のための販売条件は良かったのですが、セコム損保は、自動車保険の販売実績を伸ばすことができませんでした。

保険金支払いや将来は大丈夫?

セコム損保ですが「保険金支払いや将来は大丈夫?」という質問には、「まったく問題ありません」と回答できます。

保険金支払いのための責任準備金も多少の増減こそあり大幅に減る様子もなく、保険会社の支払余力を示すソルベンシーマージン比率も651.8%(2016年度)と、十分に安心できるレベルに保たれており、ダイレクト自動車保険No1のソニー損保の730.8%にもせまるレベルを保っています。

セコム損保は、現場急行サービスの開祖ともいえる損保であり、業界のパイオニアともいえる存在です。今後は、その優れた商品をもう少し消費者に伝える方法に力を注げば、より多くの契約者獲得に結びつくでしょう。

24時間安心の事故対応!現場急行サービス!

24時間365日、全国対応で現場急行サービスを提供する、セコム損保。
1998年のサービス開始以来、2016年3月末時点までは、唯一全国対応の緊急対処員急行サービスを提供していました。

2016年4月からは、セゾン自動車火災もALSOKの協力を得て同様のサービスが開始されました。 また、2017年に入って、ソニー損保、イーデザイン損保からセコムとの提携による、現場急行サービスがはじまりました。

現場急行サービスの内容

セコム損保の現場急行サービスには、「救急車の手配」、「警察への連絡」、「レッカー車、タクシーの手配」、「現場で困っていることの確認」、「事故現場の交通整理」などに対応していましたが、2017年11月より、以下の新たなサービスが提供されるようになり、より頼もしい内容になっています。

セコムの緊急対処員による、以下のサービスが現場サポートに追加されます。

「追突、出合頭、信号無視等の事故状況の確認」
「目撃者の氏名・連絡先の確認」
「相手方のケガや氏名・連絡先の確認」
「事故現場や事故車両の撮影」

既に2017年4月からの現場到着時間連絡の連絡サービスに加え、事故現場でより役立つサポートを具体的な形で示しており、他社の現場急行サービスよりも確かな安心感があります。

現場急行サービスをグループで対応

セコムの場合は、緊急対処員の現場急行サービスなどを、保険サービスの一環としてグループで提供している強みがあり、自動車保険ユーザーの事故発生時に被害の拡大を防ぐために、セコムの緊急対処員による急行サービスが生きてきます。

セコムグループは、保険と警備を一体にすることで、より安心のサービスができるとして取り組んできている分、一日の長があるといえるでしょう。

セコム対ALSOK 違いは?

共に業界の1位2位とライバル社であり、契約者数なども3位以下を大きく引き離しています。

1位のセコム、2位のALSOKの2社で、現場急行サービスに影響すると考える差は、緊急時発信拠点の数といえるでしょう。 セコムは、全国で2800か所以上、対するALSOKは、2100か所以上としています。

拠点の数は、急行時に到着するまでの時間にも影響するので、事故発生時にはこうした差がサービスの差として現れるかもしれません。

盗難車両の追尾

その他にセコムの緊急対処員を使った補償の一環として、盗難時の追尾に伴い緊急対処員の急行を依頼することができます。
盗難車の追尾や現場急行には危険が伴うので、できればプロに任せたいところですね。

この車両保険と連動するサービスとなりますが、現場急行の費用等については車両保険から支払われ、盗難車両の引き取りやクリーニング費用も含まれます。

車両追尾は、ココセコムなどの位置情報発信装置を利用したサービスとなりますので、セコム損保ならではの独自サービスの一つになっています。

盗難数の多い車に乗っている人をはじめ、盗難リスクが高いと考えられるなら、セコム損保の自動車保険の加入と「ココセコム」の導入も検討してみてはいかがでしょうか?

【関連リンク】
お車への補償|自動車保険はセコム損保
※ページ中段からの盗難車両追尾費用、引取クリーニング費用に注目!

セコムが提供する位置情報サービス「ココセコム」のページ

セコム損保だけの優れた3つの特約

セコム損保の自動車保険を選ぶ人は、いまだに少数派のようですが、他社にない特約など補償内容の違いやメリットを知って加入すれば安心で断然お得です。

70歳以上不担保!豊富な年齢条件

セコム損保の安心マイカー保険には、35歳以上を補償とする年齢条件の契約に限り、70歳以上を補償しない、特別な年齢条件を追加することが可能になり、当然保険料もその分安くなります。

現在の高齢化社会では、70歳を超えるドライバーの事故が増加しており、高齢者の運転リスクが高いと見られています。 家族内に年齢条件に該当する高齢者ドライバーがいなければ、限定付帯すると保険料が安くなります。

逆にいうと高齢者ドライバーのいない35歳以上の契約は、保険会社にとってもっとも事故発生のリスクが少ない契約となるので、その分保険料を安くして契約者の保険料負担を軽減しようという、優良運転者の多いミドル層の契約者に向けた特約です。

こうした特別な年齢条件は、代理店型損保の顔を併せ持ったセコム損保ならではの特約といえるでしょう。

もらい事故でも安心!車両無過失事故特約

セコム損保の車両保険には、「車両無過失事故に関する特約」が自動セットされます。

この特約は、ダイレクト損保の商品に少ない優れた内容で、相手方100%過失のもらい事故の場合、自分の車両保険を使っても等級ダウンをしないという、優れた補償です。

現在のクルマ社会では、残念なことに任意保険と自動車共済を合わせても約9割の付保率です。
つまり、約10台に1台程度は、対物賠償保険未加入のクルマが走っているということ。

万一、こういうクルマから追突など一方的にぶつけられると、補償が受けられないことがあります。 もちろん、賠償義務は相手に発生しますが、保険にも入っていない人が誠実に賠償に対応してくれる確率は低いのが現状です。

一方的にぶつけられた上に、裁判を起こして相手から修理代の回収をはかるなんて、考えただけでも気が滅入ります。

このような事故の際に、この特約が付いていれば自分の車両保険で直ぐに修理することができて、翌年の等級に影響することはありません。

相手への求償は保険会社がやってくれるので、自分で相手から回収して修理代を返す必要もありません。 この特約、車両保険に自動付帯なのも嬉しいですね。

ちなみに、この特約を取扱うダイレクト損保は、セコム損保のほか、セゾン自動車火災保険、イーデザイン損保の2社も取り扱っています。

車両保険もセコム損保なら安心ですね。

対物賠償と車両保険の免責設定を賢く使って保険料を削減!

セコム損保なら保険加入の際、免責の付け方もひと工夫できます。

一般的な車両保険の免責だけではなく、対物賠償保険にも免責を設定できます。

免責は、実際の事故で自己負担になるのでやみくもに高くしてしまっては、保険の効果が下がってしまうので、付け方に注意が必要です。

一般的には、軽い事故で保険を使わずに修理する方が良い金額、つまり、翌年以降上がってしまう保険料と対比します。

しかし、その差額について厳密に計算することは難しいので、概ね5万円から10万円程度で設定します。

若い人で保険料が高いので割安にしたいという人は、高めに設定をして見積もりを見てみましょう。 最大で20万円の設定が可能です。(一般的に他社では、10万円までの設定)

若い人でも免責を20万円にすると、驚くほど車両保険の保険料は下がります。

しかし、翌年の等級ダウンを考慮すると、30万を超え50万円程度の修理費用にならないかぎり保険を使わない、という覚悟も必要になります。 ある程度の余力も必要になるので、よく考えて設定しましょう。

ちなみに車両保険の免責設定ができる金額は、0円、5万、7万、10万、15万、20万円です。

ローン残債が多いクルマの場合、免責を付けてでも車両保険を付けておけば、万一の全損事故(盗難を含む)で借金だけが残る、など悲惨な状況を防ぐことができますね。

また、対物賠償保険の免責も同様です。
少額の場合は、相手への賠償金を自己負担で支払う、余力を準備する必要がありますが、10万円程度でも預金をして、その分対物免責を設定すると、かなり保険が安くなります。

対物賠償の免責設定ができる金額は、3、5、10、20万円です。

しかし、いずれの場合も等級が進み割引の多い人の場合は、年間数千円の保険料をセーブするために免責を付けるのは、止めておいたほうが良いでしょう。

見積もり比較:セコム損保のほうが、セゾンおとなの自動車保険より安い?

基本補償が安い「セコム損保」の自動車保険の見積もりを、45歳の被保険者で試算します。

保険料は本当に安い?

まず、保険料比較は、ミドル層の保険料が安いと評判のセゾン自動車火災保険「おとなの自動車保険」と見積もり比較してみます。

被保険者とクルマの諸条件は以下のとおりです。

初度登録:平成29年11月
トヨタ プリウス(ZVW52)
適用等級:20等級
35歳以上を補償(セゾンは被保険者年齢)
日常・レジャー
走行距離制限なし(セゾンは5,000km以下)
被保険者本人と配偶者に限定
被保険者年齢 50歳
居住地 東京
※インターネット割引 早割 e証券 新車 可能な割引はすべて算入

対人賠償 無制限
対物賠償 無制限
人身傷害 3000万円
一般車両保険 385万円(免責0万円)

対物超過修理費用補償特約 50万円

見積もり比較の結果は?

【セコム損保の自動車保険】
一般車両付き:35,180円
エコノミー車両付き:22,090円
車両保険無し:11,220円
【セゾンおとなの自動車保険】
一般車両付き:29,700円
エコノミー車両付き:20,950円
車両保険無し:13,440円

(※ネット査定は、ネット割引が適用されて、お店よりも安くなるのでオススメです)

低価格のダイレクト自動車保険の中にあって「ちょっと高い」といわれているセコム損保ですが、こうして比べてみると実はそれほど高額というわけではありません。

さらにセコム損保の車両保険には、車両盗難時の追跡費用や引取費用、清掃費用なども自動付帯されるので、盗難被害が気になるプリウスのオーナーなら、一概に高いと思わないでしょう。

また、対人対物の賠償保険と人身傷害をセットにした基本契約では、同じ補償で2000円以上も安くなります。

なお、セコム損保は、ダイレクト損保で唯一の「走行距離制限のない自動車保険」という点も見逃せません。 年間走行距離が5,000kmを上回るという人は、現在の契約更新時に見積もり比較をして、保険料や特約、サービスを比べてみましょう。

自動車保険は見積もり額の単純比較だけではわからない側面もあり、ダイレクトでも複数社の見積もりを比較して検討するのが賢明な選び方です。

保険料の見積もり比較は、当サイトのトップページ中段以降の「自動車保険14社の一括見積もり比較」も参考にご覧下さい。

まとめ:セコム損保の優れている6つのポイント

セコム損保は代理店型損保としての補償も備えているため、一般のダイレクト自動車保険とは、かなり中身が違ってきます。

以下の、6つのポイントを考慮した上で、保険料をダイレクト商品と比べてみてください。かなり安いと感じられるはずです。

また、若い人の車両保険でも免責の設定次第では、他のダイレクト損保以上に安い保険を設計可能です。

① ダイレクト自動車保険唯一の走行距離制限なし
② 35歳以上補償なら、70歳以上を不担保にできる
③ 24時間365日、全国で現場急行サービスが受けられる
④ 無過失の被害事故なら等級ダウン無しで車両保険が使える
⑤ 車両保険と対物賠償の免責を細かく設定可能
⑥ 車両盗難時の追跡費用、引取費用、クリーニング費用の補償がある

セコム損保だけ、または、セコム損保以外に数社しか扱わないサービスや特約もあり、その補償内容が希望と合えば、ベストな保険になることに間違いありません。

特に車両保険は、代理店型の自動車保険にセコム独自のサービスを加えて作られた、他社にはない盗難事故対応に優れた自動車保険になっていることが大きな特徴です。

筆者個人の意見では、免責を上手に活用すれば「車両保険は高い!」 とあきらめている人も高額損害のリスクをカバーすることが可能になる、という点が優れたポイントとして挙げられます。

保険料は、被保険者や車、補償内容など条件が変われば必ず変化します。 自宅からできる手軽な見積もり比較を利用して、他社についても確認をしてから加入手続きを進めましょう。


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